
新幹線車両基地、浸水対策で高台に移設を…国交省がJRに指示
12/24(火) 19:00配信 読売新聞オンライン
JR東日本の長野新幹線車両センター(長野市)が10月の台風19号で浸水したことを受け、国土交通省は24日、
新幹線を運行するJR5社に対し、車両基地を高い場所に移設するなどの対策を取るよう指示した。
国交省によると、全国28か所の新幹線車両基地などのうち、16か所が国や自治体のハザードマップの浸水想定
区域にある。このうち同センターを含む7か所では、想定される最大規模の雨で車両などに被害が出ることが確認された。
国交省はJR四国を除く5社に対し、施設に防水扉を設置するなどの具体的対策を検討し、来春までの報告を求めた。
台風19号では同センターにあったJR東とJR西日本の新幹線車両計10編成120車両が浸水。車両の被害額は
約150億円に上り、北陸新幹線が現在も減便運行を強いられるなどの影響が出た。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00050256-yom-soci