
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1072570635
anbk9_nqhobさん
日本陸軍の兵士のリュックサックに戦闘や生活に必要なものを全部いれると30kgになるというのはほんとうですか?
ベストアンサーに選ばれた回答
mantetutouさん
リュックサック(背嚢)の荷物だけでは30キロにはならないでしょう。
まず、小銃(4キロ) 銃剣(700グラム) 実包120発(2.8キロ)
革帯・弾薬ゴウ・負革・剣差などの皮具(約1キロ)
小銃手入れ具・予備部品・油缶(300グラム) 手榴弾2発(900グラム)
小エンピ(小型スコップ)(約1キロ) 鉄帽(1100グラム) 防毒面(1.5キロ)
偽装網(200グラム)
これで、13.5キログラムです。
後は、携帯用テント・ロープ・毛布・着替え・洗面具・手拭・飯盒・水筒
マッチ・包帯・小刀・方位磁石・時計・手帳・筆記具・地下足袋・その他私物
等に加え、2〜3日分の米や缶詰、粉味噌や粉醤油、塩を持ちます。
当時の1食分の米は2合でしたから12〜18合の米だけで2〜3キロになります。
又、身に付ける軍服 軍靴 巻き脚絆 背嚢 雑嚢などの重量も含めますと
持ち物・装具一式なら30キロにはなるでしょう。
だから 行軍の辛さに耐えかねて 持たされた実包を捨てたり
防毒面や鉄帽を捨てて作戦に行き、終了後の軍装検査時には
他の部隊から盗んで 員数を合わせる歴戦の部隊もあったと聞きます。