
16日午後3時45分ごろ、大阪府和泉市の11階建て集合住宅の敷地内で、歩いていた小学生の女児らの近くにコンクリートブロック1個が落下した。けが人はいなかった。府警和泉署は同日夜、ブロックを投げ落としたとして、中学生の男子生徒(13)と小学生の男児(7)の2人を軽犯罪法違反(危険物投注)の非行内容で補導した。今後、児童相談所に通告する。
和泉署によると、2人は「ブロックを上から落として、割れるとどうなるか知りたかった」と話している。ブロックは女児らのわずか5メートルほど後ろに落ちたが、「誰もいないと思っていた」と説明しているという。
ブロックの大きさは縦27センチ、横10センチ、高さ9センチ。2人はブロック1個をエレベーターで最上階まで持ち運び、外階段から地上に投げ落としたという。エレベーターの防犯カメラの映像から2人の関与が浮上した。
https://mainichi.jp/articles/20220516/k00/00m/040/231000c