岐阜地裁判決 自動車運転処罰法違反事故
岐阜県岐南町で今年1月、成人式帰りの8人乗りの乗用車がガードレールに衝突して1人が死亡した事故で、
自動車運転処罰法違反(過失致死傷)に問われた同県各務原市鵜沼三ツ池町、無職、木村鯛(たい)被告(20)に対し、岐阜地裁は26日、懲役2年6月(求刑・禁錮3年6月)の実刑判決を言い渡した。
鈴木芳胤裁判長は「極めて危険な運転はあまりにも無謀で、その過失は重大。禁錮刑でなく懲役刑が相当と判断した」と述べた。
判決によると、木村被告は1月8日午後10時半ごろ、岐南町八剣の国道21号で車を運転中、時速122キロで走行し、ハンドルを左右に操作する蛇行運転をした。
操作を誤って道路脇のガードレールに衝突し、同乗の各務原市の短大生、吉田恭子さん(当時19歳)を胸の強打で死亡させ、4人に2カ月〜4週間のけがをさせた。
判決は「被告は雰囲気を盛り上げようと蛇行運転をした。被害者は成人式を終え、社会に羽ばたく大きな夢と希望を抱きながら、突然未来を絶たれ、その無念さは想像に難くない」と指摘した。【沼田亮】
配信 2017年5月26日 21時29分
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20170527/k00/00m/040/146000c
岐阜県岐南町で今年1月、成人式帰りの8人乗りの乗用車がガードレールに衝突して1人が死亡した事故で、
自動車運転処罰法違反(過失致死傷)に問われた同県各務原市鵜沼三ツ池町、無職、木村鯛(たい)被告(20)に対し、岐阜地裁は26日、懲役2年6月(求刑・禁錮3年6月)の実刑判決を言い渡した。
鈴木芳胤裁判長は「極めて危険な運転はあまりにも無謀で、その過失は重大。禁錮刑でなく懲役刑が相当と判断した」と述べた。
判決によると、木村被告は1月8日午後10時半ごろ、岐南町八剣の国道21号で車を運転中、時速122キロで走行し、ハンドルを左右に操作する蛇行運転をした。
操作を誤って道路脇のガードレールに衝突し、同乗の各務原市の短大生、吉田恭子さん(当時19歳)を胸の強打で死亡させ、4人に2カ月〜4週間のけがをさせた。
判決は「被告は雰囲気を盛り上げようと蛇行運転をした。被害者は成人式を終え、社会に羽ばたく大きな夢と希望を抱きながら、突然未来を絶たれ、その無念さは想像に難くない」と指摘した。【沼田亮】
配信 2017年5月26日 21時29分
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