野田佳彦「安倍晋三は、一瞬も油断できない手強い論客。確固とした政策論や哲学があった。迂闊な発言には一気呵成、切り込まれる」 [932029429]->画像>2枚

【安倍晋三元首相　三回忌】野田佳彦元首相、安倍氏には「自他共栄」の精神があった　もう一回勝負できないことが無念　今の政界、嘆かわしい思いで見ているのでは
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現職国会議員が亡くなると、他党の〝ライバル〟などが追悼演説を行う伝統がある。安倍晋三元首相をめぐっては、立憲民主党の野田佳彦元首相が追悼を引き受け、魂を込めた演説が与野党の共感を呼んだ。２０１２年、民主党・野田政権下で、野党・自民党総裁だった安倍氏との激しい党首討論が衆院解散・総選挙の契機になったのは記憶に新しい。好敵手不在を嘆く野田氏はいま、「残された者の使命」に思いをはせる。　

５月で６７歳になった。安倍晋三氏が亡くなられた時と同じ年齢だ。

私自身、「まだやるべき仕事がある。もっとできる」と強い意欲が湧いている。安倍氏も情熱をたぎらせ、若手に思いを伝え、ご家族との時間を充実させたかったに違いない。なおさら、無念をヒシヒシと感じる。

当選同期の安倍氏は、当時から「注目の新人」だった。叩（たた）き上げの自分との対比が、「光と影」のように感じた。２年前、追悼演説という大きなお役目を頂き、そんな思いにも触れた。そして、あっという間に三回忌を迎えた。

(略)
安倍氏は、本当に手強（てごわ）い論客だった。確固とした政策論、哲学があった。迂闊（うかつ）な発言には一気呵成（かせい）、切り込まれる。２０１２年の党首討論もそうだった。火花が散る、一瞬も油断できない緊張の連続だった。

今の政界を、安倍氏は嘆かわしい思いで見つめているのではないか。

先の国会では、自民党派閥の裏金問題が焦点だった。衆院政治倫理審査会が行われた部屋の壁には、奇（く）しくも、永年勤続記念の安倍氏の肖像画が掲げられ、成り行きを見守っていた。

安倍氏は生前、政治資金パーティー収入をキックバックする慣習の廃絶を指示したという。暗殺事件後、指示は覆されたことになる。岸田文雄首相をはじめ、政倫審に臨んだ方々は、安倍氏の前で、恥ずるところはなかったのか。

安倍氏は通算３１８８日、首相を務めた。２４時間３６５日、国民のため働いた気力と体力に敬服する。私も首相経験者として、その重圧と孤独は察するにあまりある。

安倍氏は「保守」をまとめ上げるような存在だった。

数字や根拠を踏まえた議論は一番大事だが、祖先が積み重ねてきた日本人としての価値観や倫理観も同じぐらい大切だ。安倍氏の信条は、そこに象徴されていた気がする。

ポピュリズムが台頭し、政治や社会は苛烈な「分断」の時代だ。伝統的な「保守」とは、そうした対立を乗り越え、互いの存在を認めるおおらかなものであるはずだ。

真剣勝負だからこそ、見えてくる相手の人間像というものがある。安倍氏には「自他共栄」の精神があった。思わず、クスリとさせられる優しさがあった。

トップ同士、激論を交わしたが、互いを尊重し、一致点を見出（いだ）そうと全身全霊を尽くせたのではないか。私自身はそう信じている。

安倍氏と、私の対峙（たいじ）への政治的評価は、歴史の法廷が下すものだ。だが、もう一回、勝負できないことが、重ねて無念だ。安倍氏にも、やり残したことがあまたあっただろう。

政策論を含め、国家観、大局観に立った政治を国民に示し、実現したい。それが、残されたわれわれに課された新たな「戦い」だと思う。
(略)

尊敬申し上げる消費増税の大先輩だもんなw

野田総理でよかったのに財務省陰謀論流してるデマ屋が足引っ張ったよね

買い被りすぎだろ

安倍の答弁の文字起こし見てもそれ言えるか？

こんなことで支持が広まるのかね

語録使いこなしそう

ここまでくるとカルトだろw

安倍信者のスシローや高市早苗でさえそんな事思ってないと思うぞ

そうなの？
のらりくらり変な事ばっかり言ってたイメージしかない

>>12
統一協会への絶対服従宣言だから、政界的には支持される

外交でその能力を発揮して欲しかったな
お金配ってただけだし

安倍「あーでもないこーでもない」
野田「よっしゃ解散だおらー」

民主党政権が終わった瞬間
手強い論客ｗ

与党を称賛する野党って
どこの世界にいるんだ？