【ソウル聯合ニュース】
韓国の国防技術品質院が14日刊行した世界の防衛産業に関する年鑑によると、世界の兵器・防衛関連メーカー上位100社に韓国企業は3社入っており、2018年の販売額は計52億ドル(約5400億円)だった。
世界上位100社のうち日本企業は6社で販売額は計99億ドルと、韓国のほぼ2倍に上った。
韓国企業はハンファエアロスペースが世界46位、韓国航空宇宙産業(KAI)が60位、LIGネクスワンが67位につけた。3社を合計した18年の販売額は前年比9.9%増の52億ドルで、世界全体の1.2%だった。
日本は富士通など6社が上位100社に名を連ね、18年は世界販売額の2.4%を占めた。
国別の兵器輸出をみると、世界上位25位のうち韓国のシェアは2.1%で10位だった。英国、イラク、インドネシアへの輸出が多かった。輸出先の数は10〜14年は7カ国だったが、15〜19年には17カ国に増えた。
地域別にはアジア・オセアニアが5割で、欧州が24%、中東が17%を占めた。
また、韓国の兵器輸入は世界7位だった。55%が米国からの輸入で、ドイツ、スペインなどからも購入した。
日本は兵器輸出の世界上位25位には入っていないが、輸入は16番目に多い。そのうち96%が米国からの輸入だった。
2020.12.14 13:52
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201214001700882