
長崎県警の26歳の男性警察官が長崎市浜町の路上で見ず知らずの女性に抱きついて胸を触り強引にキスをするなどした強制わいせつの疑いで逮捕・送検されました。
長崎署刑事1課の巡査長で長崎市小ケ倉町の西屋凌也容疑者(26)は、1月8日の午前2時16分から33分ごろまでの間、長崎市浜町の人気の少ない路上で市内の飲食店従業員の40代の女性に声を掛け、抱きついて胸を触り、強引にキスをするなど約15分間にわたって強制わいせつ行為をした疑いがもたれています。
女性はその日の午前、長崎署に被害届を出し、署が捜査を進めていたところ、今月4日、西屋容疑者が上司に犯行を申告し、緊急逮捕されました。
飲食店で数人で酒を飲んだあと1人で帰宅する途中の犯行で、「間違いありません」と容疑を認め、被害者や警察関係者らに申し訳ないと反省の態度をみせているということです。
西屋容疑者が勤める刑事1課は、強制わいせつ事件も担当する部署ですが、長崎県警は「西屋容疑者はこの事件の捜査には関与していなかった」としています。
長崎県警の橋本真和警務部長は「職員が逮捕されたことは大変遺憾であり、被害者及び県民の皆様にお詫び申し上げます。今後の捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e72ed744ccde3846e1405a55f4885dcd0433bf42