https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191219/k10012220271000.html
日ロ外相会談 平和条約交渉へ 日本漁船拿捕 けん制との見方も
2019年12月19日 4時12分北方領土
ロシアを訪れている茂木外務大臣は19日、外相会談で平和条約交渉を行います。外務省内には、ロシアによる日本漁船の拿捕(だほ)は交渉を前にした日本側へのけん制だという見方もあり、交渉進展の糸口を見いだせるかが焦点です。
日ロの平和条約交渉をめぐっては去年11月の首脳会談で、「平和条約締結後に歯舞群島と色丹島を引き渡す」とした1956年の日ソ共同宣言を基礎に交渉を加速することで合意しました。
しかしロシア側は北方領土について、アメリカ軍展開の可能性に対する懸念などを繰り返し、具体的な進展はみられていません。
茂木外務大臣は19日、モスクワでラブロフ外相と会談し、就任以来初めて、平和条約交渉の責任者として本格的な交渉を行います。
茂木大臣はラブロフ外相との個人的な信頼関係の構築を図り、双方が受け入れ可能な妥協点を探るため、建設的な議論を促すとともに、次の首脳会談の調整なども行いたい考えです。
一方、外務省内には17日に起きた、ロシア当局による北方領土周辺海域での日本漁船の拿捕は交渉を前にした日本側へのけん制だという見方もあり、北方領土問題をめぐってロシア側が強硬な姿勢を崩さない中、進展の糸口を見出せるかが焦点です。
ロシア側 平和条約交渉の前進へ両国関係を新たな次元に
(リンク先に続きあり)
日ロ外相会談 平和条約交渉へ 日本漁船拿捕 けん制との見方も
2019年12月19日 4時12分北方領土
ロシアを訪れている茂木外務大臣は19日、外相会談で平和条約交渉を行います。外務省内には、ロシアによる日本漁船の拿捕(だほ)は交渉を前にした日本側へのけん制だという見方もあり、交渉進展の糸口を見いだせるかが焦点です。
日ロの平和条約交渉をめぐっては去年11月の首脳会談で、「平和条約締結後に歯舞群島と色丹島を引き渡す」とした1956年の日ソ共同宣言を基礎に交渉を加速することで合意しました。
しかしロシア側は北方領土について、アメリカ軍展開の可能性に対する懸念などを繰り返し、具体的な進展はみられていません。
茂木外務大臣は19日、モスクワでラブロフ外相と会談し、就任以来初めて、平和条約交渉の責任者として本格的な交渉を行います。
茂木大臣はラブロフ外相との個人的な信頼関係の構築を図り、双方が受け入れ可能な妥協点を探るため、建設的な議論を促すとともに、次の首脳会談の調整なども行いたい考えです。
一方、外務省内には17日に起きた、ロシア当局による北方領土周辺海域での日本漁船の拿捕は交渉を前にした日本側へのけん制だという見方もあり、北方領土問題をめぐってロシア側が強硬な姿勢を崩さない中、進展の糸口を見出せるかが焦点です。
ロシア側 平和条約交渉の前進へ両国関係を新たな次元に
(リンク先に続きあり)