プレミアリーグは27日、第10節を行った。リバプールは本拠地アンフィールドでトッテナムと対戦し、2-1で逆転勝利した。
開幕9戦無敗(8勝1分)のリバプールと、3勝3分3敗と勝ち切れない試合が続くトッテナムの一戦は、開始早々に動いた。
アグレッシブ入りをみせたトッテナムは前半1分、自陣中央でボール奪取したMFムサ・シソコが力強いドリブルで運び、前線へつなぐと、FWソン・フンミンが左からカットインして右足シュート。これはDFデヤン・ロブレンの頭に当たって左ポストを叩いたが、跳ね返りをFWハリー・ケインが頭で押し込み、先手を取った。
トッテナムの勢いに序盤は苦戦したリバプールだったが、最終ラインからパスをつなぎ、自慢の両サイドバックが果敢に攻撃参加。徐々に流れを引き寄せると、前半27分にFWロベルト・フィルミーノとのワンツーからFWモハメド・サラーが左足を振り抜く。GKパウロ・ガッサニーガが弾いたボールに反応したフィルミーノが右足で狙うが、これもGKガッサニーガのファインセーブに阻まれた。
前半はGKガッサニーガの牙城を崩すことができなかったリバプール。後半3分にソン・フンミンに裏を取られ、GKアリソン・ベッカーもかわされたがシュートはクロスバーに助けられた。すると7分、MFファビーニョがゴール前に柔らかい浮き球パスを送り、MFジョーダン・ヘンダーソンが右足で沈め、同点に追いついた。
さらに攻勢を強めるリバプールは、後半29分にFWサディオ・マネがPA内でDFセルジュ・オーリエに後方から倒され、PKを獲得。これサラーが豪快にゴール右下に沈め、2-1と逆転した。アディショナルタイムにはCKからDFトビー・アルデルワイレルトにヘディングシュートを打たれたが、GKアリソンがキャッチ。リバプールが2-1のまま逃げ切って、開幕10試合無敗とした。
英『スカイ・スポーツ』によると、ユルゲン・クロップ監督は試合終了後「スーパーゲームで、お気に入りの試合だ。我々は勝ちに値し、パフォーマンスにとても満足している」と逆転勝利を喜んだ。
10/28(月) 8:34配信 ゲキサカ
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