ニュース同時提供 <島根県に大雨の特別警報>
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島根県に大雨の特別警報 (7月5日 9時02分)http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170705/k10011043151000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_005
活発な前線の影響で、島根県では断続的に猛烈な雨が降り大雨となっています。
気象庁は、重大な危険が差し迫っているとして、島根県に大雨の特別警報を発表し、土砂災害や川の氾濫、浸水に最大級に警戒するとともに、周囲の状況を確認し直ちに安全を確保するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、前線が中国地方まで南下し、島根県では、4日夜遅くから「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の積乱雲がかかり、大雨となっています。
午前3時前までの1時間には、島根県の浜田市金城で82ミリの猛烈な雨が降ったほか、浜田市弥栄で63ミリの非常に激しい雨が降りました。
その後も激しい雨が降り続き、午前8時半までの1時間には、島根県吉賀町で42.5ミリの激しい雨を観測しました。
浜田市の多いところでは、この24時間に降った雨の量が350ミリを超える大雨となっています。
気象庁は、これまでに降った大雨で甚大な被害の危険が迫っているとして、5日朝、島根県の西部の浜田市、益田市、邑南町、津和野町に大雨の特別警報を発表しました。
島根県ではこの後も発達した雨雲が流れ込み続ける見込みで、5日昼前にかけて、局地的に雷を伴って1時間に70ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
6日の朝までの24時間に降る雨の量は150ミリと予想され、大雨となっている地域では、さらに川が増水して氾濫の危険性が高まり、土砂災害の危険性もさらに高まるおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、浸水に最大級の警戒をするよう呼びかけていています。
そのうえで、自治体の情報に従って直ちに安全な場所に避難するか、周囲の状況を確認して外に出るのが危険な場合は建物の2階以上に移動するなど、できるかぎり安全を確保するよう呼びかけています。
一方、島根県に隣接する広島県や山口県でも激しい雨が降り続き、午前8時半までの1時間には、山口県萩市で36.5ミリの激しい雨を観測しました。
また、広島県北広島町の八幡では、この24時間に降った雨の量が300ミリを超えています。
広島県や山口県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されているほか、各地の川の水位が上がり、氾濫の危険性が非常に高くなっています。
5日昼前にかけて局地的に1時間に70ミリの非常に激しい雨が予想され、気象庁は、土砂災害や川の氾濫、浸水に厳重に警戒するよう呼びかけています。
広島県との県境にある島根県の邑南町の町役場によりますと、雨は4日午後11時ごろから激しく降り続いていて、町内の川の水位も上昇しているということです。
5日午前6時現在、町内の2つの地区に避難勧告を出していて、少なくとも女性1人が近くの自治会館に避難しているということです。
今のところ家屋の浸水や土砂崩れなどの情報は入っていないということですが、町では引き続き情報収集を行うとともに職員を役場に待機させ警戒に当たっています。
■島根県の大雨の要因は
気象庁によりますと、4日まで北陸などで記録的な大雨を降らせた前線が、4日夜遅くから南下し、島根県付近にかかるとともに、高気圧の縁を回って暖かく湿った空気が日本海から流れ込み、前線の活動が活発になっています。
このため、「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の雨雲が同じ地域に次々と流れ込み、大雨になったとみられるということです。
前線はしばらくの間、島根県など中国地方の付近にかかる見込みで、気象庁は、気象情報や自治体が発表する避難に関する情報などに注意して早めに身の安全を確保するよう呼びかけています。
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