「無理やり性行為された」の声も…非正規公務員の深刻なハラスメントと差別 500人調査、7割近く被害 
 http://2chb.net/r/newsplus/1693151154/    国や自治体で働く非正規公務員を中心にした団体「非正規公務員voices(ヴォイセズ)」が職場でのハラスメントの状況を調べ、中間報告をまとめた。 
 「非正規さん」と呼ばれるなど不当な扱いを受け、多くの人が退職を考えるなど深刻な実態が浮かんだ。   
 ◆識者「非正規を下に見る態度ある」 
  非正規の公務員は多くの場合に契約が1年ごとのため、職を失う不安からハラスメントにも声を上げにくい。 
 ヴォイセズ内でもメンバーから被害の訴えが尽きない中、インターネット調査への協力を広く呼びかけると、退職者も含め531人が回答を寄せた。 
 「ハラスメント経験者が積極的に回答したと考えられる」(調査分析者)が、中間報告では68.9%がハラスメントや差別を受けていた。加害者は正規の上司が63.7%と最も高く、上司以外の正規職が23.3%と続いた。 
 被害者の半数は「退職を考えるようになった」という。4人からは「無理やり性行為をされた」との訴えが寄せられた。   
 非正規を理由にした被害を聞いた質問(複数回答)では、「正規職の仕事を任された」(49.3%)、「仕事で必要な情報を教えてもらえない」(40%) 
 「『非正規さん』・『非常勤さん』などと呼ばれる」(33%)といった答えが多かった。ハラスメント調査に詳しく、今回の調査に協力した広島大の北仲千里准教授は 
 「非正規を下に見る態度が公務職場にある実態を明らかにした」と話す。   
 東京新聞 2023/08/28  
https://www.tokyo-np.co.jp/article/272571