>>42 >>スポーツも弱く卒業後もOBOGとして一体感を味わう楽しみも無い
数か月前の他のスレから転載
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上智大学にとってスポーツは、スポーツ推薦で入学した特別な学生選手の試合を一般学生が観戦・応援するエンターテイメントではなく、普通の一般学生が入部して、スポーツを競い楽しむものというスタンスを崩していない。
対抗戦である上南戦の時期になれば、学生が発行する「上智新聞」も上南戦の記事一色になるので、全く関心がないというわけではない。
今年の箱根駅伝の登録選手の人数は各大学チームの合計で304人
その登録選手の在籍学部をみると、経済や経営、法などの社会科学系学部が圧倒的に多く、スポーツ系学部生の3倍はいる。
一方、工学部や理学部などの自然科学系は極めて少ない。304人中、たったの12人。
理・工学部や農学部の学生はレアな存在。
ちなみに、医、歯、薬、看護などの学部や、芸術系学部の学生はゼロ。
もともと全国の大学生を見ても、社会科学系学部に所属する方は比率的に多めだが、それを勘案しても偏っている。
自然科学系の学生が少ない理由は、「理工系や医療系の大学は、学業が大変だから」。
最初から大学が、スポーツ推薦の学生を社会科学系の学部に固めて入学させているから。
スポーツ推薦にかかわる大学関係者達が自ら、「理系は勉強が大変だから」と文系学部を薦めたり、指導上の都合で特定学部に学生を固めていたりする。
そこにはやはり、教育よりも大学広報の都合、学生よりも経営の都合を優先させる論理が介在している。
スポーツ推薦は「勉強は苦手だけどスポーツで自分を磨いてきたという人に、スポーツを続ける機会を与える制度」になっている。
あくまでも運動部の活動のみを考慮した入試制度。
上智大学は箱根駅伝予選会メンバーの所属学部も特に偏っていない。
硬式野球部のメンバーの所属学部も特に偏っていない。
学生全体の比率で比較すると理工学部在籍者が多い。
上智大学にとってスポーツとは大学広報の媒体や「スポーツ推薦で入学してきた特別なアスリート」が一般学生に観戦・応援してもらうエンターテイメントではなく、あくまでも学生が勉学をしながら課外活動として行うものなのである。