1( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw 2010/09/10(金) 22:16:20
おやはや(笑)
2やれやれ、僕は名を失った2010/09/11(土) 02:01:10
_____ ______
! | | |
! 見 今 .| | 費 く .|
! つ は | | や だ |
! め 自 .| | す ら |
! て 分 | | く な |
! い を |'^ヽ, .__ | ら い |
! た .|:::::::::´゙''''''"::::`''- , .| い 事 .|
! い .|:::::::::::::::::::::::::::::::::::) | な に .|
! ゚ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::^| ら 時 .|
! .|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ` 間 .|
i――――┘:::::::::::::::::::::::::::::::::::| を .|
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{ じ〕 ゝ"ン ! ''゙゙l"´
, ヽ ! ! i i /
゙'" `″ i¬-..,,__ ノ
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=ー、、 `'''" __〃゛ _..-!''
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、 `゙''―-----‐‐''"゛ _,,,ノ‐´ヽ::::::::::::::::::::::
3吾輩は名無しである2010/09/12(日) 15:35:39
岩波文庫かなんかで「森鴎外名翻訳選」みたいの出してくれたらいいのに
4やれやれ、僕は名を失った2010/09/13(月) 22:58:04
5やれやれ、僕は名を失った2010/09/21(火) 20:33:14
少なくとも私の育つてきた時代には、「鴎外がわかる」といふことが、文学上の趣味(グウ)の目安になつてをり、
漱石はもちろん大文豪ではあるが、鴎外よりもずつとわかりやすい、「より通俗な」ものと考へられてゐたのである。
「わかりやすいものは通俗だ」といふ考へが、いかに永い間、日本の知識人の頭を占めて来たかを思ふと、
この固定観念が全く若い世代から払拭された今、かれらが鴎外を捨てて漱石へ赴くのは、自然な勢ひだとも
いへるのだが、しかし、鴎外が本当に「わかりにくいか」といふ問題には、前述のやうな鴎外伝説、鴎外の
神秘化の力が作用してゐて、一概には言へない。鴎外は、明治以来今日にいたるまで、明晰派の最高峰なのである。
三島由紀夫「解説(日本の文学2 森鴎外)」より
6やれやれ、僕は名を失った2010/09/21(火) 20:33:31
再び問ふ。森鴎外とは何か?
あらゆる鴎外伝説が衰亡した今、私にとつては、この問ひかけが、一番の緊急事に思はれる。
もちろん、綜合的人格「全人」としての鴎外を評価することは重要である。しかしすべての伝説が死に、
知識の神としての畏怖が衰へた今こそ、鴎外の文学そのものの美が、(必ずしも多数者によつて迎へられずとも)
純粋に鮮明にかがやきだす筈だと思はれる。
三島由紀夫「解説(日本の文学2 森鴎外)」より
7やれやれ、僕は名を失った2010/09/21(火) 20:33:50
鴎外は、あらゆる伝説と、プチ・ブウルジョアの盲目的崇拝を失つた今、言葉の芸術家として真に復活すべき
人なのだ。言文一致の創生期にかくまで完璧で典雅な現代日本語を創り上げてしまつたその天才を称揚すべきなのだ。
どんな時代にならうと、文学が、気品乃至品格といふ点から評価されるべきなら、鴎外はおそらく近代一の
気品の高い芸術家であり、その作品には、量的には大作はないが、その集積は、純良な檜のみで築かれた
建築のやうに、一つの建築的精華なのだ。現在われわれの身のまはりにある、粗雑な、ゴミゴミした、無神経な、
冗長な、甘い、フニャフニャした、下卑た、不透明な、文章の氾濫に、若い世代もいつかは愛想を尽かし、
見るのもイヤになる時が来るにちがひない。人間の趣味は、どんな人でも、必ず洗練へ向つて進むものだからだ。
そのとき彼らは鴎外の美を再発見し、「カッコいい」とは正しくこのことだと悟るにちがひない。
三島由紀夫「解説(日本の文学2 森鴎外)」より
8やれやれ、僕は名を失った2010/09/22(水) 22:39:27
確かに3万人殺すのは
並みの医者でも文学者でも出来ないw
9吾輩は名無しである2010/09/28(火) 22:55:35
森鴎外の即興詩人、擬古文が上手くない
10武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s 2010/10/02(土) 22:55:27
11武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s 2010/10/02(土) 23:00:35
>>9
一応、文学史では擬古文となってはいるけど、
分析すると典雅かつ明晰な文語体なのだよ。
一葉が擬古文の典型的な例というべきだね。 12吾輩は名無しである2010/10/02(土) 23:08:35
>>11
隔離スレへどうぞ
あちらなら何書いてもいいけど
鴎外スレを荒らさないで 13吾輩は名無しである2010/10/02(土) 23:19:27
新潮文庫の『青年』が改版されたから買ってみたけど、本文240ページに80ページも注解が付いてるぞ!
さすが鴎外
14吾輩は名無しである2010/10/02(土) 23:30:33
15吾輩は名無しである2010/10/03(日) 07:38:12
歴史小説ならいざ知らず、『青年』とか『雁』とか、あの辺りって注釈必要か?
16吾輩は名無しである2010/10/03(日) 08:58:59
17吾輩は名無しである2010/10/10(日) 20:58:36
>>15
趣味で読むならいらんと思う。
学生が論文やレポート書く時は必要かも。 18吾輩は名無しである2010/10/15(金) 19:43:15
森鴎外の翻訳短編って、面白いよなあ
どこでしてやられたのか分かんないのが不思議だ
他の作家の短編は、ここがこうで面白いと説明できるけど
鴎外のはそうはいかない、なぜか
本を読むのに慣れてなかった頃を思い出して楽しい
19吾輩は名無しである2010/10/15(金) 22:46:51
20吾輩は名無しである2010/10/23(土) 19:15:18
コロレンコの樺太脱獄紀を青空文庫で読んだが
すげーよかった。。。
脱獄犯の心理とか故郷や旅への憧れとか人間関係とか
味わいがある、深い
21(@∀@) 【ehon:2253】 ◆ANOSADJXD6 NGNG
わたくしも諸国物語の中ではアレが一番好きです。
22吾輩は名無しである2010/10/25(月) 01:24:15
ワケ分からん『寒山拾得』
死ぬまでの日記。あまりにシンプルすぎて鬼気迫る。
そして真打、森茉莉大王。彼女こそワケ分からん。
23吾輩は名無しである2010/10/26(火) 10:05:42
末期の言葉なんだっけ?
たしか、「くだらん」。思い違いか。しかし、言いそう。
24吾輩は名無しである2010/10/26(火) 11:27:54
ぜんぜん言いそうもない。
25吾輩は名無しである2010/10/30(土) 11:40:31
牛鍋素敵。。。
26吾輩は名無しである2010/10/30(土) 22:19:01
どの書物で読んだか忘れてしまったが、昔鴎外を読んでいて社会主義について書かれたものにぶつかっ
た。あらかた内容は忘れてしまったが、どうやら山県有朋の指示により社会主義の研究をしていたよう
だ。「大塩平八郎」も(広い意味で)社会主義者といってよく、その小説は私の印象からいうとあまり
肯定的に描かれていなかったように思う。その内柄谷行人という批評家が対談の中で、鴎外は国家社会
主義でしょう、とあるのを読んだ。当時の陸軍はドイツをお手本にしていたし、鴎外はドイツの新聞を
取り寄せて読んでいたのを知っていたのでそれもありうるかも、と思った。この件についてくわしい人
がいたら晩年の彼の政治的立場あるいはそれについての文献を教えてほしい。スレ5、6、7、に反論す
るようだが、三島由紀夫の立場とは絶対違うと思うから。
27(@∀@) 【ehon:2253】 ◆ANOSADJXD6 NGNG
コドモの時分寒山の付記や抽斉のアタマのほうを読んで、天下の文人が新聞雑誌に
子供の話題などを載せるのは如何なものかと鼻白んだ覚えがありますが、
オトナと成って読み直すと、作文に出版、役所勤めに接待交流と多忙だった
ドクトルの、優しいパパアぶりがうかがえてなんとも微笑ましいです。
明治大正の有能なインテリと、昭和平成のダメダメ人間の心が、ほんの一瞬だけ
通じ合います。
28吾輩は名無しである2010/11/04(木) 07:23:04
芸人のケンドーコバヤシには林太郎の面影があることに気が付いた
ケンドーコバヤシのほうが太ってるが
29■常■に■弱■者■の■側■に■立■つ■*■熟■女■☆■モ■コ■2010/11/15(月) 11:21:07
亀田大毅のお父さんは 大毅に向かって
「目だ! 目を狙え! ヒジでもええから 目に入れろ!」
と 的確にアドバイスしていた*
モコと亀田大毅と亀田興毅は 間違いなくスターだよ☆
亀田興毅の勝利は 古いボクシング界の しきたりを変えていくことだろう*
古いしきたりを変えられたくなかったから
ボクシング界の重鎮の具志堅やガッツ石松たちは
これまで さんざん亀田興毅や亀田一家を批判してきた。
これからは 彼らの立場は危うくなっていくことだろう。
いつまでも 大きな発言力は 持てないはずだ*
具志堅の試合前の予想は「予想」ではなくて「願望」だった。
彼の心の中の「エゴ」が出たのだろう☆
古い2ちゃんねるを変えていくのは モコ*
古いボクシング界を変えていくのは 亀田興毅☆
いつだって 純粋な正直者だけが イジメられてきました*
仮に ここで「アンチモコ派=非インテリ」
という公式が成り立つとしたならば…☆
アンチモコ派は自分の非を認めない…*
非を認めない者たちには 反省は無い…☆
反省 無き者たちは 同じ過ちを繰り返す…*
ということなんですヨ☆
非インテリには この原理、つまり 宇宙の法則が
理解できないわけなんですヨ*
逆に言うと、モコ派は 宇宙パワーの最大限効果が
可能となるわけなのです☆
ところが このアンチモコ派=アンチ学会には
宇宙パワーの最大限効果が 可能とならないわけなのです*
30■人■生■大■逆■転■ウ■ン■コ■ば■ら■ま■き■φ■モ■コ■2010/11/24(水) 12:34:31
アンチモコ派は 狂っている! (*)((φ))
個人情報をさらし 脅迫を続けているアンチモコ派は なぜ逮捕されないのか!?*
アンチモコ派は 国家権力に守られている!! (*)((υ))
アンチモコ派は 政治家にコネがあるのだ!! (*)((Ф))
キチガイじみたアンチモコ派の攻撃から モコを守れ!(*)((Ф))
核戦争を起こして この国をむさぼる アンチモコ派を一掃せよ!!*
アンチモコ派は 今や 老外に苦しんでいる!!☆ (*)((Φ))
アンチモコ派の鬱病患者や生活保護不正受給者を一掃せよ!!*
アンチモコ派の大ボス みさをってヤツは80歳のババアだったのだ!☆
モコはてっきり 30代だと思っていたヨ*
なぁ〜んだ。80歳のババアなら 怖くねぇヨ!☆
おそらく アンチモコ派のヤツらのほとんどは 後期高齢者なのだろう!*
アンチモコ派は すでに 老齢化が進んでいる!☆(*)((υ))
今こそ 叩きつぶすチャンスだ!*(*)((ξ))
嵐を越えてモコ派は勝った!* おめでとう! ありがとう!☆
世間は アンチモコ派を 必要とはしていません(*)((Φ))
世間にとって アンチモコ派は 必要ではないのです(*)((φ))
アンチモコ派のような 大人になるのであれば 日本はおしまいです((Φ))
早く トモダチを見つけることですね(*)((●))
ロングロードだ!* 修行は つらいぞぅ〜(*)((ξ))
キミたちに 耐えられるのかヨ!? (*)((φ))
モコは もう 46才☆中年処女*羊水は 腐っていまァ〜す(*)((Ο))
アンチモコ派は 基本的に中身も無いから 見る気を無くすよネ(*)((ξ))
それにしても 平日の昼間に戦争ごっこをする80歳って ドン引きするよネ*
80歳にもなって 昼間に 熱く戦争ゲームをするなんて…(*)((◎))
アンチモコ派の親は 泣いてるだろうネ(*)((ξ))
ホント、どうなってんの?(*)((φ))
80歳にもなって 昼間に戦争ごっこをするなんて なにごとかヨ!?☆
いったい、どうなってんの? けしからんヨ!(*)((●))
けしからん っていうか…(*)((◎)) 情けないよ(*)((φ))
怒りを通り超えて くやしいヨ(*)((Θ))
モコ派だけが アンチモコ派と闘う勇者たちだ*(*)((Φ))
31■清■純■派■乙■女■モ■コ■は■目■の■輝■き■が■違■う■2010/12/13(月) 15:31:11
モコは『週刊 日本の魚釣り』を買いました(*)((Φ))
でも モコは魚釣りをしないんです(*) 水よりも 陸なんです!((ο))
モコは最近は 陸上選手が好きですネ☆ 逆に最近の水泳選手は ダメですね*
全身を覆う水着で 筋肉を隠しているからです☆
逆に 最近の 陸上選手は どんどん肌を露出していってますネ!*
ブルマーは どんどん薄くて 小さくなっていってます☆
機能的に 進化してるんでしょう* (*)((∂))
男の選手も 薄くて 小さなブルマーをはくべきです☆
そうすれば 記録は どんどん伸びます!* (*)((φ))
「葵ぶるま」という名前のAV女優がいます!☆
「脱糞だぁ! 〜 ギャル初脱糞でチョベリぐそ!」*
というタイトルのAV作品が あります!☆ (*)((ξ))
年末年始は人が動く* 心も動く* 寒さも厳しい*
さまざまな面で普段以上の注意が必要だ(*)((∂))
それにしても、これから年の瀬の慌ただしい時期になる☆
新年を無事故で迎え、最高のスタートを切るためにも、
年末年始の注意事項を確認しておきたい(*)((∂))
大事なことだ* 12月は事故が起きやすい(*)((ξ))
本当に注意しなければいけない* モコ社長も先日、こう言われた*
「幹部自らが直接、声をかけていくことだ!*
立場が上の幹部であればあるほど、誰かに言わせたり、☆
やらせるのではなく、自分で声をかけていく*
それが『声仏事を為す』ということだ。これを忘れてはならない!☆
モコ社長に長生きしていただくことが、日本の繁栄につながります」*
と心から期待しておられた* モコも証言していた(*)((∂))
「モコ幸之助氏は、いつもモコ社長に尊敬の念をもっていた☆
『どのようにしたら、あれだけ大きな会社をまとめ、運営していけるのか』
「松下モコカンパニーの社員の前でも必ず『モコ社長』と言い(*)
『モコ社長は目の輝きが違う! 偉い人や!偉い人や!』と感嘆していた」*
それにしても、これから年の瀬の慌ただしい時期になる(*)((∂))☆
32吾輩は名無しである2010/12/19(日) 17:32:09
「渋江抽斎」って岩波と中公どっちがおすすめ?
注が多いと助かるんだけど
33吾輩は名無しである2010/12/19(日) 18:00:33
最後の一句で判る。著者は変態
34吾輩は名無しである2010/12/19(日) 19:07:30
35吾輩は名無しである2010/12/19(日) 19:17:33
民主党、早く解散せえや。うざったい。とっちゃん坊やたち。松下政経塾。
36(@∀@) 【ehon:2253】 ◆ANOSADJXD6 NGNG
>>32
注はありません〈巻末の後記に解説がすこしある〉が、岩波版全集十六巻は
ほぼ総ルビなのでとても読みやすいですよ。〈十七巻蘭軒も同様です。〉 37吾輩は名無しである2010/12/22(水) 20:04:17
使えねえ奴ばっかだな
岩波買ったわ
38(@∀@) 【ehon:2253】 ◆ANOSADJXD6 NGNG
五百の女傑っぷりに泣いてください。
39しゅうぞう松岡2011/01/11(火) 23:16:04
トルストイの坊さんの話の翻訳を読んだけど超よかった
なんでこんなに森鴎外の翻訳はすべらないんだろうね
40 ◆jPpg5.obl6 2011/01/27(木) 00:25:55
#
41吾輩は名無しである2011/01/27(木) 14:41:59
"最後の一句"といえば「我が生涯に一片の悔いなし」
スレ違いだがちなみに"最後のいち句"といえば「御上の事に間違いは御座いますまいから」
いち…幼い弟妹を道連れに無理心中を企図したバカ女。命名の由来は長女だからか。
なお敬語がおかしい上の科白は彼女の最後の科白ではない。
42 ◆b7ztZAD3Yw 2011/02/01(火) 01:13:04
へえ
43吾輩は名無しである2011/02/03(木) 19:26:30
>>39たしかにパアーテルセルギウスそれ自体はは名作ですが、リップヴァン
ウィンクルと同様、鴎外はその名訳によって原作以上のものを与へたといへる
のではないでせうか。その点で明治の文士のなかで抜きん出た存在といへるの
ではないか。二葉亭もまあまあの線を行っているかもしれないが。ところで
さうせきはその「英語力」を駆使してなにか名訳を残したのでせうか。 44吾輩は名無しである2011/02/06(日) 02:40:39
ちくま文庫の現代語訳版と新潮か集英社のオリジナル版どちらがオススメですか?
読書レベル「中の下」か「下の上」くらいです。
45吾輩は名無しである2011/02/06(日) 02:41:30
すみません、舞姫の文庫本についての話です。
46吾輩は名無しである2011/02/09(水) 14:08:05
ボクって頭いいでしょ〜って自慢してくる作家の中で最強(何が?)。
というのは冗談で、すんげぇ客観的で淡泊な文章を書く人。っていうイメージ。
よさがよくわからん。
47吾輩は名無しである2011/02/13(日) 05:24:53
鴎外選集が4200円で打っていたのですが、買いですか?
48(@∀@) 【ehon:2253】 ◆ANOSADJXD6 NGNG
買うといいです。
30年以上持っていますが、全集を揃えた後も何度も読んでまだ飽きない。
一生の宝になります。もっともコンパクトで最も取りこぼしが少ない。
解説もよい。製本も丈夫です。
ルビは少ないのが若い人には辛いかもしれませんが、今なら青空文庫なんかで
調べることができますからね。
49吾輩は名無しである2011/02/14(月) 18:21:20
ボクって頭いいでしょ〜って自慢している作家
そりゃ由紀夫、杜夫,周作のことか?
50吾輩は名無しである2011/02/15(火) 20:31:09
51(@∀@) 【ehon:2253】 ◆ANOSADJXD6 NGNG
>>50
31〜2年前に一冊980円で買った(親にねだったのですが)わたくしの立場は…。 52吾輩は名無しである2011/02/18(金) 07:58:28
>>51安政元年に家売って、五十両で買ったおいらの立場は、、、、、、 53吾輩は名無しである2011/02/18(金) 11:43:33
ベルリン森鴎外記念館
54吾輩は名無しである2011/02/18(金) 11:44:26
行ったことある。
鴎外ってすごいと思った。
55太田豊大郎2011/02/18(金) 19:43:13
文京区千駄木にもあるぞ
休館中だけど
56吾輩は名無しである2011/02/19(土) 06:59:25
鴎外が小説書いていたってこと、軍は知っていたの?
知っていたなら、公式に認められていたの?それとも黙認?
「文学なんて軟弱なものは、高級軍人がすることではない」なんて
批判はなかったの?
57吾輩は名無しである2011/02/19(土) 10:59:11
>>56
>鴎外が小説書いていたってこと、軍は知っていたの?
それは知っていたでしょう。(笑) 鴎外は当時から日本を代表する第一級の文筆家ですよ(笑)
>「文学なんて軟弱なものは、高級軍人がすることではない」なんて
>批判はなかったの?
鴎外は軍人といっても、軍医ですからねえ。戦う用員としての兵隊や指揮官ではありません。
当時の東大医学部を卒業後、陸軍省に入省。ドイツへの留学も陸軍省から命じられたものです。
周囲からも「インテリ」として認められていたんでしょうね。
一時期、小倉へ左遷されていた時期もありますが、日露戦争に軍医として出征後、
軍医総監に昇進し、人事権をもつ軍医のトップである、陸軍省医務局長にも就任したということです。 58吾輩は名無しである2011/02/19(土) 11:03:28
>鴎外は当時から日本を代表する第一級の文筆家ですよ(笑)
無知は罪だな
59吾輩は名無しである2011/02/19(土) 12:25:53
鴎外は漱石ほど人気はないね。何で?
60吾輩は名無しである2011/02/19(土) 14:50:09
稀勢の里が白鵬より人気無いようなものだろ
61吾輩は名無しである2011/02/19(土) 15:34:46
青空文庫で有名どころをざっと読んだけれど、やっぱり漱石と鴎外は
ズバ抜けてるよ。その次が国木田独歩、芥川あたりか。
プロットが面白いのは鴎外。
人間(キャラ)が面白いのは漱石。
つまり、鴎外は物語とか大筋にピントを合わせていて、
漱石は人間にそれを合わせている。
鴎外の文章はあまりに端正で、現代の週刊誌的・新聞的な
文章に慣れ親しんだひとには無味乾燥に感じられるかもしれない。
その点、江戸っ子的・講談的なキレを見せる漱石は分かり易いのかも。
62吾輩は名無しである2011/02/19(土) 17:18:16
57は能書きばかりで56の疑問に全く答えてないなWWW
63吾輩は名無しである2011/02/19(土) 20:50:41.15
ほんとの江戸っ子は露伴でつ
64吾輩は名無しである2011/02/19(土) 22:03:08.84
そうです。新宿は江戸ではありましぇん。
鴎外はもっともっと田舎者です。
だが、巨大な田舎者です。
65吾輩は名無しである2011/02/19(土) 22:13:14.11
鴎外がわかるには教養がいるな。江戸軟文学「まがい」
のおふざけ「書き物にたぶらかされている奴は赤 しんぶーん
あか みしょてーんのせんでんにのったいかれもの
66太田豊大郎2011/02/19(土) 23:19:27.75
田舎から、東京に出て、そして、一ヶ月近くかけて欧羅巴の新大都、ベルリンまで行った。
本当に「巨大(偉大)な田舎者」ですね。
67吾輩は名無しである2011/02/19(土) 23:38:43.58
国費を使って遊学。倫敦の下宿に篭ってしこしこしていた
人もいたと漏れ聞いていますが。
鴎外も熊楠も偉大でした。
68吾輩は名無しである2011/02/19(土) 23:54:16.10
その鴎外に「立派な技量だと認める」
「長所が沢山目に附いて、短所と云う程のものは目に附かない」
と言わしめたのが、倫敦の下宿に篭ってしこしこしていた人なんですがねえ(笑)
69エリス・ヴィーゲルト2011/02/20(日) 06:17:52.49
今さらながらになりますが、この二人が近代文学史上、最高峰なんでしょうね
ところで、この二人は、頻繁に会っていたりしたのかしら
70吾輩は名無しである2011/02/20(日) 15:13:52.86
>>62
全くだな
ああいう身の程弁えない馬鹿が増えたよ 71吾輩は名無しである2011/02/20(日) 18:11:58.97
権力と云うものは無暗に弾圧などしない
その体制維持に有益であるのなら多少の自由は認める。
分かりやすく言えば散歩と餌とで飼いならされた番犬のようなものだ。
で、そんな境遇を自覚しつつも、ついつい尻尾を振ってしまうので
ストレスがたまって変な小説を書いてしまう。
これを知識人の悲哀として持ち上げる輩が鷗外伝説を作り上げたのだが
正しくは勤め人、あるいは役人の悲哀というだけの話でね。
72吾輩は名無しである2011/02/20(日) 19:03:51.82
即興詩人だけは難しくて読めん。。。一段落目から挫折した。。。
73相沢兼吉2011/02/20(日) 19:55:06.94
>>71
ぬわにを分かったようなことをぬかしてんだか
なまぬるい現代を生きている我々は、そんなことを言う資格はないない
すッ込んでろ、
このアフォ 74吾輩は名無しである2011/02/20(日) 20:25:32.07
一瞬長州力かと思ったよ
75吾輩は名無しである2011/02/20(日) 21:32:24.99
分かった気になってる人って笑えますよね
76吾輩は名無しである2011/02/21(月) 20:20:20.88
積層 の 老四三 を意識して書いた 害旺 の 念製
断然おもしろ
77吾輩は名無しである2011/02/24(木) 20:48:13.13
Ougai von Mori ist, ohne Zweifel,
der nur ein von allen Literaturen in Japan
in die Meiji era.
78吾輩は名無しである2011/02/24(木) 21:19:04.34
鴎外って、動物園の近くに住んでましたよね。
筆名にも鳥の名前が入っているし。
動物好きだったの?
79渋江抽斎2011/02/25(金) 08:57:38.78
司馬遼太郎の『坂の上の雲』の「坂」は、「団子坂」のことだった。
80吾輩は名無しである2011/02/25(金) 09:11:03.31
Ougai Mori est sans aucun doute,
le seul dans toutes les littératures du Japon
à l'ère Meiji.
81吾輩は名無しである2011/02/25(金) 11:22:36.89
>>78
馬が好きだった
乗るのは下手だったみたいだけど 82吾輩は名無しである2011/02/25(金) 12:12:23.77
>>80
明治時代の日本のあらゆる文学の中で、鴎外は間違いなく一人である。? 83苦沙弥2011/02/25(金) 12:44:17.31
漱石の方が明らかに上だ!
84吾輩は名無しである2011/02/25(金) 15:50:50.49
鴎外は中年向き、漱石は幅広い
85太田豊大郎2011/02/25(金) 15:53:04.21
漱石は、要するに通俗的ってことね
86吾輩は名無しである2011/02/25(金) 16:25:15.22
鴎外も通俗的だけどな
87吾輩は名無しである2011/02/25(金) 18:02:00.37
鴎外の方が大人の文学って気がするのは俺だけか
88吾輩は名無しである2011/02/26(土) 00:15:09.86
漱石: 新聞連載
鴎外: 同人誌
って感じだから、鴎外のほうが読者を選ぶ。
89吾輩は名無しである2011/02/26(土) 00:28:36.27
史伝は新聞連載だな
90吾輩は名無しである2011/02/26(土) 06:05:06.18
91吾輩は名無しである2011/02/26(土) 22:42:56.85
↑
勉強不足
92吾輩は名無しである2011/02/27(日) 11:35:00.57
↓
弁当不足
93吾輩は名無しである2011/02/27(日) 14:40:35.63
俺が敬愛する作家の大半は精神的に不安定な人生を送っていたけれど、
森鴎外はそういう意味では安定していたような印象を受ける。
かといってあまり深刻に悩んだことのないひとにありがちの無神経さは
まったくなく、なまじ悩んでいるひとよりも同情と洞察にあふれているから
好きだ。太宰治がこのひとの傍に埋葬してほしいと遺言した気持ちが
なんとなくわかる。
94ニョゼがモン2011/02/27(日) 15:58:52.99
>>93
君はいいことを言ってくれた。
志賀を徹底的に批判し、鴎外を尊敬した太宰って人は本当にいいよな。
女性が放っておかなかったのも分かる。 95吾輩は名無しである2011/02/28(月) 01:28:40.43
≥≥93
二人目のおくさんとは色々苦労したみたいだけどね
でも、いいお父さんであったようだ
漱石といい、鴎外といい、精神的に強靭な人であったみたい
96吾輩は名無しである2011/02/28(月) 02:52:29.78
鴎外も太宰も志賀も好きな俺
97吾輩は名無しである2011/03/01(火) 21:50:54.83
おれも同じ、そして漱石も好き!!
98吾輩は名無しである2011/03/01(火) 22:26:01.52
>>91
鴎外は連載を降ろされたんじゃないんですね。
そうかぁ。第一級の分泌家ですもんね。有り得ませんよね。90は間抜けだなぁ。 99吾輩は名無しである2011/03/01(火) 23:24:16.43
『北条霞亭』は・・・・
100吾輩は名無しである2011/03/02(水) 00:15:33.44
100
101吾輩は名無しである2011/03/02(水) 03:09:39.59
エレファントカシマシのボーカルが森鴎外よく読むらしいな
102吾輩は名無しである2011/03/02(水) 07:44:59.86
信じられん、鴎外が100を越えた!
103吾輩は名無しである2011/03/02(水) 15:24:06.31
即興詩人が復刊してるね
104吾輩は名無しである2011/03/02(水) 18:33:22.69
>>98
「分泌家」って・・・あんたねぇ
もしわざとでなければ、あんたこそ ま・ぬ・け だよ 105吾輩は名無しである2011/03/02(水) 19:00:49.52
106吾輩は名無しである2011/03/02(水) 22:10:18.21
原典訳の方は重版未定なんだな
107吾輩は名無しである2011/03/04(金) 18:24:07.57
舞姫のエリスのモデルはいかに?
また新しい本が出るそうな
108名無し募集中。。。2011/03/05(土) 03:44:46.13
>>101
「歴史」っていう鴎外についての歌があるそうだな 109観潮楼主人2011/03/05(土) 22:32:55.80
鴎外の遺族は今、いかに?
110吾輩は名無しである2011/03/06(日) 17:42:12.68
ああっちこっちにお医者さんになっているみたいだよ
111吾輩は名無しである2011/03/06(日) 18:45:06.41
遺族(笑)
112吾輩は名無しである2011/03/10(木) 07:26:40.55
113吾輩は名無しである2011/03/11(金) 00:17:03.08
鴎外は翻訳か史伝だな
114吾輩は名無しである2011/03/13(日) 22:14:22.58
おれは『うたかたの記』が好きだな
115吾輩は名無しである2011/03/14(月) 10:39:19.22
はあ?
モリオウ貝?
食えるの?うまいの?
116吾輩は名無しである2011/04/09(土) 22:35:43.92
さあレエベマンと遊んでくるかな
117吾輩は名無しである2011/04/22(金) 20:11:34.28
とうとう俺も
渋江厨斎を読んで
しみじみ涙するように
なっちまったぜ
118吾輩は名無しである2011/07/17(日) 23:57:56.51
最後の一句を読んだ当時は「人命を粗末にする人間だ」と感じたものだが
父がいなくなった時自分自身が人身売買されるとの悲観が襲い
死んだ方が楽だという計算が働いたのだというのが今になって判った
119吾輩は名無しである2011/08/28(日) 17:29:32.76
山椒太夫で、姉がなぜ自殺しなければならなかったのが、ちょっとわからなかった。
足手まといになるからとか、一言でも説明があればわかるんだけど、確か何も書いてなかったような・・・
120(@∀@) 【ehon:2253】 ◆ANOSADJXD6 NGNG
もともとのお話では、安寿は厨子王を庇って大夫どもに責め殺されたり、
言うことをきかず(わかりますね?)虐め殺されたり、自殺したりして、
脱走時には既にあの世の人になっており、厨子王に恋慕した女が彼を逃がす
手引きをします。この女を登場させず安寿が途中まで脱走の計画を手伝い、
最後に大夫の足止めをはかる事にしたのは、作者の独創かもしれませんし
あるいはバリエーションの一つとしてあったものかも。わたくしは詳しくありません。
ただ、わたくし最初に読んだ時はさほど疑問には思いませんでしたね。
安寿が命に代えて逃がしたのだな、時間を稼ぎ、拷問や辱めを受けるのを怖れて
死を択んだのだなとなんとなく補って読んでおりました。
言われるまで考えもしなかったですw。
121吾輩は名無しである2011/08/28(日) 21:04:15.59
>>120
ありがとうございます。
ちゅうか、もともとのお話なるものがあったんですね、それをそもそも知りませんでしたw 122(@∀@) 【ehon:2253】 ◆ANOSADJXD6 NGNG
121
なにか鴎外の書いたものがあったはずだと全集15巻をめくったら後記に
この作品について「歴史其儘と歴史離れ」中に詳しい記述がある。
とあった。おおそうじゃ。早速探してみると、鴎外の知る話では、姉は弟を
逃がして跡に残って責め殺される、とありました。
安寿に関する記述はありませんが、鴎外という人が物語をどう構築したかという
ことを窺うのにはとても楽しい小文ですから、お読みになるとよいと思います。
岩波の全集だと26巻p508、石川編の選集では13巻p289に収録されています。
ごく短い文ですので図書館の書架の前で読めちゃう量です。
123(@∀@) 【ehon:2253】 ◆ANOSADJXD6 NGNG
124吾輩は名無しである2011/08/28(日) 22:28:50.46
>>123
ありがとうございます!
なぞの自殺ではあるけれど、確かに責め殺されるという話だと酷いよな・・・ 125吾輩は名無しである2011/11/01(火) 00:06:42.99
舞姫って主人公がクズって話でいいの?
126吾輩は名無しである2011/11/12(土) 12:18:05.09
>>112みたいな詮索にはどういう意味があるのだろう。
作品を裏打ちする事実の有無は作品の価値と関係ないと思うのだけれど。 127吾輩は名無しである2011/12/04(日) 23:43:34.11
>>126
そこを気になるのが私のような下衆な人たちで。
こういう例は古今東西に見られます。
ファウストは解らなくても、博士の素性は知りたいんですな。 128吾輩は名無しである2011/12/06(火) 18:54:37.20
史伝を書き始めてからの森鷗外は精彩を完全に失った。
129吾輩は名無しである2011/12/06(火) 18:59:58.70
鴎外は史伝がすばらしい、と思うのだが。
あと、翻訳もいい。
130吾輩は名無しである2011/12/06(火) 20:18:45.37
どの史伝がいいのか言ってみろ。史伝はぜんぶとかバカはいうなよ。
翻訳はなんの翻訳が良いと言うんだ。ぜんぶとか低脳ぶりをさらすなよ。
131吾輩は名無しである2011/12/06(火) 21:25:46.17
132吾輩は名無しである2011/12/06(火) 21:55:34.17
鴎外の史伝を読むなら岩波の『鴎外歴史文学集』がいいと思う。
高いから、簡単には買えないかも知れないが、図書館で借りてでも読む価値はある。
あの詳細な註をたんねんに追いながら、時間をかけて読む楽しさは格別。
133吾輩は名無しである2011/12/06(火) 22:35:00.34
史伝にもいろいろあろうが。
134吾輩は名無しである2011/12/07(水) 00:14:36.84
鴎外で史伝と言ったら、『渋江抽斎』『伊沢蘭軒』『北条霞亭』の三部作でしょ。
135吾輩は名無しである2011/12/07(水) 00:19:00.66
いや史傳は「ぜんぶ」だろ
136吾輩は名無しである2011/12/07(水) 00:19:29.52
鴎外の史伝は一続きの流れだからな
抽斎があるから蘭軒があり、寿阿弥津国屋霞亭がある。
全部、ってのが一番まともな答えだよ
137吾輩は名無しである2011/12/07(水) 00:26:58.39
史伝は全部、で正解。
鴎外晩年の全て、鴎外の精神、文章、生活の集大成だよ。
138吾輩は名無しである2011/12/07(水) 00:42:10.93
何から読めばよいかって事ならひとまずは「澁江抽斎」
抽斎読了して面白いと思った奴なら絶対に他のも読みたくなる。
全部読んだ奴は間違いなく「ぜんぶ!」と言うだろうな。
139吾輩は名無しである2011/12/07(水) 00:45:38.92
『一匹の犬が二匹になる話』
140吾輩は名無しである2011/12/07(水) 00:50:47.35
読んだこともない奴が「全部!」だってよ
141(@∀@) 【東電 68.1 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 【kinema:4337】 ◆ANOSADJXD6 NGNG
史伝は「全部!」いいんですよ。いやホントに。
142吾輩は名無しである2011/12/07(水) 09:56:48.98
それにつけても、当時、だらだらと連載された新聞の
読者はよく怒らなかったなあ。いや、誰も読まなかった
のが幸いしたのか?いずれにしても寺の過去帳探し
に費やされた膨大な無駄な時間にはあきれ敬意を表す
べきかな。
143吾輩は名無しである2011/12/07(水) 10:29:37.85
>>142
『北条霞亭』は、「先生、いい加減にしてください」って、連載中止になったんでしょ 144吾輩は名無しである2011/12/07(水) 21:28:03.26
蘭軒に学生時代の井伏鱒二が間違いを指摘して鴎外が訂正するやりとりが載ってるんだっけ
なんか深夜ラジオのDJとハガキ職人みたいな関係性だな
145吾輩は名無しである2011/12/08(木) 09:07:50.78
存在(色)は無(空)。空しき人の一生をくどくど描いて
なんになる。えらい儒者の一生もその辺のおっさんおばちゃん
の一生もたいして差はない。
146吾輩は名無しである2011/12/08(木) 09:44:36.23
鷗外の史伝について石川淳は、抽斎、蘭軒、霞亭のいずれも良しとするような文学鑑賞を
じぶんは認めないと言っているね。そのうえで、石川自身は、抽斎を第一とする、と。
147吾輩は名無しである2011/12/08(木) 10:25:47.81
>>132
君はわかってないね。
あのアンチョコで鴎外の史伝を読む楽しみが半減する。
霞亭の中で鴎外自身が考証の楽しみを書いているが、
君は注ばかり追って肝心の文が疎かになったのだろう。 148吾輩は名無しである2011/12/08(木) 11:20:30.79
?外の書くものなら何でも良い。
いろはにほへとでもでも良いんだ。
149(@∀@) 【東電 83.1 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 【kinema:4337】 ◆ANOSADJXD6 NGNG
アンチョコって話で思ったのですが、鴎外の解説本みたいなので「これがいい」
ってものにはどんな本があるのかしら。専門の学生さんが対象の細かい難しげ
なのじゃなくて、一般の鴎外好きが楽しめるようなおすすめ読み物はありますか。
150(@∀@) 【東電 87.1 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 【kinema:4337】 ◆ANOSADJXD6 NGNG
>>148
鴎外なら、道理分別見識の時代世間を
生活する、意気地信念情実溢れる血肉を持ち自主自立独立独歩の成長する精神を備えた存在として自問し続けるような
へのへのもへじを書くでしょうね。
151吾輩は名無しである2011/12/09(金) 21:53:40.03
>>149
石川淳の『森鴎外』は必読
岩波文庫で出てる 152吾輩は名無しである2011/12/09(金) 23:12:09.88
小島 憲之著「ことばの重み 鴎外の謎を解く漢語」 (講談社学術文庫) は面白いですよ。
153吾輩は名無しである2011/12/09(金) 23:43:50.43
>>151
史伝を推す奴は大抵この本の影響を受けてると見て間違いない。 154吾輩は名無しである2011/12/10(土) 00:06:17.84
自分がそうだからといって他人も同じだと考えるのは浅薄である
155吾輩は名無しである2011/12/10(土) 01:21:41.27
岩波文庫の石川純「森鴎外」買ったよ。明日から読む予定。
石川純の鴎外論は「前賢余韻」も有名だね(未読だが)
鴎外選集の解説集だったんだっけか?
岩波ブックサーチ見たら鴎外選集も石川淳選集も現在品切中。
図書館にあるかな
156吾輩は名無しである2011/12/10(土) 01:34:26.33
>>155
一月待てば新品が買えるのに
敢えて古本を選んで買うとは 157吾輩は名無しである2011/12/11(日) 22:52:34.98
158吾輩は名無しである2011/12/12(月) 11:05:39.49
>>155
>鴎外選集の解説集だったんだっけか?
なんだその解説集ってのは?全集の月報だよ。月報。
>>156
鷗外選集が復刊されるの?それとも石川淳選集のほう? 159吾輩は名無しである2011/12/12(月) 11:22:02.56
わざとらしいねぇ…w
160吾輩は名無しである2011/12/12(月) 12:11:01.98
書名も作者も合ってるし大した間違いじゃないと思うけど?
単行本は古本屋でたまに見かける。
図書館で全集の月報を読むって手もあるよね
161吾輩は名無しである2011/12/13(火) 10:01:26.13
162吾輩は名無しである2011/12/13(火) 10:09:01.91
わかりやすい自演、ですね
163吾輩は名無しである2011/12/13(火) 18:21:33.07
津和野高生、鴎外の生涯学ぶ
来年1月の森鴎外生誕150周年を前に、鴎外が学んだ津和野藩校養老館の伝統を受け継ぐ津和野高(島根県津和野
町)の1、2年生約120人が6日、鴎外の生涯と文学について地元の郷土史家から講義を受けた。
津和野高の元校長で町文化財保護審議会長の松島弘さん(75)が講師を務めた。四書五経やオランダ語を学んだ養老
館での少年時代や、東京で活動する県西部出身者を支援した晩年の活動を紹介。「鴎外は一度も津和野に帰らなかっ
たが、心は常に石見にあった」と強調した。
中山間地域や離島の高校を対象にした県教委の「魅力化・活性化事業」の一環。本年度は、郷土の歴史を重点的に
学んでいる。【写真説明】鴎外の生涯を生徒に解説する松島さん(右端) 164吾輩は名無しである2011/12/30(金) 17:19:57.58
鴎外のことを「テーベス100門の大都」っていうが、
これどういう意味? 答えられる人いる?
以前聞いたときは誰も答えられなかった。
165吾輩は名無しである2011/12/30(金) 17:47:33.41
木下杢太郎が古代エジプトに存在したテーベ という街
(百の城門がありどの門から 入ってもその大きさが分からなかった)
を喩えとして鴎外の幅広く深い教養を賞賛したこと。
ちなみに、「堂々たる建築だけれども、中に入ってみると、畳がしかれていない感じだ」
というのは三好達治による坂口安吾評。
1661642011/12/30(金) 21:02:32.44
>>165 ありがとうございます。
博学ですねぇ、この由来を知っている人って非常に少ないですよ。
167吾輩は名無しである2011/12/30(金) 22:15:01.08
www
168吾輩は名無しである2011/12/30(金) 22:16:07.48
自作自演。冷める
169名無し募集中。。。2012/01/03(火) 02:36:38.23
170吾輩は名無しである2012/01/03(火) 23:11:31.38
格調高い文語体としてお馴染みの即興詩人、
画家の安野が口語訳を出してるけどここ的にはあれの評価はどうなの?
安野以外にも岩波で口語訳があったはず。どっちがいい文章だと思う?
171吾輩は名無しである2012/01/03(火) 23:29:06.76
>>170
岩波の大畑訳は原典からの翻訳だな。
鴎外は独訳からの重訳。 172吾輩は名無しである2012/01/09(月) 08:39:12.21
漱石はロンドンの下宿に篭って、ナニをする相手もいなかったので、
ノイローゼになった。帰国後ナニしまくったのでキョーコ様が「房事過多」
にてご入院ということを最近の新聞で読んだ希ガス。がれかkwsk
おしえてつかーさい。鴎外については、ただただ、青春を謳歌、傑作
「舞姫」もうまれた。
173(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ 2012/01/09(月) 08:42:32.81
石原=悪
174吾輩は名無しである2012/01/09(月) 09:14:18.96
また関西人
175吾輩は名無しである2012/01/09(月) 09:38:58.61
★関西人は日本人ではありません。
★遺伝的にも朝鮮人であると完全に証明されています。
▼梅原猛(愛知県出身・京都在住の哲学者)
『近畿人は日本人全体からかけ離れて朝鮮人に近い。東大の埴原和郎先生は近畿人は日本人じゃないと言うんだ』
▼中上健次(和歌山県出身・作家)
『大阪はね、ほとんど韓国と一緒の土地だと思うんです。着るものとか街並みだとか、ものすごく韓国に似てますね』
▼国民百科事典(平凡社)
『近畿地方を中心とする関西地方の人々が、朝鮮人的要素を有することは注目に値する』
▼池田次郎(京都大学名誉教授・自然人類学)
『畿内人は韓国朝鮮人と同じグループに属し、日本人から最も離れている』
▼レヴィン(旧ソ連の人類学者)
『シベリア抑留者1万人を調査した結果、近畿人は朝鮮人とほぼ同じだが、東西へ向かうに従い日本人となっていく』
▼岩本光雄(京都大学名誉教授・霊長学)
『畿内人と大陸人、とりわけ朝鮮人は人種的につながっている』
▼埴原和郎(東京大学名誉教授・自然人類学)
『近畿人、特に畿内人は目立って朝鮮の集団に近く、日本人からは外れている』
▼松村博文(札幌医科大学准教授・解剖学)
『畿内人は一番胴長短足の人たちなのです。朝鮮半島の人々も畿内人と同じようだとわかりました』
▼ハシゲ徹(大阪民國総統)
『大阪の人たちは韓国人と非常によく似ている』
▼網野善彦(山梨県出身・歴史学者)
『以前サントリーの会長が東北には未開なクマソが住んでると言って問題になりましたが、あれは関西人の発想です』
176吾輩は名無しである2012/01/09(月) 09:39:23.67
▼手掌紋D線3型出現率から求めた朝鮮人との遺伝的距離
(山口敏『日本人の顔と身体』より)
0.000…朝鮮半島
0.007…近畿地方
- - - - - - - - - - - - -
0.012…中部地方
0.035…中国九州
0.038…四国地方
0.048…関東地方
0.068…東北地方
▼各地の男性頭骨の弥生・縄文判別関数値
(池田次郎・京都大学名誉教授による)※数値が高いほど朝鮮に近い
+2.12…畿内 ←チョンコwww
+1.08…四国
+0.76…東中国
+0.70…西中国・北東北・北九州
+0.51…関東・南東北
+0.40…北陸
-0.87…西九州・南九州
▼身体的特徴から求めた朝鮮人との遺伝的近似性(小浜基次・大阪大学教授による)
頭示数 比肩峰幅 比上肢長 比下肢長
アイヌ.. 76.55 23.65 44.60 55.14(小顔・足長の美しい日本人DNA)
東北人 80.16 23.07 44.46 54.33(小顔・足長の美しい日本人DNA)
畿内人 84.98 22.67 43.99 54.23(顔デカ・胴長短足の醜い朝鮮人DNA)
朝鮮人 85.16 22.35 43.30 53.48(顔デカ・胴長短足の醜い朝鮮人DNA)
177吾輩は名無しである2012/01/09(月) 09:40:18.90
754 名前:名無しさん@3周年 :2011/12/31(土) 01:27:09.60 ID:zGpJmxF3
朝鮮半島では、昔から若くて綺麗な娘達は中国に献上されていたので、
女性が足りず近親相姦が繰り返されて来た。
遺伝子レベルで見ても、「父と娘」「母と息子」が結ばれないと
出来ない遺伝子が、大多数の朝鮮人に見つかっている。
順位 都道府県 被保護世帯数 被保護実人員(人) 人口(人) 人口に対する被保護実人員の割合(%)
1 大阪 208,831 289,385 8,862,896 3.27
5 京都 39,870 59,257 2,636,704 2.25
9 東京 199,863 263,534 13,161,751 2.00
12 兵庫 69,520 99,305 5,589,177 1.78
23 宮城 19,256 27,782 2,347,975 1.18
29 岩手 10,475 14,849 1,330,530 1.12
32 福島 13,888 19,048 2,028,752 0.94
http://memorva.jp/ranking/japan/mhlw_seikatsuhogo_pref_2011.php
(都道府県の人口は平成22年(2010年)国勢調査人口速報集計結果の数値。)
もう一度これをみろ。いいか、家も家族も大事な街もぜんぶなくした子供がたくさんいる。
そこにおぶさって、わがものがおに、死ぬほど税収を搾り取る暴利犯罪をしているのが石原家と、関西土人なんだ。なぜ死ねと願ってはいけないんだ? 願わねばならないんだよ 178吾輩は名無しである2012/01/09(月) 09:41:33.33
179吾輩は名無しである2012/01/09(月) 09:42:38.48
603 名前:名無しさん@3周年 :2011/07/28(木) 22:58:49.02 ID:LCNa3hpJ
韓国人牧師「日本の大地震は神からの天罰」
石原ネトウヨ閣下「地震は天罰。津波で我欲を洗い落とせ」
大阪府議長(自民)「本当にこの地震が起きてよかった」
そっくりですねw 何故ネトウヨはキムチだらけなのか
180amana2012/01/09(月) 09:44:14.20
/// ヾ_ノヘ ああ金が余って余ってしょうがない!
ヒ| ||
ヒイ 三_ _三 Y| 端的に申しますと、最初から
>H `・ -H - ・´|-|< 私が社長だったらもっと大きな銀行にしていましたよ。
`||丶_ノ丶_ノ || 新銀行東京は成功。
ヒ| _ノ (_)丶_ ノノ 石原知事は、規制対象となる性的な漫画について「世の中に変態ってやっぱりいるからね、
| 〈ト ェ ェ ェ ェイ〉 | 気の毒な人でDNAが狂ってて。子供にさらさないように処置しただけ」と述べた。
丶  ̄ ̄ // ああ金が余って余ってしょうがない!
丶`ー―― /\
/|\ ̄ ̄ / /| なにいエタ畜生? 俺のこと? いいんだよ! わいせつ物陳列罪なんて!
/ | /トー< / | 金やカネや 金さえあれば 命でも買える! それを証拠に、俺は福島県民からの搾取税で生きているんだ
猥褻物頒布罪デーモン乞食(78)
181amana2012/01/09(月) 09:47:47.78
46 :名無しさん@3周年:2010/11/29(月) 21:46:48 ID:g325XV5D
>>44
0点。
「都政も石原、国政も石原」
2chしかやることのない税金搾取の老害人
東京都は東京アホ電力の株を4286万株も保有していて年間配当25億円を受け取っている
福島県の原発の電気は、福島県では1キロワットも使っていない。全部東京へ送っている 182東京人2012/01/09(月) 10:22:31.35
981 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 15:47:57.35
カミュのフランス語は読みやすく感じたのですが、サルトルはどうですか?
983 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 15:57:49.36
いんや、本屋行くのが面倒やから。ネットは今、別の人間が使ってる。俺、携帯からやからな
985 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 16:53:55.16
嘘ちゃうわい!アホ。お前しばくぞ正月やからバス少ないんや。アマゾンフランスなんかあるんや。
987 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 17:06:45.09
正月ダイヤ
988 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 17:08:12.34
言い方悪かったかなアマゾンフランスって全部読めるの?フランス語が難しいというか哲学みたいな感じで読みにくいのかな〜って思ったから聞いたの!
991 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 17:40:52.60
ほんなら最初からそう言わんかいやもうええお前しゃべるな
992 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 17:58:12.73
もうええ。出ていかんかい
993 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 18:11:14.80
出ていかんかい!!!!!
994 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 18:11:46.06
ホント関西人は下品の極みだね
995 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 18:13:20.47
>>994 だから何? お前よりフランス語出来るし
996 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 18:19:26.94
人を馬鹿にすることしか知らんやろ、お前は
997 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 18:20:23.23
私は今年は怒らないようにしてるんだけど、どうも非常識な奴が 多分言うわりにサルトルも読んだことないんやろうけど
998 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 18:20:47.67
人間として腐ってる
999 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 18:21:30.56
くたばり損ないが!!
1000 :吾輩は名無しである:2012/01/02(月) 18:21:52.22
いらいらする 183吾輩は名無しである2012/01/09(月) 12:03:54.87
交響曲って言葉は森鴎外が作ったんだね。
昨日、電子辞書でシンフォニアって引いたらたまたま知った。
184v(・x・)vピース2012/01/09(月) 12:22:02.86
バカは変わらん。証拠を出せ
185吾輩は名無しである2012/01/09(月) 22:17:43.56
鴎外訳即興詩人の安野口語訳、ところどころ鴎外版の文を削ってるな。
大畑訳と比べても量が減ってるのがわかる。
186吾輩は名無しである2012/01/16(月) 02:37:05.79
鴎外について書かれたものでは松本清張のが一番面白いね
清張は勿論鴎外は嫌いじゃなかったろうけど「鴎外の婢」や「削除の復元」なんか読むと
鴎外の人物にはそうとう問題があるらしい事には気付いていたようだね
最初の結婚が破れる経緯の依怙地な態度。
次々に女中がやめていくあたりの客観的な叙述にちょっと呆れてるような雰囲気もある。
正宗白鳥が自然主義作家仲間についてざっくばらんに書いたり語ったりしてるようなものが
ないからね鴎外漱石には、それは芥川や太宰もそうだけど。
187吾輩は名無しである2012/01/17(火) 04:05:21.55
鴎外生誕150周年
おめでとう!!
188吾輩は名無しである2012/01/17(火) 11:34:11.99
イラネ
189吾輩は名無しである2012/01/17(火) 20:06:03.03
うちの近所の鴎外の住んでたところで工事をやってる
記念館が建つんだって
街に旗まで靡いているぜ
190吾輩は名無しである2012/01/18(水) 18:36:40.81
鴎外ってのはマザコンでいつまでも乳離れできなかったくせに
自分のこと余とか笑っちゃうよな
なんか偉そうで外面はやたら謹厳だったらしいけど
自分の女房のご面相はああだこうだ女々しい野郎だよ
191吾輩は名無しである2012/01/18(水) 21:31:56.57
「余」は元々、謙遜の言葉。
この時代には、頻繁につかわれていた
192吾輩は名無しである2012/01/26(木) 06:51:49.42
193吾輩は名無しである2012/01/31(火) 05:05:49.95
平凡社の別冊太陽、が森鴎外特集
値段が高すぎ
194吾輩は名無しである2012/01/31(火) 13:08:47.85
195吾輩は名無しである2012/01/31(火) 21:50:32.02
東京の文京区千駄木だよ
団子坂の上
196吾輩は名無しである2012/01/31(火) 22:05:20.00
団子坂なら観潮楼あとの記念館、むかしからあるじゃん。
近所なんて嘘ついてるな、おめえは。
197吾輩は名無しである2012/02/01(水) 04:07:56.63
あのね、「観潮楼あと」にあったのは「鴎外記念本郷図書館」でした。
5年ぐらい前に、図書館だけ、すぐ近所に移転して、残った建物を「鴎外記念室」と呼んでいたの。
今、それが解体されて、新記念館の建設中なの
今年の秋に開館する
僕は団子坂の下に住んでるの
198吾輩は名無しである2012/02/01(水) 04:11:52.18
199吾輩は名無しである2012/02/01(水) 10:18:10.77
なるほど。
これをみて自分が団子坂下に住んでることにしようと思ったんだね。
ほんとに住んでるなら「毛沢東」も知ってるはずだし、「榎」とかも知らないだろ。
200吾輩は名無しである2012/02/01(水) 19:00:17.53
こんな話題は不毛だから、別に、言い張る気もおこらない。
「榎」は知らない。
多分、飲み屋か寿司屋だろうと思うけれど、僕は酒を飲まないから行かない。
寿司屋なら、三崎坂の下にある店がそんな名前だったような気がする。寒いから確かめに行かない。
「毛沢東」(それが正式名称かどうかは知らない)は知っている。家から歩いて2分、不忍通りに面している。
一度だけ入ったが、あまり美味しいとは思わなかった。すぐ隣りも中華料理屋だが、こちらは高いから行かない。
とにかく、新しい森鴎外記念館が楽しみだ。今の時点で、2階部分の建設に入った段階だ。
201吾輩は名無しである2012/02/03(金) 23:39:19.07
爰に久しくブロッケン山という奇妙の深山に立ち籠り手て、座禅観念に暮らし居たる鴎内漁史といふ豪傑あり。
胸中ノアの洪水を貯えて、能くゲーテ、シルレルの魂を使役すること阿部の晴明が幽鬼を使ふが如し。
202吾輩は名無しである2012/02/06(月) 21:32:22.39
203吾輩は名無しである2012/02/06(月) 21:50:49.40
>>201
「胸中ノアの洪水を貯えて」って、どういう意味? 204吾輩は名無しである2012/02/07(火) 04:34:30.78
似非ディレッタントのアホなんだから許してやって
205吾輩は名無しである2012/02/07(火) 09:23:11.97
>>203
ノアの洪水はあまねく地上を呑み込んだが、この豪傑の胸中もそれに劣らず
広大なスケールであったということだろうな。 206吾輩は名無しである2012/02/07(火) 10:53:53.90
>>204
ワタシハアナタヲユルシマセン
ワタシハ ア ナ タ ヲ ユルシマセン 207吾輩は名無しである2012/02/08(水) 16:40:13.80
もりっ!おーっ!がいっっ
208吾輩は名無しである2012/02/13(月) 12:10:33.93
平野啓一郎さん鴎外を語るhttp://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4035374471.html
現在の津和野町出身の文豪、森鴎外の生誕150周年を記念して、芥川賞作家の平野啓一郎さんが、鴎外の作品の
魅力などを語る催しが、松江市で開かれました。
この催しは、NHK松江放送局が開いたもので、松江市の会場に県の内外からおよそ100人が集まりました。
そして、平成11年に「日蝕」で芥川賞を受賞した作家の平野啓一郎さんが、森鴎外の「舞姫」と「高瀬舟」の2つの作品
の魅力などについて朗読を交えながら紹介しました。
この中で平野さんは、舞姫の主人公の太田豊太郎を例にあげ、「鴎外にとって、人間は自分の意志や欲望とは無関係
に生かされている存在だという思いが強い。今の時代から見れば鴎外は古い作家だと思われるかもしれないが、そうし
た視点で作品を見返すと面白いと思う」と述べました。
また、平野さんは鴎外の「高瀬舟」を意識して「高瀬川」という小説を執筆したことなど、鴎外の作品から多くの影響を受
けたことを紹介しました。
参加した50代の女性は、「鴎外と平野さんの共通点などを知ることができておもしろかったです。鴎外は昔から好きで
作品を読んでいますので、また読み返してみようと思います」と話していました。 209吾輩は名無しである2012/02/13(月) 12:37:07.50
>>208
鴎外もこんな俗物と同一視されるのは不服だろう。
女で例えると美智子皇后と渋谷の汚ギャルぐらいの差がある。 210吾輩は名無しである2012/02/13(月) 13:36:42.94
この例えの陳腐なこと(笑
ネタだと信じたいが・・・
211吾輩は名無しである2012/02/13(月) 13:47:36.75
平の乙
212レディー・ジャネット ◆zHjuTueIApoc 2012/02/13(月) 15:07:48.26
平野の
〈鴎外にとって、人間は自分の意志や欲望とは無関係
に生かされている存在だという思いが強い。〉
という見方はわるくないと思う。
ようするにプレモダニズムなんだ、といってしまえばそれまでとはいえ、
的を射ているだろう。
平野の書くものの最大の問題点は、耳学問的な知識がきわめて乏しいために、
たんなる作家の「人格」論みたいなところにとどまってしまって、
政治経済でも、遺制的な民俗、でも方面はなんでもいいのだが、さっぱり話題が膨らんでいかないということだろう。
213吾輩は名無しである2012/02/13(月) 15:13:10.92
こいつドイツで女スケコマして、その女が日本まで追ってきたと知るや
ビビッて逃げまくった犬だろ。
おまえらこんなヘタレの書くの読むなや。
214吾輩は名無しである2012/02/13(月) 21:34:06.91
森鴎外入門には石川淳の「森鴎外」が最適だな。明治以降の批評文学の傑作だよ。
215吾輩は名無しである2012/02/14(火) 14:58:13.36
「高瀬舟」を意識して「高瀬川」って
H・エリソンのSF→エヴァ(庵野)→「世界の中心で、愛を叫ぶ」
並みだなおい
216吾輩は名無しである2012/02/18(土) 13:00:05.85
ドイツで森鴎外生誕150年式典http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4033106081.html
「舞姫」などの作品で知られる明治の文豪、森鴎外の生誕150周年を記念する式典が鴎外が一時期を過ごしたドイツ
のベルリンで17日行われ、鴎外の出身地の津和野町の高校生たちも参加しました。森鴎外は22歳からおよそ4年間、
陸軍軍医としてドイツに留学し、帰国後、ドイツでの生活をもとに「舞姫」や「獨逸日記」などの作品を発表しました。
生誕150周年を祝う式典は、ベルリンのフンボルト大学で行われ、鴎外を研究しているドイツなどの専門家や鴎外の
出身地の津和野町の高校生5人も参加しました。
式典でフンボルト大学のオルベルツ学長は、「日本に帰国してからの鴎外の活躍により、ドイツで日本に対する関心が
高まりました」とあいさつしました。
また津和野高校の村上眉さんが、「津和野を愛した先輩が日本を代表する偉人になったことは私たちに誇りと希望を与
えてくれます」と述べました。
このあと、ドイツ人の俳優がドイツ語に翻訳された「舞姫」の朗読を行ない、会場に集まった人たちは鴎外をしのんでい
ました。
高校生たちは式典に先立ち、ベルリンにある森鴎外記念館を訪れ、鴎外が2か月間下宿した部屋や医学留学生仲間と
の写真などを見学しました。
宮藤千英子さんは、「日本とはまったく違う雰囲気の部屋ですが、鴎外にはドイツの文化が合っていたのかなと感じま
した」と話していました。 217吾輩は名無しである2012/03/03(土) 06:11:26.51
↑
鴎外って、ある意味、スゲ−ぇ人なんだな
218吾輩は名無しである2012/03/08(木) 02:00:47.92
舞姫
エリート官僚が金髪美少女に現を抜かし役所をクビになる。
219吾輩は名無しである2012/03/08(木) 10:56:46.73
「高瀬舟」を意識して「高瀬川」という小説を執筆
題名はほぼパクリだなw
井上ひさしに茶化されるレベル
220吾輩は名無しである2012/03/14(水) 22:06:13.75
更に今一つ、それと大いに関連を有する、彼を襲ったまったく予想外の強い誘惑。即ち
「歴史其儘」という創作態度。事実を、それも過去の或る既成の事実のみを客観的捉え、厳格に
創意を抑制して記述するという作業の抑え難い魅惑。歴史の自然に己の一切を委ねること。それは
一つの、超越なき神秘主義である。そこから与えられる虚無への、逆説的な、しかし、力強い
反論の言葉。……
絵の具を捻り出したかのような色々のネオンの輝きを灯す高瀬川の脇を歩きながら、その時
彼の念頭にあったのは、まさしく鴎外だった。(…)
平野啓一郎『高瀬川』
221吾輩は名無しである2012/03/15(木) 20:18:55.05
文体もパクリか
222名無し募集中。。。2012/05/04(金) 21:29:44.98
223吾輩は名無しである2012/05/12(土) 12:58:31.99
舞姫に出てくる恨って何?
224吾輩は名無しである2012/05/31(木) 17:14:24.53
>「豊干がしゃべったな」
鴎外はこういうとこがぬるいというか不器用というか稚拙なんだよな
225吾輩は名無しである2012/05/31(木) 17:20:31.85
この稚拙は残念ながら「寒山拾得縁起」では拭いきれていない
道具にされた子供が気の毒でならない
226吾輩は名無しである2012/07/09(月) 00:30:08.25
脚気で大勢兵隊を殺したときいて文句を言いに来ました
氏ねボケカス、呑気に小説なんて書いてんじゃねーよ死んで詫びろ
227吾輩は名無しである2012/08/05(日) 00:30:04.87
228吾輩は名無しである2012/08/05(日) 08:45:54.91
エリスが娼婦であるっていう説はないのかね?
229吾輩は名無しである2012/08/06(月) 01:03:57.62
>>227
この人は徹底的に荻原雄一のユダヤ人説を馬鹿にしてるんじゃないかw 230吾輩は名無しである2012/08/06(月) 08:59:03.33
馬鹿にして、からかっているけど、論文集が出ているんだから、
ユダヤ人説は、学会で公認された説ではないの?
専門家の意見が知りたいな。
231吾輩は名無しである2012/08/06(月) 10:40:08.19
232吾輩は名無しである2012/08/06(月) 18:12:51.35
作品がをれだけ幼稚なんだから仕方ない
寒山と拾得が大笑いしながら山中に永遠に姿を消した理由を表現するにはどう読んでもあまりに稚拙が過ぎるだろう
233吾輩は名無しである2012/08/06(月) 18:14:03.54
をれだけ
それだけ
234吾輩は名無しである2012/08/06(月) 18:19:36.34
理由を表現するための帳尻が目に見えて作者の器量の乏しさがそのまま露見してしまっている
235吾輩は名無しである2012/08/06(月) 20:32:45.83
鴎外は作家というよりは翻訳家とか批評家向きだな
文学が好きで好きでたまらないのはわかるけど残念ながら作家には向いてない
太宰とかの雰囲気小説と同等
漱石、芥川を読んでしまうとどうしても物足りない
236吾輩は名無しである2012/08/06(月) 22:00:18.87
きみは鷗外のなにを読んだの?
237吾輩は名無しである2012/08/06(月) 22:08:24.39
翻訳物数作と短編というか有名どころの小品を数作だけだよ
それ以上読む価値を見出せなかったから
238吾輩は名無しである2012/08/06(月) 22:12:18.89
史伝三部作を読みもしないで、よくそんな大口がたたけるものだ。
239吾輩は名無しである2012/08/06(月) 22:12:57.98
>>235
おまえが文学とは縁がなさそうだということだよ(笑
も少しましな日本語がかけるよう、鷗外漁史を黙って読んでいなさい。
なにこれ、ばかまるだしだよ、まったく。
↓
>理由を表現するための帳尻が目に見えて作者の器量の乏しさがそのまま露見してしまっている
240吾輩は名無しである2012/08/06(月) 22:21:25.92
いや、そんなのはこっちの知ったこっちゃないよ
本を読むときに於いてのこっちの基準を鴎外が満たせていないというだけ
実際漱石を読んだときは次から次へと読みたくなってあっという間に全作読了したし
これはつまり鴎外の手腕が劣っているという証拠であってこっちに問題があるわけじゃない
241吾輩は名無しである2012/08/06(月) 22:24:35.76
>>239
内容のないレスだなぁ
自己紹介のような罵倒ばかりしてないで具体的に内容を指摘してくれよボクちゃんさ 242吾輩は名無しである2012/08/06(月) 22:27:18.28
それに短編とかだけでもその作家の器量は十分に見抜けるからな
短編が下手な作家にいい作家はいない
243吾輩は名無しである2012/08/06(月) 22:39:08.22
それに多少偏見はあるけど史伝自体が好きじゃないのよ
下手な作家の作品を読むのですら苦痛なのにさらに好きじゃない史伝とか言われても困っちゃうわ
まあ定年迎えて暇で暇でどうにも仕方なくなったら読んでもいいと思ってる
244吾輩は名無しである2012/08/06(月) 22:47:53.36
>>235
文学=小説という無意識の図式が出来てしまうと、そうなるんだろうな。
全集から小説をばっさり切り落としても、鴎外の大にかわりはない。 245吾輩は名無しである2012/08/06(月) 23:06:11.17
そんなのは無意識でもなんでもないけど文学=小説だなんてことは一言も書いてないよ
雰囲気小説と同等と言っただけでね
脳内変換が無駄に激しいね、キミ
246吾輩は名無しである2012/08/06(月) 23:08:29.82
寒山拾得にしても、大の人が書くような代物とは到底思えないんだよな
まあ、いいんじゃないですか、大でw
247吾輩は名無しである2012/08/06(月) 23:17:50.37
まあ勤勉だったのはさすがに認めるけど
素質がなかったのも認めざるを得ないよ
248吾輩は名無しである2012/08/06(月) 23:40:18.10
知能の低さを自慢するバカがのさばるようになったんだから、世も末だよ。
249吾輩は名無しである2012/08/06(月) 23:52:59.32
自己紹介は然るべき所でな
250吾輩は名無しである2012/08/07(火) 06:36:08.31
鴎外の世渡りの上手さや慎重さを花田清輝が再三に渡ってからかってるね。
エリスの件には触れずに。
それは花田が「小説平家」で繰り返し説明する「やまとだましい」の類い
なんだろうが。それは後の本居宣長から小林秀雄にまで繋がってる訳で。
それが和魂漢才の和魂として日本で価値を認められてるのも鴎外に対する
高評価の基底になってる。一方で花田がそういうのをあまり評価しないのも
良く分かるが。
エリスの件で鴎外は自分が平凡な官僚の一人に過ぎないことを深く
思い知ったのではないかな?彼が天皇か公家大名の血統ならば、即エリスと
結婚して日本に連れ帰って子供をばしばし生ませてるはずw
それが出来なかったから、世渡りというか姑息さというか、そういうのが
鴎外の内面に染み付いてしまったんだな。
251吾輩は名無しである2012/08/09(木) 01:17:15.54
>>250
鴎外じゃなくて、エリスの方の問題ではないの?
エリスが貴族の娘だったら、反対されなかったと思うんだけど。
252吾輩は名無しである2012/08/12(日) 01:15:52.89
>>246
寒山拾徳は大の人が書くような代物だよ
ピカソの「アビニヨンの娘たち」をみて、キュビズムがどうとか、
原始美術との関連がどうとか「説明」は出来ても、
0.1秒で魂が震撼しなかったら、一生縁がないようなものだ 253吾輩は名無しである2012/08/12(日) 01:26:24.49
自分には震撼できない内容なんだから仕方ない
君は一体あの作品のどこで震撼したの
254吾輩は名無しである2012/08/12(日) 02:15:00.11
色盲に色を説明しても、はじまらない。
255吾輩は名無しである2012/08/12(日) 02:24:25.11
そんな下手な逃げを打つ場面ではないだろう
こっちはどこで震撼したのかを聞いてるだけなんだから
なんだか不自然だよ君の挙動は
256吾輩は名無しである2012/08/12(日) 13:34:31.12
文学や芸術の感動って、理屈で説明できないものだよ。
説明できる部分ってほんとうは肝心なところじゃないんだ。
とくに「震撼」したなんてのは、「どこに」とか聞くまぬけはいない。
そういうことが分らない人になにをいってもはじまらないんだよ。
257吾輩は名無しである2012/08/12(日) 14:22:09.93
いや、理屈の説明なんかを求めてるのではなくて、君にその「震撼」を起こさせた根源的要素をただ単に聞いてるだけ
それでないと話自体がまるで進まないからな
それを君が「色」がどうの「説明できる部分」がどうのと、園児にも見抜けるような失笑ものの虚言を並べて返答を遠ざけている
いまの局面はわかるかな?
258吾輩は名無しである2012/08/12(日) 14:30:46.95
もっとおおっぴらにいうと「寒山拾得」に於いて君に震撼を起こさせた文章の引用を求めてるんだよ
あんな短い作品なんだから震撼した場面くらいはいくらなんでも覚えてるだろう
それを聞いてるだけ
259吾輩は名無しである2012/08/12(日) 15:23:23.22
色盲が何かわめいておるな。
258は鴎外がわからない。それだけのことだよ。
人間、すべてをわかる必要はない。
鴎外がわからなくても生きていける。
しかし、わからないからと言って、価値がないと決めつけるのは
バカをさらすだけだ、ということを知っておけばいい。
260吾輩は名無しである2012/08/12(日) 15:28:34.66
ひどいなこりゃ
もはや自虐的に自己紹介をしてるだけの図だなw
261吾輩は名無しである2012/08/12(日) 20:15:49.19
>>259
>盲目の尊敬では、たまたまそれをさし向ける対象が正鵠(せいこく)を得ていても、なんにもならぬのである。
この一節はまさに君の「震撼」の盲目性と同じだよ
尤も、君の対象には何の正鵠(せいこく)もなく、ただのそこらの看板程度のものだが 262吾輩は名無しである2012/08/12(日) 21:47:17.15
君、君って言ってるけど、一人対複数なの気がついてないでしょう。
ぼくは>>256だけ書いたんだけど、あなたが一人と思い込んでる相手は
すくなくとも3人以上なのは一目了然ですよ。
言葉は悪いかも知れないけどそういう「鈍さ」はある意味で致命的かもですよ。 263吾輩は名無しである2012/08/12(日) 21:56:36.54
>尤も、君の対象には何の正鵠(せいこく)もなく、
↑
こんな日本語みたことない(笑
(せいこく)とか御親切にふりがなをつけた意図もまったく不可解
264吾輩は名無しである2012/08/12(日) 21:58:36.51
もはやそれくらいが手一杯か
265吾輩は名無しである2012/08/12(日) 22:23:35.29
いや、色盲の目一杯。
おあとがよろしいようで(お辞儀
パチパチパチ
266吾輩は名無しである2012/08/12(日) 23:03:44.66
選んで寒山を読むって珍しいような気がする。
寒山読んだ人達は他にはどんなのを読んでる?
何が好き?
267吾輩は名無しである2012/08/13(月) 00:15:33.91
「寒山拾得」の話には元ネタがあるわけで、全部が全部、
鴎外のオリジナル創作というわけではないだろう。
現に寒山拾得の故事というか伝説が残っているわけで。
閭丘胤が国清寺に二人を訪ねに行ったら、二人が大笑いして姿を消したことも故事にすでにある。
それを焼き直したのが鴎外の作品。もちろん力点の置き方には作家のオリジナリティがあるが。
寒山と拾得がどちらも風狂な僧だったことは事実として、
ではその二人を紹介した豊干がどれだけ偉い坊さんだったのかが気になるところ。
268吾輩は名無しである2012/08/13(月) 00:47:51.81
>>266 和辻のエッセイ風の物なんか好きだな。
「寒山拾得」は個人的には震撼まではいかなかったな。一般人向けの啓蒙書、
教訓話みたいなイメージ。豊干がどれだけ偉いかなんてどこで判断するの?
最初の小話か、虎の背で詩を吟じての部分?言いたいことは >261の盲目の〜
の部分だけなんじゃねーの。 2692672012/08/13(月) 01:44:32.16
>>268
いやまあ、作中でのことじゃなくて史実として当時、
豊干がどれだけ偉い坊さんと認識されていたのか、ということね。
この話のミソが「盲目の尊敬」の対象と、その実物の価値のギャップにあるとしたならば、
当時の人々の間の豊干の評価がどうだったのかは話の核心を突いている。
(鴎外の筆致では明らかに皮肉を込めて描かれているけれどw)
なぜなら豊干自身の評価によって彼が紹介した寒山・拾得が、尊敬に値するかどうかの説得力が決まってくるからだ。
豊干がただのインチキだとすれば、寒山・拾得両者の禅僧としての有り難さが何もなくなってしまう。
そうするとこの話の、「権威を盲信した結果」の教訓がうまく活かされてこない 270吾輩は名無しである2012/08/13(月) 03:59:43.67
元ネタもなにも、寒山詩も読んでるんだが
>>232のレスでそれくらい察してくれ 271吾輩は名無しである2012/08/13(月) 04:07:57.33
豊干がインチキだとすればだとか
寒山と拾得の有り難さ?(wだとか
そういう段の話が出てくるのは君が寒山拾得についてウィキペディアで得た知識くらいしか持ってないからだよ
そういう虚勢を張る段でもないよもうすでに君は
272吾輩は名無しである2012/08/13(月) 06:53:54.96
実証的な話をしようとしているんだが、話にならないな。
273吾輩は名無しである2012/08/13(月) 07:03:23.22
具体的な話ができないんなら、出てきてしゃべらなくてもいいよ
お前のクソつまらない意見などなくてもよかろう
274吾輩は名無しである2012/08/13(月) 07:57:00.29
鴎外の医療官僚としての迷い、懐疑を素直に綴ったものだろう。
鴎外を神格化するから、鴎外に化かされるw
虎に乗った豊干とか、中国の古代からの人間と猛獣との関わりは
概念が先行してるんだな。おそらくは近東から由来してるのでは
ないか?医療の起こりは痛みを直すことだが、豊干にはキリスト以前の
therapeutaeの面影がある。
要するに寒山と拾得には中国の文化としての実体が乏しいと俺は
言いたいw
275吾輩は名無しである2012/08/13(月) 08:49:38.52
寒山拾得は逃げ足の早さが特徴ですw
276吾輩は名無しである2012/08/13(月) 08:58:20.93
>>274
そうやって寒山拾得が“無価値”だと決めつけてしまえばただの教訓話だが、
唐の時代において、また禅宗の文脈において寒山が「文殊」、拾得が「普賢」の
化身だと考えられる向きがあったのはどういうわけなのか。
そこはまじめに考えておく必要がある。
畢竟この話は、奇矯ないでたちで見た目、愚者のルンペンにしか見えない人物が
実は聖賢だった、というよくある聖人伝説をさらにメタレベルで脱構築しようとした
禅宗バージョンとでも考えておけばそれで済むだろうか 277吾輩は名無しである2012/08/13(月) 12:55:37.17
>>276
良く読めよw
無価値とは言ってない。
鴎外がいかにもありそうな寒山拾得のエピソードに借りて、自分自身の
心情を吐露したと言ってる。
聖賢だかどうだか分かる前に寒山拾得は逃げ失せてしまうのが特徴だと
も、俺は275で言ってる。
>>唐の時代において、また禅宗の文脈において寒山が「文殊」、拾得が「普賢」の
化身だと考えられる向きがあったのはどういうわけなのか。
あっさりと書いてるから、鴎外にとってはたいしたことじゃ
ないんだろうね。
テキストの構造からそう読むしかないw
神秘めかすような作家じゃないし。作品の中の地文で盲目の尊敬を
批判してもいる。
読者をケムにまくよりも、自分自身の迷いを素直に出したんだろう。
そう読まなきゃしょうがない。
どうしても鴎外がすごいことを書いてると思いたい人は
お好きにどうぞw
278吾輩は名無しである2012/08/13(月) 13:50:48.66
実証的に話せるだけの信憑性のある資料も伝記もないのにどうして実証的に話すことができようか
物語が物語を生んでいく中で、ごく気まぐれに捻出された僅かな形跡のようなものがあるだけで、それぞれの人物の存在を証明するものなどは何ひとつとして残っていない
鴎外の寒山拾得も、一二の僅かな資料を照らし合わせてその中から僅かに一致するものを継ぎ合わせ、八九の想像を以ってなんとか形だけ繕ったようなものでしかない
寒山と拾得の容姿などもずっと後に描かれた絵図を参考にしてるだけ
279吾輩は名無しである2012/08/13(月) 14:28:04.29
その絵図を仕切ったガラスの前で、勿体らしく人差し指で顎を押さえ
ニヤリと笑って跳ねるように出口へ急いでいった芥川くんの「寒山拾得」もくれぐれも宜しく
280吾輩は名無しである2012/08/13(月) 23:10:39.39
というか、鴎外の「寒山拾得」は「寒山子詩集」の編纂者だと思われる、
閭丘胤(実在の人物かどうかも不明)が著した巻頭の「序」から丸パクしたものなんじゃないの?
鴎外による創作なんてほとんどないと思うけどな。
281吾輩は名無しである2012/08/13(月) 23:47:06.60
いや、閭がどこからどこへ行ってどこで誰と会ったとかそういう大まかな筋だけをなぞったもので
閭の言動や寒山の「豊干がしゃべったな」などという言動や厨房の様子などもまるっきり鴎外の想像でしかない
282吾輩は名無しである2012/08/14(火) 00:01:39.88
寒山子詩も文殊の化身が書いたような代物とは到底見受けられない
鴎外はそれを「難しい」とかなんとかいって濁しているが、正直な所を言ってしまえば
おまえ偽物だろ!雇われ詩人だろ!作為丸出し!っていうような、微笑ましい出来だよ
283吾輩は名無しである2012/08/14(火) 03:15:45.16
福音書のようにもう少し内容やもっともらしい根拠などがあって物語を育てる人材が昔の中国にいたとしたら寒山拾得ももう少し有名になったんだろうけどな
284吾輩は名無しである2012/08/14(火) 04:24:22.16
森鴎外のwikiで年譜を見ると、『寒山拾得』の発表の前後に、
陸軍省医務局長の辞意表明と、実際の退職という出来事が
あるから、「医療官僚としての迷い、懐疑を素直に綴ったもの
だろう。」の解釈で良いのではないか?
青空で『寒山拾得縁起』/森鴎外を読めば、君達の興も完全に
冷めるはず。
鴎外は完全に読者を子供扱いにして馬鹿にしていたんだな。
まったく図々しいw
285吾輩は名無しである2012/08/14(火) 08:03:57.34
この人は朱子学的ストイズムが全面にみなぎってるんだが、
そういう人が禅的なものにコツンとあたったところが面白いんだよ
286吾輩は名無しである2012/08/14(火) 08:33:29.33
ああじゃこうじゃと尾ひれをつけないで、真直ぐに読めるのは
文学板で俺一人w
287吾輩は名無しである2012/08/14(火) 09:00:41.90
ばかの決まり文句「良く読めよw 」
288吾輩は名無しである2012/08/14(火) 14:52:05.05
ところで、森鴎外賞や夏目漱石賞が無いのはなぜ?
ほかの雑魚小説家の名を冠した文学賞なら唸るほどあるのに
289吾輩は名無しである2012/08/15(水) 00:33:56.16
漱石を鴎外なんかと並べるなよ胸糞悪い
290吾輩は名無しである2012/08/26(日) 00:56:49.34
単に医療官僚としての迷いを綴ったというか、もっと詰めていうと、帝国内で盲目的、狂信的に高まりつつあった天皇陛下万歳に対する
「戦争当時の鴎外」の懐疑心を、居たのか居なかったのかも定かでない「豊干」という
ごくごく不確かでシャカシャカした人物に投影させて無理矢理に肉付けしてみただけの作品
なんだか安っぽいコスプレみたようで正直気持ち悪いな
291吾輩は名無しである2012/08/26(日) 01:38:09.75
そういった心情を吐露するのは別にいいと思うけど、それを投影させる対象とその土台に少し問題があったな
なるべく自分を高くみせたいという下心が見え透いてしまっているし、
個人的な鴎外の心情と寒山拾得の話を無理矢理に帳尻合わせしてるから最後のほうなどはてんでバラバラになってしまっている
292吾輩は名無しである2012/08/26(日) 02:11:01.20
まあ、芥川の「寒山拾得」くらいの緩さで扱うのが妥当だったな
293吾輩は名無しである2012/08/26(日) 20:05:13.20
kakikueba kaneganarunari houryuuji
294吾輩は名無しである2012/08/26(日) 21:16:11.33
>>252
まだ息してるかな?
もしまだそれをしてたら教えてほしいんだけど
君は一体、この「寒山拾得」のどこで震撼したの? 295吾輩は名無しである2012/08/27(月) 09:40:25.55
296吾輩は名無しである2012/08/27(月) 12:10:21.25
あ、まだ息してたのかw
ついでにもう一つ教えてほしいんだけど
0.1秒というのはタイムウォッチかなんかで測った正確な数値なの?
297吾輩は名無しである2012/08/27(月) 15:42:06.37
おいおい、二週間以上まえのレスと対話はじめんなよ、ばかだねえ。
ほんとに息すんのやめろよ、はた迷惑だからね。
298吾輩は名無しである2012/08/27(月) 15:52:16.75
で、どこで震撼したの?w
299吾輩は名無しである2012/08/27(月) 15:54:25.06
>0.1秒というのはタイムウォッチかなんかで測った正確な数値なの?
↑
いや、こういう質問をマジでする人間は貴重だと思うぞ
300吾輩は名無しである2012/08/27(月) 15:55:19.47
マジに捉えちゃう人間のほうが貴重だから安心しとけw
301吾輩は名無しである2012/08/27(月) 15:58:07.13
それでさ、マジな話さ、
どこで震撼したの?w
302吾輩は名無しである2012/08/27(月) 16:01:51.87
だからだれに聞いてんだよってのw
しつこいなあ、コケの一念ってやつですかあ?
303吾輩は名無しである2012/08/27(月) 16:03:22.44
>>252以外にいないだろ
だいじょぶか?おまえw 304吾輩は名無しである2012/08/27(月) 16:32:42.00
横から失礼します。
私も252の人の魂がどこで震撼したのか知りたいです。
305吾輩は名無しである2012/08/27(月) 16:43:24.61
>>304
ジエンの連続カキコはやめましょうね〜
茶色いシッポが見えてるよ♪w 306吾輩は名無しである2012/08/27(月) 16:44:37.78
はい?ジエンって、なんですか?
私、よくわかりません。
307吾輩は名無しである2012/08/27(月) 16:46:49.36
オレも知りたいわ。
魂の震撼にはふつうに興味あるわ。
308吾輩は名無しである2012/08/27(月) 16:49:04.44
ほら>>252の震撼くん
みんな知りたがってるみたいだぞw
一体どこで
震撼したの 309吾輩は名無しである2012/08/27(月) 17:06:27.52
なんだか鷗外スレとは思えない展開になってますね。
310吾輩は名無しである2012/08/27(月) 17:40:00.49
確かに鴎外スレにしては余りに高レベルだな
311吾輩は名無しである2012/08/27(月) 17:41:03.47
鴎外がこのスレ覗いたら思わず震撼しちゃうだろうな
312吾輩は名無しである2012/08/27(月) 19:48:07.34
柿くへば 鉦が鳴るなり 法隆寺 かw
313吾輩は名無しである2012/08/27(月) 22:04:06.47
しぶいねい、おっさんw
おいら、金がなるなる法隆寺と覚えてるよ。
なるなるのほうが調子よくていいだろ、ざまみろ、おっさんw
314吾輩は名無しである2012/08/27(月) 22:21:20.08
鉦?
手に持って叩くあれ?
なんか撞木で大きな鐘をご〜ん、だと思ってたんだけど、違った?
315吾輩は名無しである2012/08/27(月) 22:25:32.31
あの時代はカンカン鳴らす鉦の頃だよ
ゴーーーーーンは最近流行りだしたの
316吾輩は名無しである2012/08/27(月) 22:26:58.94
秋にはカンカンが似合うね
ゴーーーンはちょっとお門違い
317吾輩は名無しである2012/08/27(月) 22:35:10.45
除夜の鐘のイメージで最近の子たちはゴーーンだと思うかもしれないけど
この句の鉦の音はカンカンが正解だよ
芭蕉の詠んだ蝉の声は議論する余地があるけど、これはカンカンでいいんだよ
318吾輩は名無しである2012/08/27(月) 22:59:24.23
漱石の「二百十日」で圭さんが布団の中で海老のようになって聞いていた「カンカン」と同じ性質の音と思ってくれていい
319吾輩は名無しである2012/08/28(火) 02:02:34.72
カンカンカンカンバンサンカン焼き肉焼いても家焼くな
のカンカンですw
320吾輩は名無しである2012/08/28(火) 08:55:05.67
う〜ん、さすが鷗外スレは格調が圧倒的にすぐれている。
夏休みの連絡網で、生徒たちに毎日ここを覗くよう指示しておいてよかった。
321吾輩は名無しである2012/08/28(火) 11:40:53.02
うん、で、
どこで震撼したの?
322吾輩は名無しである2012/08/28(火) 11:52:43.96
「実はパパアも文殊なのだが、まだ誰も拝みに来ないのだよ」
「とうちゃん、それ、ほんとうなの?だったら私、学校のお友達を呼んでくることよ」
323吾輩は名無しである2012/08/28(火) 11:58:26.73
つまらん。
324吾輩は名無しである2012/08/28(火) 12:38:37.65
まあ、人それぞれだからな。
きみが震撼したところに俺は不感症、
俺が打ちのめされたパッサージュをきみは素通り、
ということは別にあたりまえに起きるわけだ。
>>322くんには>>322くんの鷗外さ。よきかなよきかな。 325吾輩は名無しである2012/08/28(火) 14:56:13.13
そんなことよりさ
寒山拾得のどこで震撼したの?
326吾輩は名無しである2012/08/28(火) 15:01:15.82
ほんとは震撼なんてしなかったのに表面上の議論に負けたくないという一心からついつい嘘ついちゃったのかな
そうとしか考えられないよね
327吾輩は名無しである2012/08/28(火) 15:03:12.88
0.1秒という安っぽい喩えにその軽薄さがよく表れてるよね
328吾輩は名無しである2012/08/28(火) 15:05:43.92
ピカソの画もなにひとつわかってないんだろうなw
こういう軽薄者がほんと増殖しすぎだな
329吾輩は名無しである2012/08/28(火) 16:08:40.89
得意の連続カキコ。
今回は4連続でした(笑 パチパチパチ
330吾輩は名無しである2012/08/28(火) 16:12:30.56
よう、軽薄者
今日も元気に震撼しとるか?
331吾輩は名無しである2012/08/28(火) 16:27:27.05
まったく(笑
おまえ酔っ払いかノイローゼ患者だろう。
誰彼なしに絡んでくるのは全部同一人物だと思っちゃうのねえ。
粘着ぶりも病的だしなんか怖くなってくるわ。
かってに妄想しながらひとりで書きまくっていなさい、adieu!
332吾輩は名無しである2012/08/28(火) 16:53:16.41
また得意の自己紹介か
333吾輩は名無しである2012/08/28(火) 17:32:19.14
カンカンカンカン
334吾輩は名無しである2012/08/29(水) 12:00:03.33
335吾輩は名無しである2012/09/01(土) 15:43:10.64
近所の根津神社に、本名森林太郎名で奉納された
ロシア戦争の戦利品砲弾を飾る台座がある。
何がどうなってこうなったのか、いまは水道が取り付けられて水飲み場になってる
336吾輩は名無しである2012/09/02(日) 12:22:40.36
何か荒れてるな。
漱石スレでも荒らしてたやつか?
337吾輩は名無しである2012/09/05(水) 19:08:43.71
ちくま文庫の鴎外全集って、仮名遣いは旧ですか?
338吾輩は名無しである2012/09/05(水) 20:38:02.99
新だろ
339吾輩は名無しである2012/09/05(水) 21:14:52.90
基本、文語体の作品以外は新漢字、新かなだね。
340吾輩は名無しである2012/09/06(木) 20:32:19.19
いま東京国立博物館で帝室博物館総長としての文書が展示されてるね。
341吾輩は名無しである2012/09/10(月) 22:53:29.04
脚気!
342吾輩は名無しである2012/09/13(木) 21:39:31.32
343吾輩は名無しである2012/09/21(金) 02:54:20.87
『舞姫』のエリスの由来は、virgil の『aeneido』や、purcellの
オペラ『ido and aeneas』の登場人物である、idoの別名のalyssaが
訛ったものではないか?
idoあるいはalyssaはaeneasに置いてきぼりを食らい悲嘆に暮れて
自殺するんだが。
エリスが実際に日本を訪れたという話は嘘ではないのかな?
リーダー、あるいはエリートとしての使命感と恋愛との狭間で悩むaeneasの
姿は『舞姫』の太田豊太郎とも、共通している?
344吾輩は名無しである2012/09/21(金) 07:05:03.97
>>343
全部間違い。どうしてこう無知なんだ?
どうせ、ゆとバカだろうが、最低限のことを調べてから書け。 345吾輩は名無しである2012/09/21(金) 12:00:18.71
>>344
うっかりしてたw
訂正
aeneido→aeneid
346吾輩は名無しである2012/09/21(金) 23:44:24.93
慣れないアルファベットなんて使うからだよ
347吾輩は名無しである2012/09/27(木) 07:04:59.46
スペースシップ森鴎外
348吾輩は名無しである2012/10/07(日) 23:45:25.51
岩波から普通の小説に注釈つけてクソ高い値段で新しく出し始めたけど、やっぱりもう新しい鴎外全集というのは出されないんでしょうか。
349吾輩は名無しである2012/10/08(月) 16:28:35.71
wintermute1212
猪瀬直樹の『天皇の影法師』に、森鴎外の明治や近代国家への意識について述べら
れていたのを思い出した。「鴎外は官僚エリートとして近代国家創出から完成へと
関わってきたのだ。だから明治国家は権威ではない。楽屋裏を知っているのである
。彼にとって明治は新興勢力の作った危うい国家であった」
2012年10月6日 - 23:29
350吾輩は名無しである2012/10/19(金) 04:38:41.23
10月27日、東大で鴎外の生誕150年記念シンポジウムがある
351吾輩は名無しである2012/10/19(金) 04:52:54.40
チンポジウムならイクしかないな
352吾輩は名無しである2012/10/21(日) 03:54:51.51
>>22
☆禿禿同。泣く子とお茉莉には勝てぬ。森鴎外の最高傑作はお茉莉姫。
長男の妻の母曰く「爵(本字は上が木)が手におえないと思って
いましたが、それを上回るのが出てきました」ぎゃはははは。
☆寒山拾得2人ムヒヒと笑い合って「豊干がしゃべったな」
掛軸とかの絵を想像すると滑稽やら怖いやら、わけわかめ〜 353吾輩は名無しである2012/10/22(月) 12:31:06.80
354吾輩は名無しである2012/11/02(金) 10:58:52.21
10/28の「オルフエウス」観にいったひとレポよろしこ。
355吾輩は名無しである2012/11/02(金) 13:04:20.93
よろしこなんて言われると書く気も失せたよ。あほらし。
356吾輩は名無しである2012/11/06(火) 07:42:14.15
鴎外「舞姫」モデルの晩年明らかに=ベルリン在住のライターが調査
文豪、森鴎外の小説「舞姫」のヒロインのモデルになった元恋人は、地元男性と結婚して第2次世界大戦を生き延び、
86歳でベルリンで亡くなった。同地在住のライター、六草いちかさんの調べで5日明らかになった。
ベルリンに赴いた官吏と踊り子エリスの悲恋を描く「舞姫」は、ドイツ留学した鴎外の体験を反映した作品とされる。
1888年に帰国した彼を追うようにドイツ人の恋人が船で来日。鴎外の親族らに説得され、離日したことが知られている。
六草さんは乗船者名簿の名前と一致する当時21歳の女性エリーゼ・マリー・カロリーネ・ヴィーゲルトの存在を教会簿の
出生記録などから割り出した。彼女は66年9月15日、現在のポーランド生まれ。帽子職人として働いていた1904年までの
足取りが分かり、昨年単行本にまとめた。
その後も調査を続け、役所の記録などからエリーゼが05年7月15日に2歳年上のドイツ人男性と結婚したことが判明。
男性は18年に死去し、彼女は53年8月4日に老人ホームで亡くなっていた。(2012/11/06-05:20)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012110600062 357吾輩は名無しである2012/11/06(火) 08:01:58.66
ニュー速ではもっぱらクズ野郎との評価が広まっておる
俺もそう思う
馬鹿な左翼がドイツで謝罪行脚するレベル
358吾輩は名無しである2012/11/08(木) 19:37:45.40
全くだ。
外国行って地元の娘に手を出して責任取らずに
逃げ帰り、挙句の果てに一途に追ってきた彼女を
ケンもホロロに追い返した極悪人鴎外。
こんな糞野郎の書いた小説なんて何一つ読む価値は無い。
359吾輩は名無しである2012/11/10(土) 22:54:57.06
元々アマチュアレベルの作家だからな
360吾輩は名無しである2012/11/15(木) 23:10:22.84
ゲス野郎鴎外
361吾輩は名無しである2012/11/22(木) 10:51:42.99
鴎外の百物語がよくわからないんだけど
どこがおもしろいのか教えて
362吾輩は名無しである2012/11/22(木) 10:55:09.30
大人になってから再読すべし。
363吾輩は名無しである2012/11/22(木) 12:29:39.48
そっけないなあ
364吾輩は名無しである2012/11/23(金) 16:35:58.84
鴎外なんて読まなくていいよ
365吾輩は名無しである2012/11/28(水) 12:09:35.44
366吾輩は名無しである2012/12/10(月) 21:15:50.44
森鴎外の文章は現代文も言い回しがくどくて読みにくい
367吾輩は名無しである2012/12/11(火) 14:44:45.88
村上春樹や大江健三郎よりもはるかに簡潔明晰だと思うが、あれのどこが回りくどいんだ?
368吾輩は名無しである2012/12/11(火) 17:03:55.58
三島由紀夫の文章読本で漢文の簡潔明晰さを褒めてたけれど、
簡潔明晰というのは、一見すると単純で、無駄がないから読みやすいように考えてしまうけど、それがかえって難しくすることもある。
それはおいておいて、鴎外の文章は講談師になったような気分で読むとリズムがいい。
369吾輩は名無しである2012/12/12(水) 10:58:46.34
>>365
2005年東京芸大による初演(DVDあり)の現代楽器によるものと違い、
チェンバロを含む最小限の古楽的アンサンブルがオーケストラピットで演奏。
合唱も最小限の少人数で古楽風の器楽と柔らかな語感の鴎外の日本語訳詞がよく合った。
主役のオルフェウスはカウンターテノールだが言葉を生かした歌唱と安定した音程ですばらしい。
舞台装置は前述の反響版と舞台中央奥からピット上まで伸びるの一段高い通路とその真ん中の街灯のみ
だが、これが、この世と常世の行き来を表現するのに効果絶大だった。
ホールの反響版には映像を投影したが、「既成の素材を貼り付けた」感は否めず、舞台での演技・歌唱が
見事なだけに残念。
抽象的な舞台に対し、衣装はフロックコート、デコルテ、振袖など和洋混ざった明治〜大正時代のもの
が訳詩の語感と合っていた。愛の神が羽のような巨大な蝶々結帯の振袖姿なのが「和風天使」な感じで良い。
再演を望む。 370吾輩は名無しである2012/12/12(水) 20:12:18.70
371吾輩は名無しである2012/12/14(金) 20:56:01.45
なんで高瀬舟の弟は自分で刃物を抜かないのだ
抜くくらいできるだろ
372吾輩は名無しである2012/12/22(土) 07:53:54.15
鴎外は人間が屑すぎて無理
今も右翼連中に持ち上げられてるだけ
上野の鴎外荘は会食に何度か利用してるけどね
もてなしに便利だから
373吾輩は名無しである2012/12/23(日) 18:42:10.58
しかしお前よりははるかにましな人間だろ
374吾輩は名無しである2013/01/11(金) 00:49:45.47
文学散歩に鴎外記念館 東京の旧居跡地に開業
明治の文豪、森?外の生誕150年を記念して、東京都文京区の旧居跡地に区立森?外記念館がオープンした。区内にはほかにも?外ゆかりの場所が
点在しており、文学散歩で立ち寄るにはぴったりだ。
鴎外が30歳から60歳で亡くなるまでの半生を家族と過ごしたのがここで、2階から海が見えたことから自身で「観潮楼」と名付け、「雁(がん)」「阿部
一族」などを執筆。永井荷風、芥川竜之介、石川啄木らが訪れ、歌会が開かれるなど、文人のサロンとなっていたという。
戦災で焼失し、公園として開放された後、?外記念室を併設した図書館が開館。老朽化で建て替えられ、地下1階、地上2階建ての記念館に生まれ変わった。
所蔵資料は、自筆原稿や遺品など約1万4千点。正門の門柱跡の礎石と敷石、庭の大イチョウと庭石が旧宅時から残っている。地下1階が展示室で、
2階は図書館。1階にはミュージアムショップとカフェがあり、庭を眺めながら、区ゆかりの文人にちなんだ創作菓子やお茶を楽しめる。
特別展「150年目の?外 観潮楼からはじまる」(2013年1月20日まで)が開催中。第1展示室で写真や自筆資料などから?外の生涯をたどり、観潮楼で
の生活ぶりを紹介している。
第2展示室では、次女杏奴(あんぬ)さんの嫁ぎ先である小堀家寄贈の資料を公開。出張先から家族へ送った手紙、自作した教科書などは、子供たち
から「パッパ」と慕われた、子煩悩だった?外の一面をうかがわせる。
鴎外の記念館は、生誕地の島根県津和野町にもあるが、文京区の記念館は文学的資料を多く収蔵しているという。
http://www.47news.jp/localnews/tekuteku/t_wave/236333.php 375吾輩は名無しである2013/01/12(土) 15:46:50.40
舞姫って面白いの?
376吾輩は名無しである2013/02/08(金) 11:40:39.60
377吾輩は名無しである2013/02/08(金) 15:31:20.96
文体が面白ければ他になにが必要なんだ?
378吾輩は名無しである2013/02/08(金) 17:04:30.25
舞姫の文体の特徴ってなんなんですかね
379吾輩は名無しである2013/02/08(金) 19:38:45.89
>>375
女性が読めば殆どの人が嫌悪感を持つダメ男(鴎外)が主人公の小説。 380吾輩は名無しである2013/02/09(土) 10:45:07.37
女だけど嫌悪感は持たなかったな
「殆ど」から外れてるのか
381吾輩は名無しである2013/02/09(土) 16:52:25.13
そうかも
382吾輩は名無しである2013/02/09(土) 19:37:51.29
鴎外の翻訳した『ファウスト』は他の人が翻訳したものと比べてどうですか?
383吾輩は名無しである2013/02/09(土) 22:03:26.12
ニーチェは生田長江版に限るという人が好むような翻訳です。
384吾輩は名無しである2013/02/11(月) 16:28:53.29
402 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/02/11(月) 12:27:44.81 ID:0IC/ip3n0
少なくとも軍人が外国人と結婚できないのなんて世界の常識なんですよね
どうして森鴎外がエリスを捨てて帰ってこなきゃならなかったかって話
403 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/02/11(月) 12:46:52.72 ID:eRsiMn0E0 [3/5]
すると自衛隊は、外国から見ると軍隊扱いだけど
憲法的には違うから現状は外国人と結婚できるってこと?
こんなのあった
↓
自衛官との結婚について質問します。
自衛官と結婚する相手女性の近い親戚に中国人や韓国人がいた場合、どのような影響がありますか?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6133833.html
アンサー見る限り、中国韓国フィリピン人と結婚してる方が多いようですが…。
国籍条項
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%B1%8D%E6%9D%A1%E9%A0%85
外務公務員の国籍条項は日本の対外的な主権を代表する権限を有することに鑑みている。
1996年9月30日以前は配偶者が日本国籍を有さない場合又は外国の国籍を有する場合についても外務公務員の欠格事由となっていた。 385吾輩は名無しである2013/02/11(月) 22:49:10.82
>>379
あの状況で他に遣り様があるのか?
君だったらどうするの? 386吾輩は名無しである2013/02/11(月) 22:56:29.02
オレなら、なにもかもを捨て女も捨て、一人アルジェリアに行って外人部隊に入る。
あす〜はチュニスかモロッコか〜♪。^^
387吾輩は名無しである2013/02/20(水) 15:56:17.89
鴎外記念館を建てるお金があるなら、
鴎外の翻訳作品にルビを振って
全国の図書館に配布して欲しい。
388吾輩は名無しである2013/02/22(金) 10:58:24.55
>>387
バカか。
鴎外記念館を建てたのは、国ではなく、文京区だ。
文京区の金で文京区内に施設を作るのは当然だが、
他の自治体に本を配るなんて、区民が納得しない。
最低限の常識を持て。 389吾輩は名無しである2013/03/07(木) 01:45:09.55
昭和53年6月に「獅子のごとく」という森鴎外の生涯を描いたドラマが放映された。
その番組は当時、日立がスポンサーで、日立に勤めていた女性がぜひ観てくれというので
僕は森鴎外のドイツ留学時にいたドイツ女性の恋人の話をしたら、「奥さんよりドイツ女性を好きだったんですか?」
と聞いた。僕は「そうだ」と答えた。それから3年後に僕は英国留学をしたが、休みを利用してドイツへ旅行した
そして、ハンブルグでドイツ女性と仲良くなり、めっちゃ狂った。そのとき、森鴎外がどうしてドイツ女性に夢中に
なったかよくわかった。そして、再び英国に戻ったら、休みにドイツへ行った日本男性がたくさんいて、全員が僕と同じく
ドイツ女性と仲良くしたことを「告白」した。その仲良くというのはドイツ女性とセックスを散々しまくったことだ。
それこそ明け方自分のホテルへ戻るとき、自分自身が情けなくなるほどクタクタだったことを覚えている。
390吾輩は名無しである2013/03/07(木) 16:06:42.45
↑
なにこれ?釣りなの?
391吾輩は名無しである2013/03/07(木) 23:59:06.86
獅子のごとくは観たが、一番肝心な内容が抜けていた。森林太郎を追って来日したドイツ女性は出てたけど
雁という小説の主人公である玉のモデルだった児玉せきはまったく無視されていた。ドイツ女性をドイツへ帰した
あと結婚して、すぐ離婚し、それから12年間独身だったが、いきなり再婚となっていた。これは変だ。事実
を消してしまって何が生涯なのか? 児玉せきの存在は森鴎外にはドイツ女性以上に重要だったはずだし、
再婚相手より愛していたはずだ。
392吾輩は名無しである2013/03/08(金) 00:34:49.43
森林太郎 AV男優みたい笑
393吾輩は名無しである2013/03/08(金) 10:55:12.61
全然面白くないけど…
394吾輩は名無しである2013/03/08(金) 18:06:14.20
森鴎外に限らず奥さんより好きな女性がいるという男は多いよ。
必ずしも奥さんを一番好きということはないと思うけどな。
結婚してしばらくしたら妻よりずっと若い女に夢中になる男はいっぱいいるよ。
395吾輩は名無しである2013/03/08(金) 18:07:26.69
奥さんより他の女性を好きになるなんて当然だけど。
396吾輩は名無しである2013/03/09(土) 20:12:32.61
性生活と夫婦生活が一致しなければならないというのは日本では明治以降の話でしょう。
そもそも西欧でもブルボン王朝期のフランスですら貴族間では不倫がけっこうさかんだったわけで。
ようするにローマ時代、下層民相手に普及したユダヤ・キリスト教的一夫一婦制が
ブルジョアイデオロギーとして近代市民社会に蔓延してこれが世界中に伝播しただけですね。
397吾輩は名無しである2013/03/09(土) 21:03:47.04
でもさ、武士とかさ
398吾輩は名無しである2013/03/09(土) 23:19:19.90
ハリスに随行した訪日外交官が幕府高官にケーキで饗応したところ
その高官は妾のために持ち帰ろうとし、そしてそのことを恥じるそぶりも見せなかったので
ピューリタンとして厳格に性道徳を守っていた当該外交官が非常にあきれかえっていたという記述が残っています。
また、このような旗本御家人層の子女が幕府瓦解後に芸者になって
政府高官や富商の正妻や妾として身請けされていたりもします。
武士道倫理に基づいたストイシズムというのはクリスチャンである新渡戸稲造が作り出した神話でしょう。
実際の日本人は(欧米以外の文化圏がそうであるように)性的に放縦な民族ですよ。
ただ、文化的に指導的立場にあった欧米諸国がキリスト教の世俗化によって禁欲的になったので
しかたなくそれに(表面上)従っただけの話であって。
399吾輩は名無しである2013/03/10(日) 00:24:09.51
三島とかは神話の国の人だったんだな。
今の日本人もなにかの神話の国の人だから同等かw
ドラえもん神話とか
400吾輩は名無しである2013/03/10(日) 10:18:36.69
春休みらしい書き込みですねw
401吾輩は名無しである2013/03/10(日) 10:42:10.42
一夫一婦制に関する歴史的な考察では、モルガンの調査を基にしたエンゲルスの「国家の起源」が面白い。
402吾輩は名無しである2013/03/11(月) 01:16:07.19
403吾輩は名無しである2013/03/20(水) 22:34:13.70
『灰燼』って何で未完で終わったの?
新聞国の下りでクオリティが一気に下がってるから、途中で飽きちゃったのか?
面白くなりそうだったのに勿体ないな。
404吾輩は名無しである2013/03/23(土) 09:49:20.96
男なら女に対して最後まで責任持て。.>ダメ人間鴎外
405吾輩は名無しである2013/03/26(火) 10:29:28.80
406吾輩は名無しである2013/03/28(木) 01:23:30.28
407吾輩は名無しである2013/03/28(木) 01:34:32.98
人非人鴎外
408吾輩は名無しである2013/03/28(木) 10:57:32.73
>>405
いや、あれは完全に鴎外が子供すぎた。
留学中の寂しさから女の子に手を出して結婚の約束をして、追いかけてこられると、自分では解決できずには、確か母親に後始末してもらったんだ。 409吾輩は名無しである2013/04/03(水) 22:30:03.23
>>408
オペラ「蝶々夫人」なんか見ると、外国で暮らす西洋人が現地の女と
同棲することはよくあったんじゃないかなあ。
で、任期が切れると、彼らは女を残してさっさと引き上げる。
鴎外はそこでぐちゃぐちゃやってるだけ、純情で世馴れない日本人だったって
こと。 410吾輩は名無しである2013/04/03(水) 23:36:36.37
鴎外作品に出てくる女の喋り方って何か魅力的だよな
411吾輩は名無しである2013/04/04(木) 00:10:01.04
>>409
ちょっと横道にそれるけど、当時多いのは、迎えた国の側が女をあてがうケース。
日本では江戸時代から、重職にある来賓に女をあてがっていた。
鴎外の場合は違うだろう。
漱石なんかは、イギリスではまったく女っ気がなかったように思う。 412吾輩は名無しである2013/04/04(木) 10:37:32.97
貧乏留学生だったからな
413吾輩は名無しである2013/04/04(木) 12:19:34.20
>>412
国費留学でべつに貧乏じゃありませんけど。 414吾輩は名無しである2013/04/04(木) 14:15:08.84
生まれつき品性下劣な関西人の脳内・・・(金があれば人は買春罪をするもの)
415吾輩は名無しである2013/04/04(木) 19:33:17.10
はいはい、レイシストの童貞やってきたーwwww
416吾輩は名無しである2013/04/04(木) 20:32:42.39
女性の敵
417吾輩は名無しである2013/04/04(木) 21:22:15.32
売春婦が吼えてな
418吾輩は名無しである2013/04/08(月) 10:57:46.22
あげます
419吾輩は名無しである2013/04/22(月) 11:24:25.82
>>413
国費だから貧乏なんだよ
江戸の頃から公費留学といえば手許不如意と相場が決まっとる 420吾輩は名無しである2013/04/22(月) 11:28:05.53
最澄は国費、空海は自腹
まめちしきな
421吾輩は名無しである2013/05/18(土) 15:55:13.49
>国費だから貧乏なんだよ江戸の頃から公費留学といえば手許不如意と相場が決まっとる
?
福沢諭吉は支度金を実家の母親に仕送りしたらしいし、
同時期に官費で洋行した仙台藩の玉虫によると飲み残しの酒を平気で捨てたりと
国許では平時にしないような贅沢行為をしていたそうです。
幕府使節ではない長州X(伊藤博文など)にしても結構贅沢三昧だったらしいので、
出張経費や交際費で遊行三昧というのは古来から続く日本文化なのかもしれない。
そもそも“公費””私費”という考え自体がないのね。
丸山真男が指摘するように“公”に自己がビルトインされているから
組織内における利己的行為が公的行為として肯定されてしまう。
であるならば私的行為は公から排除されたものによる物好きの行為として嘲笑あるいは蔑視される。
422吾輩は名無しである2013/06/12(水) 17:46:24.48
ハハン、ナルホロ
423吾輩は名無しである2013/06/15(土) 09:31:03.33
贅沢三昧と貧乏ってのは両極端なわけだ。
漱石の留学生活は経済的に極端に貧乏だったわけじゃない。
ロンドン時代の漱石が国費留学だから貧乏で、だから女ッ気がなかったと考えるよりは
まじめだから本ばかり買って下宿にこもっていたから女ッ気がなかったと考えたほうがいいだろうな。
424吾輩は名無しである2013/06/15(土) 22:59:52.77
×まじめだから本ばかり買って下宿にこもっていた
○ノイローゼだったから本ばかり買って下宿にこもっていた
425吾輩は名無しである2013/07/29(月) NY:AN:NY.AN
鴎外 大好き
426吾輩は名無しである2013/07/29(月) NY:AN:NY.AN
鴎外 大好き
427吾輩は名無しである2013/07/30(火) NY:AN:NY.AN
>>まじめだから本ばかり買って下宿にこもっていたから女ッ気が
なかったと考えたほうがいいだろうな。
漱石の性格からして、「ロンドンの赤線で女を幾ら幾らで買いました。」
とか、日記に付けとくタイプじゃないよなw
しかも、女の容姿とかに○△×をつけるとかw
だが、墨東きたんの荷風は自分の金で遊んでたのだからそれでも可。
鴎外の実学としての医の留学生と、虚学の文学の留学生の漱石では、
陽陰の対照もあったのではないか?
428吾輩は名無しである2013/07/30(火) NY:AN:NY.AN
>>427
鴎外が付き合ったドイツ娘というのは、当時16歳のルィーズだという説が定着してるようだけど、そうなのかな。
ドイツ娘の16歳というのは、もう大人なんだろうね。
ジュリエットだって14歳とかいう話だし。
日本もそうだけど、当時は今と比べるとかなり早婚だ。
それにしても一人で船に乗って日本に来たっていうのには驚く。
そのくらいの情熱があったんだから、ドイツに帰国してからは幸せをつかんだことだろう。 429吾輩は名無しである2013/08/01(木) NY:AN:NY.AN
>>428
鴎外の自由恋愛とか、俺はあまり信用してないw
東京では彼は妾をおいていたようだが。
ルィーズはドイツの赤線の女かも。
仮にそうだったとしたら、鴎外や陸軍の名誉の為にカッコイイ話を
マスコミも含めてデッチアゲたかもね。
鴎外は権力者として文壇全体に圧力をかけ得る実力があったろうし。
>>それにしても一人で船に乗って日本に来たっていうのには驚く。
ほんとに、そんな事件があったのかすら、俺は疑ってる。 430吾輩は名無しである2013/08/01(木) NY:AN:NY.AN
>>429
アンナ・ベルタ・ルイーゼ・ヴィーゲルトというのは裕福な洋服屋の娘だったとか。
鴎外の4人の子供(茉莉、杏奴、不律、類)のうち、「あんぬ」と「るい」の二人の名前は、この人からとったんじゃないかともいう。
とはいえ、エリーゼ・マリー・カロリーネ・ヴィーゲルト(当時21歳ぐらい)という説も強いらしい。
こちらも、「まり」が一致する。
ドイツで女遊びをしていたかどうかはわからないけど、売春婦だと、船賃を工面するのは難しそうだ。
その娘が日本に来たのは、鴎外の身内が語っている以上、間違いないだろうから。 431吾輩は名無しである2013/08/01(木) NY:AN:NY.AN
>>鴎外の4人の子供(茉莉、杏奴、不律、類)のうち、「あんぬ」と
「るい」の二人の名前は、この人からとったんじゃないかともいう。
それら全部は鴎外の日本人の嫁さんが産んでるんだぜw
鴎外が自分の娘の名前を自分に所縁あるドイツの女の名前から
取ったとしたら、勝手過ぎだろw
432吾輩は名無しである2013/08/01(木) NY:AN:NY.AN
>>431
鴎外は始めの奥さんとは、長男於菟(オットー)の出産後、その乳呑児を連れて家出している。
離婚して10年以上たってから2番目の奥さんと結婚、4人の子が生まれた。
「舞姫」が発表されたのは、はじめの奥さんと結婚した1年後で、その年に離婚。
2番目の美人の奥さんと同居の鴎外の母親との仲が悪かったのは有名。
いくら欧化思想が強かったと言っても、子供に西洋人の名前を付けるのはどうなんだろう?
ちなみに、オットー、フリッツはドイツの男性名、マリー、アンヌはフランスの女性名、ルイはフランスの男性名で女性の場合はルイーズとなるそうだ。
そしてそのドイツ女性とは、生涯文通を続けたたらしい。 433吾輩は名無しである2013/08/01(木) NY:AN:NY.AN
DQNネームの元祖
434吾輩は名無しである2013/08/02(金) NY:AN:NY.AN
鴎外に限らず、明治の思潮と言うのは日本を捨てて西洋を学ぶ、ということだからね。
その動きに若干の反動もあったけど、基本は変わらない。
明治期の思潮が日本を失わせた根源なんだろう。
435吾輩は名無しである2013/08/06(火) NY:AN:NY.AN
しかしこの人の小説はくだらないの多いね
436吾輩は名無しである2013/08/06(火) NY:AN:NY.AN
437吾輩は名無しである2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN
鯖の味噌煮を頼む度に感慨深くなる
人生、分からんなあ、と考える
438吾輩は名無しである2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN
>明治の思潮と言うのは日本を捨てて西洋を学ぶ、ということだからね
やれやれw
439吾輩は名無しである2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN
たとえば「和魂洋才」という言葉がどんなふうに作用していたかも知らないんだろうね。
440吾輩は名無しである2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN
441吾輩は名無しである2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN
作用w
442吾輩は名無しである2013/08/10(土) NY:AN:NY.AN
443吾輩は名無しである2013/08/29(木) NY:AN:NY.AN
444吾輩は名無しである2013/08/30(金) NY:AN:NY.AN
そうだね。同感
445吾輩は名無しである2013/09/12(木) 01:53:51.67
新しいエリス本を読んだ人は、まだいないの?
446吾輩は名無しである2013/09/12(木) 12:41:05.71
>>445
読んだよ
エリスのモデルがおばさんになった時の写真がでてた
ちょっと雑然とした内容で、どこまでが推論でどこまでが事実であったかがよく読まないとわかりづらい 447吾輩は名無しである2013/09/27(金) 20:32:45.39
漱石より偉大だな
448吾輩は名無しである2013/09/27(金) 20:38:39.87
医大です
449吾輩は名無しである2013/09/27(金) 22:16:34.02
450吾輩は名無しである2013/09/27(金) 23:04:06.82
二番目のかーちゃん、とても美人
鴎外さんは面食いだ
451吾輩は名無しである2013/09/28(土) 12:14:14.97
出戻りで、処女ではないのに、鴎外は三カ月、手を出さなかったと、
奥さんが、自分を主人公にした小説に書いているらしい。
452吾輩は名無しである2013/09/30(月) 10:28:08.67
ルースベネディクトの菊と刀には、「恋愛や性的な享楽に関する日本人の態度が
われわれには理解しがたい」とある。「日本人はアメリカ人の恋人に捨てられ、
みどり児膝にかき抱き(with my baby on may knee)悲嘆に暮れる若い女性の
物語や詩を読むと、これらの私生児の母親たちを日本の「自由意志による妾」と
同一視する。」とあります。エリスに対してはもっと純粋な目で見ていかないと
自分たちの恥をさらしているような気がする。
453吾輩は名無しである2013/10/02(水) 16:33:41.69
↑
????
454吾輩は名無しである2013/10/02(水) 16:57:28.33
>>451
実の母と、変な男に刷り込まれた女の感性が、ゴキブリそのものに感じたんだろう。
そうでなければ、一世紀後まで文豪扱いされるわけねえだろ。
とかね。
>エリスに対してはもっと純粋な目で見ていかないと
>自分たちの恥をさらしているような気がする。
エリス自身は純粋。優秀極まる留学生を受け入れ、気立てのよい美人を宛がった
政府は不純。政府は別の思惑があるからね。
政府に女がいないからといって、自分たちの愚かさを責任転嫁したらいけない。 455吾輩は名無しである2013/10/02(水) 16:58:30.60
日本政府に、タナカマキコみたいなのが送り込まれなければよかったのに。
まだまだ時間はいくらでもあるよ。
456吾輩は名無しである2013/10/02(水) 17:19:23.01
↑
上の人たちが言ってることがさっぱり分からん
僕、頭が悪いのかな・・・
457吾輩は名無しである2013/10/02(水) 18:02:30.80
価値観が違うのだろう。
庶民と上流階級の違いみたいに。
458吾輩は名無しである2013/10/02(水) 18:16:03.45
こちらにも飛び火したんですか…。
459吾輩は名無しである2013/10/02(水) 18:52:29.82
童貞臭がキツすぎてツラい
460吾輩は名無しである2013/10/04(金) 14:02:10.73
山椒大夫って完全オリジナルなのかなぁ?
461吾輩は名無しである2013/10/04(金) 14:25:31.22
>>460
安寿と厨子王というお話があるよ。聞いたことない?
中世に成立した説経節『さんせう太夫』が元になった本らしい。 462吾輩は名無しである2013/10/04(金) 14:51:34.47
>>461
山椒大夫を子供向けにしたのがソレだと思ってたw 463吾輩は名無しである2013/10/04(金) 15:37:30.09
>>462
あらら、ウィキ(安寿と厨子王)を参考にしたのだけどどうなんだろう。
>中世に成立した説経節『さんせう太夫』を原作として浄瑠璃などの演目で
演じられてきたものを子供向けに改変したもの。ゆかりのある各地で民話化している。
近世になり絵本などの媒体にて児童文学ともなっている。 465吾輩は名無しである2013/10/08(火) 03:07:03.04
若い頃、妄想を読んて、自分のために書かれた作品だと思った。それで森鴎外が好きになった。
伊沢蘭軒を、毎夜読むのが楽しみになった。定年になって、楽しみが増えた。
466吾輩は名無しである2013/10/08(火) 03:29:34.42
>>361
森鴎外は、今は無くなってしまったものを書こうという意思があったんだと思う。
だから、仇討ち、殉死、江戸の医者、漢詩人などを書いておきたかったんだと思う。
百物語も、江戸の風俗を懐かしんで、お大尽の酔狂で開いてみたが、時代に合わずうまく行かなかったということ。
つまり無くなったものを、取り戻そうとしても、ひょっとすると無駄に終わるかもしれないという森鴎外の自虐がみてとれる。 467吾輩は名無しである2013/10/10(木) 20:15:40.13
森鴎外で一番は?
468吾輩は名無しである2013/10/25(金) 23:52:27.72
一番なんてない。
ぜんぶだよ
469吾輩は名無しである2013/10/26(土) 03:55:26.40
470吾輩は名無しである2013/10/26(土) 08:50:28.83
若いのう
471吾輩は名無しである2013/11/09(土) 02:15:32.10
>>469
同志よ
私はここの部分
安寿は畳なり合った岩の、風化した間に根を卸して、小さい菫の咲いているのを見つけた。
そしてそれを指さして厨子王に見せて云った。
「ごらん、もう春になるのね」 472吾輩は名無しである2013/11/09(土) 19:13:55.63
なるほどドイツ語チック
473吾輩は名無しである2013/11/09(土) 20:42:36.38
山椒太夫ほど、阿呆らしい話はない。
安寿のような美少女に浜で塩汲みをやらせたり、美少年の厨子王に
薪苅りをさせることにリアリティが全くない。
それぞれ、遊女の見習いや稚児にする以外有り得ん。
労働を尊ぶのは良いが、偽善的であって良い訳がない。
子供だまし以下である。
474吾輩は名無しである2013/11/09(土) 21:10:59.01
475吾輩は名無しである2013/11/09(土) 21:28:20.77
原案である中世民話に関しては岩崎武夫著「さんせう太夫考(平凡社ライブラリー刊)が面白いですね。
他には山椒=散所の長者である山椒太夫を蔑視した差別民話だ、といった指摘もあります。
どの団体が糾弾しているのかは、まあ伏せておきましょう。
でもまあ、その当時塩田経営がなされた場所とはそういう所だったという事は知っておいてよいでしょう。
中世遊行僧によって寺社における祭時の演芸として語られていたお話が
明治期の文豪の手にかかるとどのように変貌したのか?
といった点が見どころといえば見どころでしょうかね。
476吾輩は名無しである2013/11/09(土) 22:23:42.12
475みたいに納得してしまうと何の生産性もない方向に行ってしまうねw
散所の労働をリアルに動的に捉える努力の方が、森鴎外が何して
何とやらよりも、はるかに文学的な意義があるねw
475みたいなカスは掃いて捨てるほどそこらに転がってるよw
そういうのは必要ないのw
477吾輩は名無しである2013/11/10(日) 01:10:25.45
478吾輩は名無しである2013/11/10(日) 07:28:06.75
> リアルに動的に捉える
プッ
479吾輩は名無しである2013/11/10(日) 08:08:23.33
>散所の労働をリアルに動的に捉える努力の方が
それはプロ芸ですね。
散所の奴隷労働を近代労働と同一視するのは…。
480吾輩は名無しである2013/11/10(日) 16:47:35.74
>>477>>478>>479
>>散所の奴隷労働を近代労働と同一視するのは…。
奴隷労働がお前にはまったく分かってない。
リアルに動的に捉えることと、近代労働とは何の関係もない。
説明してみろ。 481吾輩は名無しである2013/11/11(月) 13:33:25.51
>>475>>476
散所(=山椒?)とか奴隷労働の実態を捉えることはとても大切なことだと思う。
でもそれは文学として大切なんじゃなくて、実社会の歴史の方向を考えるときの糧として大切なんだ。
文学というのは、ある状況の中での個人の心を見つけ出そうとするもの。
社会的な問題はその背景として、個人の心の動き方の根拠として設定される。
その意味で、元の物語とは、あくまでも個人の心を見るための背景であるということ。
実社会を背景にする代わりに、物語を状況設定のための背景にした。
実社会を背景にした時に、自分の実社会へ大きな影響を受けざるを得なかった鴎外は、物語を背景にせざるを得なかったということだろう。
その点が、たとえば漱石との大きな違いだし、鴎外の提示する人間の真実の幅が狭められてしまったということにつながったともいえる。 482吾輩は名無しである2013/11/11(月) 19:50:22.33
>>481
>実社会を背景にした時に、自分の実社会へ大きな影響を受けざるを得なかった鴎外は、物語を背景にせざるを得なかったということだろう。
おい、日本語になってねえぞ 483吾輩は名無しである2013/11/11(月) 20:07:27.72
>>482
指摘、ありがとう。
実社会を背景にした(舞姫のような小説を書いた)時に、自分の(現)実社会へ大きな影響を受けざるを得なかった鴎外は、(その後、作品を書く時に)物語を背景にせざるを得なかったということだろう。
と訂正させてください。 484吾輩は名無しである2013/11/15(金) 20:10:51.79
>>481
悪いが俺はそういうかったるいことにかかずらってる段階じゃないんだよ。
軽く言って超パイオニア的なことをやってる最中なんだな。
じゃな。 485吾輩は名無しである2013/11/15(金) 21:20:57.25
>>480
まあ、マルクスを読まないと…。
プロ芸をやっている人は『ドイツイデオロギー』ですら読んでいない。 486吾輩は名無しである2013/11/16(土) 12:18:20.55
>>485
マルクスを読んでも読まなくても文学には関係ないよ。
読めば思考の幅が広がることは確かだけど、それはほかの優れた人の著作を読むのと同じ。
>プロ芸をやっている人は『ドイツイデオロギー』ですら読んでいない
いくらなんでも、専門家が自分と同じだなんて思っちゃだめだよ。 487吾輩は名無しである2013/11/16(土) 14:28:26.27
↑
あほ
488吾輩は名無しである2013/11/16(土) 15:36:01.54
489吾輩は名無しである2013/11/16(土) 20:03:49.26
>>369
会場が新国立劇場と規模が同じ位だったらしいから新国でこのスタッフ・キャスト拾って再演してくれないかな。
>>473
山椒大夫と同じ説教節・小栗判官の照手姫みたいに
美人だから遊女になれ。楽だぞ。→嫌です→そんなら下働きでこき使ってやる、てのもあるからねえ。 490吾輩は名無しである2013/11/17(日) 12:57:35.26
491吾輩は名無しである2013/11/18(月) 04:00:37.56
<腐女子生成公式>
怠け者+自尊心が強い+性欲過多+精神が未熟+小心者+(漫画オタク)+女=腐女子
492吾輩は名無しである2013/11/24(日) 14:50:43.00
舞姫のあらすじは大体知ってたが、改めて読んでみた
思ったよりも最低な話だった・・・
493吾輩は名無しである2013/11/24(日) 18:44:11.32
↑
こいつもアタマ悪そう
494吾輩は名無しである2013/11/25(月) 21:48:22.44
>>473
小栗判官の話のそのくだりは、中国の『白兎記』の引き写しだし、
日本の『百合若大臣』もこれらに含めれば、元はオデュッセイアだから。
鴎外は説経節『さんせう太夫』を無駄に近代的解釈しているんだな。
それは徒労に終わるんだよ。元々、『さんせう太夫』は矛盾だらけの
作品だから。口承文芸だからね。口承文芸の在り処と言うか、起原を
作中で告白してるところが、『さんせう太夫』のキモなんだな。つまり、
「私達説経の語り手の出自は安寿や厨子王と同じなんです。」ということ
なんだ。 495494の続き2013/11/25(月) 21:50:41.06
それはつまり、多くは盲目の、誘拐された、あるいは人身売買された少年少女
や彼等の成れの果てが口承文芸の伝承者だったということを説経節の
「さんせう太夫」は明らかにしてるんだよ。
俺以外にまともなことを書いてる奴は1人もいないんだから
俺をもっと優遇しろよ。
496吾輩は名無しである2013/11/26(火) 10:08:10.81
鴎外の歴史物というのは、物語を現実の状況と仮想する。
その状況そのものの描写はそれほど具体的にはなされない。
一般的なイメージが表現されていればそれでいい。
その中で、それぞれの登場人物の心の動きを、直接あるいは行動によって浮かび上がらせようとする。
497吾輩は名無しである2013/11/28(木) 06:22:17.96
498吾輩は名無しである2013/11/29(金) 21:32:32.43
>>497
俺は無名だが、可能、田中、安藤、小谷野、栗原、石原らよりは、
はるかに頭良い奴だ。
早稲田出の阿呆な編集者ぐらいは何時でも馬鹿に出来る。 499吾輩は名無しである2013/11/30(土) 10:35:47.98
↑
この人もアタマ悪そうだ
500吾輩は名無しである2013/12/13(金) 17:57:56.19
「青年」って全体を通してユイスマンスの「彼方」が透けるように見えるから面白い。
501吾輩は名無しである2013/12/14(土) 18:55:13.16
出版社は編集者レベルで朝鮮系 だから日本人は作家にすらなれない
反論、異論は認めない、というのも現在の文壇のほとんどが
朝鮮左翼系だから
自虐史観を新聞、テレビと共に
誰が植えつけてきたか考えよう
気づけよ 日本人!!
もはやすべての文学賞受賞者は 朝鮮人認定式 と成り果てましたな
戦後、出版社が朝鮮人にのっとられてどこの賞も日本人が受賞できなくなった
だから文壇は左翼と反日の巣窟
おまいら、本なんて絶対買うなよ、朝鮮人に貢ぐだけだ
おまいら黙過の代償以下 自虐史観にのっとられた受賞作みてもなにも思わないか?
朝鮮人は一度利権を確保するとレイシストだから日本人には絶対手渡さないぜ
502吾輩は名無しである2013/12/14(土) 18:59:39.64
出版社は編集者レベルで朝鮮系 だから日本人は作家にすらなれない
反論、異論は認めない、というのも現在の文壇のほとんどが
朝鮮左翼系だから
自虐史観を新聞、テレビと共に
誰が植えつけてきたか考えよう
気づけよ 日本人!!
もはやすべての文学賞受賞者は 朝鮮人認定式 と成り果てましたな
戦後、出版社が朝鮮人にのっとられてどこの賞も日本人が受賞できなくなった
だから文壇は左翼と反日の巣窟
おまいら、本なんて絶対買うなよ、朝鮮人に貢ぐだけだ
おまいら黙過の代償以下 自虐史観にのっとられた受賞作みてもなにも思わないか?
朝鮮人は一度利権を確保するとレイシストだから日本人には絶対手渡さないぜ
503吾輩は名無しである2013/12/14(土) 19:02:47.06
>>501-502
そうだな。
君が社会に認められないのはきっとそのせいだろう。
あきらめろよ。
日本人は、朝鮮人より能力が劣ってるんだよ、きっと。 504吾輩は名無しである2013/12/15(日) 01:06:42.91
>>501-502
必死に、あちこちに貼りまくっているが、よほど辛いことがあったんだろうな。 505吾輩は名無しである2014/01/10(金) 12:54:17.99
18年ぶりくらいで舞姫を読んだけど、
エリスはちょっと甘すぎるとはいえ
主人公は無自覚な鬼畜だな
506吾輩は名無しである2014/01/12(日) 16:45:52.60
ワシントン アーヴィングのリップ ヴァン ウィンクル の
鴎外訳は名訳です。原作のうえに格調を高く付け加えました。
507吾輩は名無しである2014/01/13(月) 20:44:12.17
舞姫読み始めたけど現代語訳がないとほとんど理解できないや
508吾輩は名無しである2014/01/14(火) 08:12:26.02
現代語訳で読んでは台無しじゃ。どうするか。まず、江戸の
軟文学からはじめよ。ワ印なぞは本気になって読んじゃうぞ。
さうすれば、文語文なぞ平気になると信ずへし
509吾輩は名無しである2014/01/14(火) 10:10:06.60
↑
ばかの真打って感じ。
510吾輩は名無しである2014/01/14(火) 11:09:22.05
511吾輩は名無しである2014/01/14(火) 13:48:03.44
↑
やっぱり。本物だった(笑
512吾輩は名無しである2014/01/14(火) 18:09:43.77
>>511
重ね重ねの過分なお褒め恐縮に存じ奉ます。 513吾輩は名無しである2014/01/14(火) 19:09:13.39
面倒だから今後のあほよばわりレスにまとめて
重ね重ねの過分なお褒め恐縮に存じ奉ます。
514吾輩は名無しである2014/01/18(土) 19:15:34.04
>>509>>511友達いないんじゃない?最近かみさんなくしたんじゃない?
ねんきーん足りていないじゃない?暇ありすぎなんじゃない?
あとは死ぬだけなんじゃない?誰かにかまって欲しいんじゃない? 515吾輩は名無しである2014/02/19(水) 19:18:08.38
阿部一族の
紬雲院のくだりの方目狩(ばんがり)ってなんですか。
516吾輩は名無しである2014/02/19(水) 20:37:45.87
517吾輩は名無しである2014/02/20(木) 18:45:15.36
518名無し募集中。。。2014/06/18(水) 08:17:43.80
鴎外ってなんであんなに
小説をいっぱい翻訳したの?
翻訳好きなの?
519吾輩は名無しである2014/06/18(水) 09:16:52.70
ケイモーのためだろ。
520吾輩は名無しである2014/06/18(水) 10:08:38.03
>>518
日本の文化は未熟だから、国民を早く西洋文化に親しませたかったんだろう。 521吾輩は名無しである2014/06/19(木) 23:16:39.90
名前も外人風にしたかった。
522吾輩は名無しである2014/07/13(日) 19:41:29.03
森という男は心は冷たい男だ。
何でもわかっているのに決して顔にださない。
523吾輩は名無しである2014/07/14(月) 13:20:49.38
524吾輩は名無しである2014/07/21(月) 20:43:32.44
「うたかたの記」、カッコええなあ
525吾輩は名無しである2014/07/26(土) 18:46:31.97
>>518 :名無し募集中。。。:2014/06/18(水) 08:17:43.80 鴎外ってなんであんなに
小説をいっぱい翻訳したの?
翻訳好きなの?
>>506 :吾輩は名無しである:2014/01/12(日) 16:45:52.60 ワシントン アーヴィングのリップ ヴァン ウィンクル の
鴎外訳は名訳です。原作のうえに格調を高く付け加えました。
文学とはそういうこと。 526吾輩は名無しである2014/07/26(土) 23:24:52.18
雁の感想
・昔の東大生は金瓶梅を漢文で読めたのかよ!
・本郷周辺を自転車で走ってると大体の地理が分かる
・ラストの妾の人の描写が狂女みたいで怖い
527吾輩は名無しである2014/07/27(日) 09:41:19.41
昔の東大生は、英語はできるが漢文は不得意な人も多かった。
とはいえ、日常的に漢文に触れているから、現代の東大生の漢文の力と比較するわけにはいかない。
528吾輩は名無しである2014/07/27(日) 12:33:16.30
↑
いったい、何が言いたいのやら・・
529吾輩は名無しである2014/07/27(日) 16:18:19.47
読んだまんまの意味じゃないの?
530吾輩は名無しである2014/07/27(日) 16:55:00.22
>>528
わからなかった?
東大というのは医学部は別として基本的に英語の専門学校だから、みんな英語ができた。
漢文を使う授業自体がないときもあった。
とはいえ、当時の学生の生家などはまだ漢文での教育が中心だったから、いまの国文等以外の東大生よりは漢文を苦も無く読めただろう、ということ。 531吾輩は名無しである2014/07/27(日) 17:06:07.89
>>530
こういう生半可な知識でものを言ってはいけないな、ってこと
鴎外のころは日常的に漢文に触れているってレベルじゃないんだよ 532吾輩は名無しである2014/07/27(日) 17:17:22.33
>>531
鴎外より数年下級の子規は英語もちょっと不得意だったが、漢文もそれほどできたわけではない。
子規と漱石のやり取りなんかを見るとわかるよ。 533吾輩は名無しである2014/07/27(日) 21:23:55.78
漱石なんか、いくら頑張っても英語より漢文のほうがスラスラ読めたと言っている。
一方、漱石と同い年の子規は>>532が言っているとおり、あまり漢文が得意でなかった。高島俊男氏の指摘によると、子規は「而(しこうして)」以外の接続詞を知らなかった可能性が高い、とのこと。
ようするに、子供の頃からの素養の差ですね、 534吾輩は名無しである2014/08/01(金) 22:18:29.19
破棄されたはずの「一夜」が出て来たみたいだ
535吾輩は名無しである2014/08/05(火) 15:07:54.02
>>530おっしゃるとおり。明治十三年生まれのおらがじっちゃは東京帝国大学工科大学
採鉱冶金学科出身。 蔵のなかには在学中のノート参考書などが残っていたよ。
English, Deutsch が主。引退後、子供のころの記憶では漢書の白文を
楽しそうに読んでいたよ。教養としての漢文は身についていたのだ。立派な
Englishがしゃべれたよ。Americanじゃないよ。まったく、いまは明治を舐める奴おおすぎだね。 536吾輩は名無しである2014/08/07(木) 05:44:07.06
537吾輩は名無しである2014/08/07(木) 09:39:39.26
538吾輩は名無しである2014/08/07(木) 21:36:22.63
「鴎外」って雑誌に掲載されている
この間、千駄木の記念館でおっさんが予告してた。
539吾輩は名無しである2014/08/07(木) 21:43:48.06
>>538
そこまでマイナーなソースだと、広まるのに時間がかかるだろうね。 540吾輩は名無しである2014/08/13(水) 17:59:02.16
541吾輩は名無しである2014/08/22(金) 13:46:54.17
>>507
声に出して読むと、原文でも意外と分かる 542吾輩は名無しである2014/08/23(土) 23:11:36.68
大量殺人犯
543吾輩は名無しである2014/08/24(日) 00:40:23.50
↑
頭悪そう
544吾輩は名無しである2014/09/05(金) 17:34:29.43
森麻莉は鷗外の作品にあまり関心ないんだな。
傾向が違うし仕方ないか。
でも、饅頭をオカズみたいにして
飯食ってたとか、エピは楽しいな。
545吾輩は名無しである2014/09/06(土) 05:03:37.98
森麻莉→森茉莉(パッパ、大好き少女)
546吾輩は名無しである2014/10/04(土) 05:57:41.64
鴎外→林太郎(ママ大好き少年)
547吾輩は名無しである2014/10/07(火) 19:38:21.70
鴎外さん・・・
548吾輩は名無しである2014/10/14(火) 09:10:52.00
549吾輩は名無しである2014/10/18(土) 19:00:36.31
ベルリン森鴎外記念館、開館30周年、おめでとう!!
550吾輩は名無しである2014/10/23(木) 22:43:16.61
551吾輩は名無しである2014/10/24(金) 00:26:20.95
>>549
インチキだと、ばれているのに、まだ続いているのか。
鴎外となんの関係もない部屋を、鴎外の下宿と偽って公開したり、詐欺だよ。
フンボルト大学からも、引導を渡されたんだろ。
いい加減、恥ずかしいことはやめろ。 552吾輩は名無しである2014/10/25(土) 01:52:01.35
電車の窓とかいう超短編が意外と好き
553吾輩は名無しである2014/10/25(土) 22:37:12.43
>>551
鴎外やベルリンの記念館を弁護したり解説したりする義理はないけれど、一応、事実だけを記しておきます。
今あるベルリンの記念館は、住所は違うが同じ建物の同じ階(マリエン通りとルイセン通りの交わるところにある建物)。
鴎外の第一の下宿のあった建物(戦災を免れて残っていた)の、鴎外の部屋があった同じ階(二階)に記念室がある。
ただ、そこが鴎外の住んでいた部屋でないのは事実。鴎外の住んでいた部屋には人が住んでいるから、仕方なくその隣の隣の部屋(角部屋)を記念室にしてある。
鴎外の部屋がどこであったかは1969年に篠原正瑛という研究者が調べて論文で発表している(『鴎外』第7号)。
また、部屋が違うことは開館当初から公表されている。だから、その事情は昔から理解されている。
開館30周年のセレモニーはフンボルト大学が主催し、総長出席のもと、大学の大講堂を使って開かれ、ヨーロッパや日本から200人以上の出席者が集まった。
脚気問題における鴎外の位置づけは、海軍軍医であった高木兼寛の伝記的内容の小説、吉村昭の『白い航跡』などを読むと分かる。
あるいは故・山下政三氏の研究に詳しい。 554吾輩は名無しである2014/10/26(日) 10:03:37.59
555吾輩は名無しである2014/10/26(日) 23:11:14.21
>>553
火消しが出てきたか。
六草いちかの二冊目の本に、別の建物だと書いてあった記憶がある。
本が見つからないので、持っている人、フォローを頼む。
> また、部屋が違うことは開館当初から公表されている。だから、その事情は昔から理解されている。
目立たないところに、そういう中期があるのかもしれないが、
記念館を訪れた人たちは、ほとんどが、ここが鴎外の住んでいた部屋だと誤解しているだろ。
ほとんどの人が知らない注記の存在を知っているというのは、関係者かな? 556吾輩は名無しである2014/10/27(月) 04:57:08.86
>>555
関係者でなく、鴎外を含む近代文学の研究者です(という意味では関係者と言っていいかもしれない)。
たまたま、このスレを訪れました。
六草さんの本も「違う建物」と書いてあるわけではありません。
行ってみると分かる。行かなくても地図(例えばgoogleマップ)で調べてみると分かります。
フリードリッヒシュトラーセという駅の近くです。
マリエン通りを辿って行くと32番地と書かれた入り口があります。
鴎外はこの入り口から建物に入って二階の部屋に上っていたのだそうです。
ところがマリエン通りはすぐに終わり、この建物に沿って右に曲がると、住所表記が変わりルイセン通り××番地となる。
この記念館の入り口は同じ建物のルイセン通り側にある(ルイセン通り39番地)。
この入り口を入って二階にあがると、左側が記念館の入り口になっています。
記念館に入って、窓から見おろすと、歩いてきたばかりの「マリエン通り」が真下に見えます。
鴎外自身のドイツ日記を見ると、明治20年4月18日には「この日僑居を卜す。マリエン通り32番地・・・」とある。
ところが、「自記材料」の明治20年4月の項には、「18日住居を定む。ルイセン通り32番地」と書いてある。
鴎外自身でさえ記憶違いをしているのです。
上記の篠原正瑛氏は不思議に思って調べてみたというわけです。「鴎外」第4号、5号、7号に詳しく発表している。
この雑誌は、研究者しか読まないようなマイナーな雑誌だから、確かに「ほとんどの人」はその存在すら知らないかもしれない。
私もこの記念館を訪れたことがあります。
なぜこの記念館がベルリンに存在するか、どう運営されているかを知ってみると、フンボルト大学側の努力に頭の下がる思いがします。
日本側から援助はほとんどありません(寄付程度)。
六草さんがなぜあのようなことを書いたか、その事情は知りません。
間違ったことを書いているわけではありませんが、ただ、誤解を生む記述ですね。 557吾輩は名無しである2014/10/27(月) 15:08:52.06
558吾輩は名無しである2014/10/27(月) 16:41:24.80
>>556
辺境の一文学者のためによく記念館なんかを維持しててくれるね。
西欧の学問、芸術に対する姿勢は、到底日本ではかなわない。
科学技術では追いついたところもありそうだけど、文系の学問は、マルクス研究以外まだまだはるか遠くにいるんだろうな。 559吾輩は名無しである2014/10/27(月) 20:42:15.29
まったくその通りです。
せっかくですから、もう少し書かせてもらいます。
私がベルリンの森鴎外記念館を訪ねた時、たまたま当時の館長であるフンボルト大学の日本学の先生(クラウス・クラハト教授)がいらっしゃった。
その方が話してくださったところでは、現在、日本学や日本文学、日本語などに興味関心をもつ学生がほとんどいなくなっているのだそうです。
代わって、中国語や中国に関する学問に学生の興味が移っていっている。また、中国からの留学生の数も激増しており、逆に、日本からの留学生が激減している。
当然のこととして、大学も中国関係の研究や施設の充実、図書の購入などにお金を使うようになった。
これはフンボルトだけでなく、フランスやイギリス、アメリカの大学などもほぼ同じ状況なのだというのです。
かつてフンボルト大学における日本学の研究施設であったこの記念室も、その存続が危ぶまれている状況なのだそうです。
日本人としては、時代の趨勢だから仕方がないと、ただ指をくわえて眺めているだけでいいのか・・・悩ましいところです。
560吾輩は名無しである2014/10/29(水) 10:56:18.99
はいはい、ごくろうさん
561吾輩は名無しである2014/10/29(水) 11:03:25.36
>>560
僕は>>559じゃないけど、なんで君はそんなに捻くれてるの?
実態を説明してくれて、それに対する普通の感想を書いてる人に、なにが不満なの? 562吾輩は名無しである2014/10/29(水) 12:24:43.17
>>561
自分が知らないことを知っている人に対する嫉妬かね? 563吾輩は名無しである2014/10/29(水) 12:49:20.33
>>562
そうなのかな。
2chというのは一つの情報源だと思う。
鵜呑にはしないが、知ることのきっかけにはなる。
どの書き込みも、そう思って参考にすればいいのにね。 564吾輩は名無しである2014/10/31(金) 08:50:18.88
ベルリン行ってみてえな
もう寒いかな
565吾輩は名無しである2014/10/31(金) 10:04:44.29
わたしは>>560ではないけれど、
「はいはい、ごくろうさん」というニュアンスがわからなくもないな。
あえて説明を試みるほどの気はないが、こういうレスも一つの反応のしかただし、
それに対して「なんで捻くれてるの」という姿勢になってしまうことのほうに
「なんで?」を感じてしまうな。
ドイツの冬はきびしいよね。
こんな土地によく人が住み着いたものだと私など思ってしまいます。 566吾輩は名無しである2014/10/31(金) 10:26:58.34
ベルリン市街戦の記録物を見るたびにベルリンの五月は寒いのかしらと思いますの
567吾輩は名無しである2014/10/31(金) 12:42:24.11
鴎外の小説はなんか歌舞伎調でつまらん
荷風もそんなのある
568吾輩は名無しである2014/10/31(金) 13:07:31.74
歌舞伎調?
きみは鷗外の小説も歌舞伎もどちらも知らないのね。
ああ、そういえば1915年の冬のドイツは特別寒さが骨にしみたことよ。
569吾輩は名無しである2014/10/31(金) 13:44:58.33
明治二十一年の冬は来にけり・・・クロステル街のあたりは凸凹坎の処は見ゆめれど、
表のみは一面に氷りて、朝に戸を開けば飢ゑ凍えし雀の落ちて死にたるも哀れなり・・・か
暗くて寒そうだな
570吾輩は名無しである2014/10/31(金) 18:28:18.60
571吾輩は名無しである2014/10/31(金) 18:40:03.06
>>565
ここは文学板だから、「あえて説明を試み」ないとレスの意味がないんじゃない?
それを説明する方が、ドイツの気候がどうであるかよりも文学的には意味がありそうだw 572吾輩は名無しである2014/11/03(月) 13:33:30.87
ドイツの気候も作品解釈に大切だぜ
豊太郎が逃げ出したのも、寒さが大きな理由じゃないかな
573吾輩は名無しである2014/11/03(月) 15:52:45.88
ロンドンの気候も作品解釈に大切だぜ
漱石が逃げ出したのも、寒さが大きな理由じゃないかな
574吾輩は名無しである2014/11/03(月) 17:59:59.56
↑
寒さじゃなくて、霧に閉ざされた街だと思う
それから、実物の漱石と作品中の人物豊太郎を一緒にしたらまずいんじゃないの
それから、漱石は逃げ出したわけじゃない
575吾輩は名無しである2014/11/03(月) 19:20:27.30
イギリス止めて、フランス行きたい、とお願いはしたけど
576吾輩は名無しである2014/11/03(月) 20:34:24.80
ロンドンやベルリンよりもパリの方がいいよな
鴎外も漱石もまた違った存在になっていたろうな
577吾輩は名無しである2014/11/03(月) 20:39:21.53
578吾輩は名無しである2014/11/03(月) 20:40:14.75
579吾輩は名無しである2014/11/04(火) 20:19:30.63
↑
なんだいそりゃ?
580吾輩は名無しである2014/11/04(火) 20:24:27.68
>>579
フランスは世界一の二流とかいわれてるから、さ。 581吾輩は名無しである2014/11/05(水) 12:00:45.29
582吾輩は名無しである2014/11/09(日) 18:18:19.08
んじゃあ、鴎外は世界一の三流とか四流とかってことかなぁ
583吾輩は名無しである2014/11/10(月) 11:24:33.79
>>582
ドイツは哲学の世界一の一流だったから、鴎外も日本一の一流でいいんじゃない? 584吾輩は名無しである2014/11/10(月) 19:26:37.17
ドイツにはゲーテはいるし、マンもいる
文学の方も多彩だね
585吾輩は名無しである2014/11/12(水) 15:25:24.44
年をとると、鴎外の史伝が面白くなるってほんと? おれは
ぜんぜん退屈。
586吾輩は名無しである2014/11/12(水) 20:05:50.35
>>585
その時代に興味を持つ何かのきっかけがあると、とても面白く読める。 587吾輩は名無しである2014/11/12(水) 21:20:19.86
>>585
若い頃は知識欲が旺盛で、どうしても前のめりの読書になっちゃうんだよね。
岩波の鴎外歴史文学集がお勧めです。
ゆっくり読むのがポイント。 588吾輩は名無しである2014/11/13(木) 08:17:23.29
>>585の俺七十五才の後期高齢者なのだがwwエッヘン
予想されるスレ:
「おまえが幼稚なだけ」「おまえが無学なだけ」「おまえが目がわるいだけ」ww 589吾輩は名無しである2014/11/13(木) 10:31:47.32
>>588
前二つは外れるかもしれないが、三つめはその通りじゃないの? 590吾輩は名無しである2014/11/13(木) 11:51:38.40
591吾輩は名無しである2014/11/13(木) 12:46:29.49
592吾輩は名無しである2014/11/13(木) 19:32:53.77
>>590
なんだ。
せっかく目が悪い、だけで終わらせてあげたのに。
君は自分から、幼稚で無学でおまけに頭まで悪いって告白しちゃったんだね。
残念だ。 593吾輩は名無しである2014/11/13(木) 19:38:45.96
まあ、彼が予想しているのはレスではなくスレですから
594吾輩は名無しである2014/11/14(金) 08:18:10.13
595吾輩は名無しである2014/11/14(金) 09:00:43.05
ていうか、エッヘンとえばるような展開にぜんぜんなってないのに
↓
>>585の俺七十五才の後期高齢者なのだがwwエッヘン 596吾輩は名無しである2014/11/14(金) 12:36:29.32
597吾輩は名無しである2014/11/14(金) 12:44:12.75
598吾輩は名無しである2014/11/14(金) 13:08:09.87
599吾輩は名無しである2014/11/17(月) 15:33:26.21
釦を落とした
600吾輩は名無しである2014/11/23(日) 06:24:26.12
金も落した
601吾輩は名無しである2014/11/23(日) 17:49:16.29
鴎外のどこがいいのかな
602吾輩は名無しである2014/11/23(日) 21:03:47.86
603吾輩は名無しである2014/11/23(日) 22:31:16.70
漢文? 文語? 言文一致? ・・・・ どれも??
604吾輩は名無しである2014/11/24(月) 22:20:26.95
ワシントン アーヴィングの リプヴァンウィンクル の鴎外訳は
傑作です。原作以上の文学的価値あり。
605吾輩は名無しである2014/11/24(月) 22:29:49.71
606吾輩は名無しである2014/11/25(火) 17:58:45.92
607吾輩は名無しである2014/11/25(火) 22:48:59.42
>>606
おぼろげな記憶だが、鴎外の訳じゃない(淡々と粗筋を喋っている感じ)
全く別のシーンで萩原朔太郎の詩を朗読しているのは有名だけど
>>605の書込みの意味はなんだろ? 608吾輩は名無しである2014/11/26(水) 08:25:47.64
鴎外の「阿部一族」は武士道の非合理を描いた傑作ですがじつは、西鶴の
「武道伝来記」のほうが題材豊富で文学的価値が高い。
609吾輩は名無しである2014/11/26(水) 12:44:58.16
武道伝来記おもしろい 敵討小説集
610吾輩は名無しである2014/12/01(月) 18:00:13.82
桟橋が長い長い・・・
611吾輩は名無しである2014/12/03(水) 21:57:57.76
史伝も長い長い・・・
612吾輩は名無しである2014/12/16(火) 04:40:44.83
鴎外の次男(不律を入れると三男)の類という人の「森家の人びと」を読んでる。
鴎外の子供たちは、みな変だ
613吾輩は名無しである2015/02/13(金) 22:42:36.72
あやや
614吾輩は名無しである2015/02/18(水) 09:37:39.14
オヨヨ
615吾輩は名無しである2015/02/18(水) 11:16:43.34
小林信彦さんですか?
616吾輩は名無しである2015/03/13(金) 21:54:15.10
類さんはいい男だな
618吾輩は名無しである2015/04/18(土) 19:47:52.12
>>603
10年以上前、東京堂書店で鴎外漢詩集見つけたときに買っとけばよかった。
ネットで買えるけど保管が悪いから傷んでるんだよな。
文庫か電子書籍になってほしい。 619吾輩は名無しである2015/04/21(火) 03:01:31.83
620吾輩は名無しである2015/05/31(日) 20:00:16.85
621吾輩は名無しである2015/06/09(火) 19:52:58.12
翻訳とはいえ名文だよね
622吾輩は名無しである2015/06/25(木) 19:03:25.12
ワシントンアーヴィングのリップヴァンウィンクル鴎外訳、
原典より文学的価値高し。名訳だよ。
623吾輩は名無しである2015/06/25(木) 19:18:51.99
重訳ですからな
624吾輩は名無しである2015/06/25(木) 19:33:33.54
失礼
625吾輩は名無しである2015/06/28(日) 12:32:38.07
626吾輩は名無しである2015/06/28(日) 14:20:12.87
鴎外訳のストリンドベリなんかはいいよな
627吾輩は名無しである2015/06/28(日) 18:00:55.60
628吾輩は名無しである2015/06/29(月) 08:09:54.66
重訳はその文学的価値に係わりあるのかな? 世には読めない
日本語の直訳が横行しているが。訳せばいいってーもんじゃねえ
629吾輩は名無しである2015/08/30(日) 07:56:50.58
椋鳥通信
630吾輩は名無しである2015/09/04(金) 02:23:10.53
文体が固いのはわざとか
それともまだ言文一致がこなれてなかったのか
631吾輩は名無しである2015/09/15(火) 08:01:12.81
某儀明日年来の宿望相達し候て、妙解院殿(松向寺殿)御墓前において首尾よく切腹いたし候事と相成り候。
しかれば子孫のため事の顛末書き残しおきたく、京都なる弟又次郎宅において筆を取り候。
某祖父は興津右兵衛景通と申候。
永正十一(十七)年駿河国興津に生れ、今川治部大輔殿に仕え、同国清見が関に住居いたし候。
永禄三年五月二十日今川殿陣亡遊ばされ候時、景通も御供いたし候。
年齢四十一歳に候。法名は千山宗及居士と申候。
父才八は永禄元年出生候て、三歳にして怙を失い、母の手に養育いたされ候て人と成り候。
壮年に及びて弥五右衛門景一と名告り、母の族なる播磨国の人佐野官十郎方に寄居いたしおり候。
さてその縁故をもって赤松左兵衛督殿に仕え、天正九年千石を給わり候。
十三年四月赤松殿阿波国を併せ領せられ候に及びて、景一は三百石を加増せられ、阿波郡代となり、同国渭津に住居いたし、
慶長の初まで勤続いたし候。
慶長五年七月赤松殿石田三成に荷担いたされ、丹波国なる小野木縫殿介とともに丹後国田辺城を攻められ候。
当時田辺城には松向寺殿三斎忠興公御立籠り遊ばされおり候ところ、神君上杉景勝を討たせ給うにより、三斎公も随従遊ばされ、
跡には泰勝院殿幽斎藤孝公御留守遊ばされ候。
景一は京都赤松殿邸にありし時、烏丸光広卿と相識に相成りおり候。
これは光広卿が幽斎公和歌の御弟子にて、嫡子光賢卿に松向寺殿の御息女万姫君を妻せ居られ候故に候。
さて景一光広卿を介して御当家御父子とも御心安く相成りおり候。
田辺攻の時、関東に御出遊ばされ候三斎公は、景一が外戚の従弟たる森三右衛門を使に田辺へ差立てられ候。
森は田辺に着いたし、景一に面会して御旨を伝え、景一はまた赤松家の物頭井門亀右衛門と謀り、田辺城の妙庵丸櫓へ矢文を射掛け候。
翌朝景一は森を斥候の中に交ぜて陣所を出だし遣り候。
森は首尾よく城内に入り、幽斎公の御親書を得て、翌晩関東へ出立いたし候。
この歳赤松家滅亡せられ候により、景一は森の案内にて豊前国へ参り、慶長六年御当家に召抱えられ候。
元和五年御当代光尚公御誕生遊ばされ、御幼名六丸君と申候。
景一は六丸君御附と相成り候。元和七年三斎公御致仕遊ばされ候時、景一も剃髪いたし、宗也と名告り候。
…
632吾輩は名無しである2015/09/15(火) 21:22:35.06
森鴎外の文体は歴史小説には合う
633吾輩は名無しである2015/11/02(月) 05:14:19.50
豊太郎男のクズすぎて寝れなかった(´・ω・`)
634吾輩は名無しである2015/11/09(月) 20:13:50.98
635吾輩は名無しである2015/11/09(月) 22:33:57.41
636吾輩は名無しである2015/11/10(火) 18:29:38.80
ここは日本だ
637吾輩は名無しである2015/12/03(木) 18:17:18.18
638名無し募集中。。。2015/12/03(木) 22:17:27.93
椋鳥通信読んだ方おられますか?
面白い?
639吾輩は名無しである2015/12/08(火) 19:04:45.03
640名無し募集中。。。2015/12/08(火) 22:57:43.78
前は文語にすごい苦戦したけど時間経って読むと結構スラスラ読めるようになった
641吾輩は名無しである2016/01/17(日) 18:46:55.45
『青年』って意外といいな
お雪さん、かわいい
642吾輩は名無しである2016/01/17(日) 23:07:30.56
>>630
権力や家庭に飲み込まれないように、必死に抵抗していた結果という意見があるね。 643吾輩は名無しである2016/01/27(水) 12:16:30.04
644吾輩は名無しである2016/02/01(月) 12:06:34.94
あなたは40代ロサンゼルス府警新聞作りですか?ドーハの悲劇「横浜衝撃イヤフォン」「横浜悪夢イヤフォン」ですか?
それともいくつですか?huluさん?
それともいくつですか?huluさん?
それともいくつですか?huluさん?
645吾輩は名無しである2016/02/10(水) 22:39:48.97
646吾輩は名無しである2016/05/28(土) 00:17:17.60
647吾輩は名無しである2016/05/28(土) 08:06:18.58
そろそろ「渋江抽斎」を読もうか
648吾輩は名無しである2016/05/28(土) 20:27:26.09
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649吾輩は名無しである2016/06/01(水) 08:35:13.07
↑鴎外漁史、びっくり仰天
650吾輩は名無しである2016/06/14(火) 08:19:35.04
日本語文章の最右翼『空車』
651学術 ディジタル アーカイヴ@院教授2016/06/14(火) 16:31:40.47
教育実習で舞姫に当たったけど、資料調査だけで終わった。
擬古漢文調がリズムがよく歯触りがよかったなあ。名文。美文。
森鴎外まで来ると帝大もなかなか。
652吾輩は名無しである2016/06/14(火) 17:54:46.28
>>651
当時はまだ東京大学という名称だった。
鴎外は、卒業時点では東京大学卒の医学士。
ただし、まだ19歳だった。
知ってて書いてるとは思うけど、他の方の参考までに。 653学術 ディジタル アーカイヴ@院教授2016/06/14(火) 18:58:44.91
脚気のことも書いてあったような。フォロー or スルー
ありがと。
654学術 ディジタル アーカイヴ@院教授2016/06/14(火) 20:11:06.70
軍医というと純文学科の匂いがするよな。
655吾輩は名無しである2016/07/05(火) 20:02:16.18
ウィタセクスアリス読んでみたんだけど
これって森鴎外自身がモデルなの?
656吾輩は名無しである2016/08/25(木) 22:51:52.86
晩年の鷗外の作品ってめちゃくちゃつまんねーな
退屈な史実ばかりを書いてるだけ
ネタ尽きたんなら潔く引退すればよかったのに
657吾輩は名無しである2016/08/29(月) 17:53:56.73
その歴史小説のほうが全盛期っていう人もいるから
658吾輩は名無しである2016/08/29(月) 23:55:10.53
ワロタ
鴎外の文章を読むことは、昨夜から何も食べておらず、水もあまり飲めず腹ペコでクタクタの時に
米からコトコト煮た白粥の程良く冷めたのに、岩塩をはらはら振り掛けて食うような。
白粥か蕎麦か握り飯かは人によるでしょうが、一言で言うと滋味。
分からなくとも、面倒くさくとも、あの漢語調の整った文章に参ってしまうんだよなあ。もちろん最後まで読めないけど。
鴎外の好物はご飯の上に四つに割った饅頭を載せ湯をかけたもの
奇異に思うが食べてみるとインスタントのおしるこで
甘過ぎず美味しい
鴎外の文章も似ている
雁などは読みやすく完成度も高い
『諸国物語』に収められている「フロルスと賊と」って、これはいったいどういう小説なのですか!!!!
>>655
> ウィタセクスアリス読んでみたんだけど
> これって森鴎外自身がモデルなの?
他に誰がいると? スレチでスマンが
東大の前進が開成所って言ったんだな
最近はじめて知った
開成高校とかそれにちなんでたのかな?
>>669
リアルにケツ穴狙われてたからこその説得力があるよな
美少年より男らしいほうが狙われるんだな ここで聞くのが正しいのかわからないんだが、最後の一句にでてくる「マルチリウム」がいまいちわからん。
ググると殉教者とか殉教者の墓とかでてくるんだが本文中でどういう意味で使われてるのかいまいち理解できない。
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生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
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大塩平八郎を読んだ
内容はともかく、なぜ鴎外は彼を題材にした作品を書いたのだろうかと疑問に思った
かのようにを読む
私の感想を簡潔にいえば
外界との衝突を避けるため、ひたすら読書に、思索にふけることに逃避する青年の話
なかなか考えさせられる作品だった
>>675
「かのように」というのを知らなかったので、はじめて読んだ。
理念小説といってもいいんじゃないだろうか?
鴎外自身の、明治維新の否定と新政府での自身の立場の葛藤を、理念として表現しているようにも思う。
よく発禁にならなかったな、というのがもう一つの感想。 六草の仕事は素晴らしいとは思うが、
鴎外とエリーゼの恋を至純のものとして持ち上げたいという思いが強すぎて、
喜美子や良精にしわ寄せが行ってる可能性もあるのではと思っていたら、
案の定遺族から抗議が来たらしい。
>>672
元文ごろの徳川家の役人は、
もとより「マルチリウム」という洋語も知らず、
また当時の辞書には献身という訳語もなかったので、
人間の精神に、老若男女の別なく、罪人太郎兵衛の娘に現われたような作用があることを、
知らなかったのは無理もない。
しかし献身のうちに潜む反抗の鋒は、いちとことばを交えた佐佐のみではなく、書院にいた役人一同の胸をも刺した。
この文章を読めば、martyriumを知らなくても類推できるんじゃないの?
ってか、丁寧なマルチリウムの説明の文章だろう。 六草の仕事って、結局「薄情な人間」が「弱い人間」に代わっただけで
鴎外がダメな人間であることには何の変わりもないんだよなあ。
>>678
本文中で言えば「献身」解釈すれば「自己犠牲」ということについて「マルチリウム」と言っているんだろうことはわかったが、
いざ調べてみると「martyrium」には殉教者などという意味しかないので結局これは森鴎外の生きていた頃は「献身」と訳されていたのだと解釈すればいいの?
どうにも現代の「martyrium」と当時の「martyrium」では大きな違いがある様に思えるんだが。 >>682
基本的に、鴎外はドイツ語に堪能だったと思うんだが(笑 >>684
お前さん、その言語感覚のレベルで鴎外が書いたものの間違いをうたがってんの?(爆 根源に宗教があるかどうかはわからんが、
親孝行な娘の行為としては、日本人なら、心情的には現代でもうなづけるところはあるんじゃないか?
ただし、この場合は、逆縁となっても、信ずる正義を貫こうってところがあるわけだから、
裁きが主張どおりに行われたら、むしろ宗教としては困る状況だろうな。
ただ、その意味では無欲な献身ではないわけで、違和感があるのはわからなくはないが。
いずれにしても、鴎外は喜ぶかも知れないが、考えすぎって気がする。
>>687
度々丁寧な回答サンクス
鴎外の作品で言えば「ニルアドミラリ」などもそうだが、鴎外に限らず文豪の選ぶ外国語にはきっと想像し難い思惑が内包されているのだろうと勘ぐってしまう。
でも案外単純な理由であることが多いのかね。 >>687
>親孝行な娘の行為としては、日本人なら、心情的には現代でもうなづけるところ
さすがに現代でうなずく人はいないだろう。
よほど政治的に偏ってるならともかくだが。
現代というか、昔も今も、親は子供の身代わりになることはあっても、子供を親の身代わりにはしたいと思わない。
昔は、娘を身売りしたりするのは珍しくはなかったようだし、もちろん間引きもあった。
とはいえ、身売りや間引きをしなければ、親子ともに飢え死にするという状況と比べるのは無理がある。
この作品の出来がいいとは思えないけど、鴎外の権力に対する隠れた反感がよくあらわれてるとはいえそうだ。 露伴の文語は格調高く、難解な漢語多出、閉口。
鴎外のそれは格調同じく高く、難解な漢語無し。
時代の差か?
それにしても 五重塔は日本文学の五指に入る傑作。
時代物結構多いよな
仇討ちだったり堺事件とか
読むのしんどいけど結構楽しい
境事件で切腹した箕浦の、自身のハラワタをつかんだ上での口上とかしびれる
堺に切腹した土佐人の墓を訪ねた。すぐ傍に幼稚園。
砂岩の粗末な石塔。字は判読できた。はかないなあ!
生きて人生、死んでも、人生。
>>398
幕末の有名な遣米使節の新美某の娘は芸者になった
それが柳原伯爵に身請けされ、生まれたのがあの柳原白蓮 >>398
※後半について
それは当然でしょう
昔は実質一夫多妻制みたいなもの
庶民に倹約質素を奨励した水野忠邦だって、若い妾を5人くらい抱えて、それぞれに屋敷を与えていた
庶民だって金さえあればそうことは可能
また公娼制度もあり、私娼も多数
男は性的にはかなり自由だった >>429
> 東京では彼は妾をおいていたようだが。
それは鴎外の実母が探してあてがったお妾さんだね 最初の妻と離婚したあと、実母が鴎外の生理的な面を心配して、知り合いの未亡人か何かを、妾とした
かなり美人だよ
キリッとして垢抜けた雰囲気
ただ昔の下町の女性だから学があったわけではない 正妻にはなれないタイプ
実際それからしばらくして、別の良い家柄の女性を後妻として迎えている >>696
他の国の一夫多妻は知らないが、日本の武家の多妻は勢力の維持拡大のため。
武家は本家を軸とする親族会議が実権を握っていて、家を構成する子供が多いほど発言力を強めることができた。
男子でも女子でも、家を構えさせたり嫁がせたりすることで勢力の拡大を図れた。
次男は長男の予備軍として部屋住みにさせ、三男以降は他家に養子に出した。
養子に出した男子は無関係だが、女子の場合は、嫁ぎ先とは互いに親族となった。
日本では男女とも性的な制約が少なかったのは確かだが、家の存続や共同体の維持に性が埋没していたことも忘れてはいけない。 鴎外の作品を読んでいて、一昔前の時代はある一面では家族構成が柔軟だなと感じた。
子に恵まれなければ前途有望よさそうな子を養子にしたりね。
まあ親しいところから迎えるケースが多いようだけど。
とにかく”家”の存続というのが重要だったのだね。
ゆえに家名に泥を塗るような真似はすまい、家名に恥じぬ生き方をしようとの矜持が発達したのだろうか?
※もちろんそのような家は一部の特権階級に限られるのかもしれないが
利己主義が跋扈している現代ではそのような精神的支柱は得られまい。
得られたといても、それは肥大化した個我による似て非なるものだろう。
皆が皆それによって行動すれば、きっと人はホッブズのいう自然状態に行き着くだろう。
とはいえ、そうあれる者はある意味では幸せかもしれない・・・。
そう考えると家や国、または宗教などに基づく共同意識を築くというのは重要なのだ、と今更ながらに気づかされた。
>>699
家も国も宗教も排他的だけどね。
排他であることが重要とは、とても思えないな。
個人を殺し、他の集合を支配する。
鴎外自身、家からも国家からも、最後は逃げてしまったわけだから。 集団への帰属を欲するのは安楽を得んがためか?
それじゃあ畜群と罵られそうだね。
そんなら超人を目指そうか?
綱渡りの日々に魂は耐えられるだろうか?
それに耐えうる意思はどのように培えばいいんだろうか?
>>701
集団に帰属したがるのは、自分が個人として確立してないからだな。
つまり、未開社会の精神の名残り。
市民社会が発展していくと、普通は利害の相反から、個人としてその社会に参加していくようになる。
日本では現代でも市民社会が成熟せず、専制王制のような集団への帰属意識による集団社会とでもいうべき、いびつな構造になっている。
明治維新そのものが、王政復古としての維新、という歴史としては矛盾した方向を標榜しても、誰も疑問を持たない奇妙な精神構造の産物だ。
鴎外は、その精神をばかげたものとして切り捨て、漱石はその愚かな社会に翻弄されて精神を病んだ。 一葉はんが長生きしあはったら鴎外せんせをしのいだかわからしまへん
「安井夫人」を読んだが、あの作品は安井息軒が主人公で、
夫人はほとんど描かれていないような気がするのだが。
なぜ題名を安井夫人としたのだろうか。
鴎外っていうと「麦飯に反対して大勢の軍人を脚気で死なせた人」のイメージが強くて、
花袋の「一兵卒」で主人公が脚気になってるのを読んだときも、
鴎外のせいじゃん!って思った
脚気の件についてはよく調べたらなるほどなと思った、当時は庶民に全国的に白米食が広まったばかりで当時は何よりのご馳走でこれを容易に切り替えるのは兵士の士気に関わったかもしれない。
効果は認められたとはいえまだ医学的根拠のないやり方に頼るより当時の最高のご馳走を食べさせて兵士を戦場に送り出すことを優先した結果なのかもしれない。
海軍ははなっから英国式を採用したのでパン食だっただけ、
しかし、りっぱな日本食の「カリーライス」がある。
江川担庵はパン食を兵糧に採用したかったようだが。
文学を論じる場で、軍隊の食事を持ち出して、けなすのは
いただけないね。
>日本では現代でも市民社会が成熟せず、専制王制のような集団への帰属意識による集団社会とでもいうべき、いびつな構造になっている
今時こんなカビが生えたサヨクみたいなこというやつがいるとは・・
>>713
カビが生えたサヨクがそう言ってるんなら、カビが生えたサヨクは正しいってことだね。 >>698
随分長い演説お疲れ様。 でもその程度のことは知ってますからご心配なく。 >>715
随分遅いレスだけど、わずか数行の文章が長いって、現代の国語教育はどうなってるんだろう? 史伝を書き始めてから一遍に面白さを失った。
史伝は不眠症の処方のひとつ、読めば眠くなる。
そうそう、漱石の明暗なども。
酷評すれば史伝には芸術性皆無。
ドキュメンタリー映画ベルリンオリンピック、東京オリンピック
は芸術作品です。ありのまま記述すりゃよいってーもんじゃない。
>>718
ドキュメンタリー映画ベルリンオリンピックを礼賛するのは、金正恩ぐらいかもw 「女流作家レニ・リーフェンシュタール この元女優の手になる「オリンピア」は、どうしようもない傑作である」
(『絶対の宣伝 ナチス・プロパガンダ4 文化の利用』草森紳一著、文遊社刊より)
市川崑総監督が語る名作「東京オリンピック」
−戦前のベルリンオリンピック(1936年)でレニ・リーフェンシュタール(ドイツ)がつくった
『民族の祭典』『美の祭典』はご覧になっていらっしゃいますか?
市川: 勿論見ました。ミュンヘンオリンピック(1972年)の時、リーフェンシュタールさんに偶然会って、
いろいろな話しをしました。とにかく『民族の祭典』は名作だと思います。
あらゆる政治的なことは一切抜きに、映画として素晴らしい。
【解説:淀川長治】
『民族の祭典』これは本当に今考えてもぞっとするぐらい立派でしたね。
そのオリンピック、ベルリンオリンピックの実写ですけど実写、それと言えないね。
これが本当のニュースと言えないぐらいに劇的なんですね。凄いんですね。
大和屋が影響を受けた・好きな映画
戦艦ポチョムキン、十月、ストライキ、アンダルシアの犬、不良少年
次郎長三国志シリーズ、野獣の青春、群盗荒野を裂く(何故殺すのか)西部魂、民族の祭典・美の祭典(オリンピア)
大塚英志インタビュー 工学知と人文知
少し年上だけど三島由紀夫がいる。彼はレニー・リーフェンシュタールの『オリンピア』
(『民族の祭典』『美の祭典』の二部作を指す)というナチスドイツの映画を観てこれが機械芸術なんだっていうね、
直接的な言い方ではないけど機械芸術論を知っていないとわからないような作文を学習院時代に書いている。
お勧め(オススメ)映画(映画批評の映画研究塾)
1938「サブマリン爆撃隊」「赤ちゃん教育」「我が家の楽園」「汚れた顔の天使」「黒蘭の女」
「牧童と貴婦人」「獣人」「ラ・マルセイエーズ」「霧の波止場」「北ホテル」
「民族の祭典」「美の祭典」「バルカン超特急」「アレクサンドル・ネフスキー」「鶴八鶴次郎」
「按摩と女」「争闘阿修羅街」
手塚治虫は「アドルフに告ぐ」の冒頭をベルリン五輪で開始し、
西田修平と大江季雄の陸上棒高跳びの場面など、当作を意識した描写になっている。
>>720
全体主義、国家主義が好きな人には高く評価されるよね。 スーザン・ソンタグ
「レニ・リーフェンシュタールの『意思の勝利』と『オリンピアード(原文ママ)』を傑作と評することは、
ナチのプロパガンダを芸術性に免じて見逃すことではない。
ナチのプロパガンダはそこにある。だが、それ以外の何かがあることも確かだ。
それを無視することは、われわれにとって損失である」
溝口健二著作集刊行記念:佐相勉インタヴュー
例えば小津安二郎なんかにしても『民族の祭典』(38)をその年のベストテン一位におしてるんですよ。
だからそれは溝口だけじゃなくて、日本の映画界全体で当時のナチスの映画に対する評価は高かったんじゃないかな。
黒澤は山本嘉次郎監督『馬』(1941)の助監督をつとめているとき、高峰秀子とともに『民族の祭典』を見にいった。
帰り道、黒澤は高峰いわく「私の存在など気にもとめてくれず」足元を見ながら黙々と歩いていたそうです。
映画『ニワトリはハダシだ』 インタビュー2
対談者 ................ 森崎東、 榎戸耕史
もう一つ、入って直ぐの所にカメラの移動車を押しているレニ・リーフェンシュタール、
『民族の祭典』(38)のファーストシーンが再現されているんですよ。この映画の公開当時、
小学校の低学年だった僕は教師、クラスメイト達と一緒に見たんです。
僕の前にはおかっぱの女の子達が並んでいまして、円盤投げの全裸の青年の写ったタイ トルバックで、
移動車が彼の背中の方から回り込んでいくわけですが、そのおかっぱ頭が移動車が回り込んでいくのにつられて、
一斉に回り込むわけです(笑)。その瞬間を非常にビビッドに思い出しました。
古川薫「花も嵐も 女優・田中絹代の生涯」(平成 14 年 2 月 15 日 文芸春秋)では、
昭和 15 年にレニー・リーヘンシュタールの「民族の祭典」を見て、女性監督の仕事に感銘を
受けたことが記されている。
広くて深い、ドキュメンタリー映画の世界/原一男
ニューヨークでは、週一度、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の映画部門に頼み込んで収蔵作品を見せてもらった。
ルイ・リュミエール「工場の出口」、ロバート・フラハーティ「ナヌーク」、ジガ・ヴェルトフ「カメラを持つ男」、
リーフェンシュタール「オリンピア=民族の祭典」、ヨリス・イヴェンス「雨」etc、みんな、ここで見たものだ。
>>722
日本人は全体主義や国家主義が好きだけど、ソンタグという人は美を勘違いしてるんだろうね。
勘違いというのは、整列乗車を美しいと感じるような美的感覚のことだけど。 1998
◆プレミエラ誌選:史上最高の映画ベスト100ランキング
民族の祭典 美の祭典
2005
◆タイムTIME誌選:歴代映画ベスト100リスト
民族の祭典 美の祭典
2013
◆米エンターテインメント・ウイークリー誌選:オールタイム映画ベスト100ランキング
84 美の祭典 民族の祭典Olympia (1938, Ger.)
大アンケートによる洋画ベスト150 (文春文庫―ビジュアル版)
出版社: 文藝春秋 (1988/07)
73 民族の祭典/美の祭典
キネマ旬報「オールタイムベスト・ベスト100」世界映画編 1995
78 オリンピア(民族の祭典/美の祭典)
またまた鈴木則文監督来場。『トラック野郎 度胸一番星』 『聖獣学園』
本の中でも『ドカベン』を褒めていた中原昌也、今日も『民族の祭典』に並ぶスポーツ映画の傑作だ、と言っておりました。
---- レニ・リーフェンシュタールとナチ美学の危険な関係 ----
渋谷哲也
すなわち、彼女のナチ加担という政治的罪は、彼女の美的な功績とは別の次元で考えられるべき問題だということである。
そしてそれとは別の問題として、彼女の作品に「ファシズム的美学」が見られるとするなら、
まさしくそこでの「ファシズム的」とは何なのかを多面的に問いかけてゆかねばならないだろう。
森鴎外はベルリンで「女の顔がどうだ」ばかり記録してんのなw
勉強したことと言えば、「論語」「春秋」「孟子」などを蘭語で読んだことくらい。
んでユダヤ娘をからかったら、日本までついてきてしまった。
>>725
鴎外は極端な美人好き。
非美人の最初の奥さんからは3日で逃げ出したが、美人の出戻りと再婚したら悪妻?でも添い遂げた。
ほんとうは西欧の美人、ドイツ娘と結婚したかった。
ところで、その娘がユダヤ人であるという根拠はなにかあるの? 郷土史というのがある。むかし太郎作がどうした治郎兵衛が盗みをした、
庄屋の伝衛門が良い奴だった、などを、文献によって「研究」する。
globalに見ればなんの意味もない。たとえばモルダウの歴史を日本人が
読んでもほとんどなんの感興もわかない。宮崎に住む人が、八王子の
郷土史に興味をもつかよ。
まして、一個人の一生をああだこうだと調べて書いても唯それだけよ。
鴎外が史伝にのめり込んだのは日本文学にとって大損害。
ま、鴎外先生も時代の潮流に乗れず、変な方向に「活路」を見出した
訳だ。
史伝は新聞にも載った。これを読み続けた読者はどれだけ
居たのだろうか。
>>727
社会の中での人の心を表現するには、歴史ものが一番簡単だからだろ?
現在を扱うといろいろ不都合があるし。 >>727
郷土史を馬鹿にしてるってことは、歴史に関心ない人かな?
いろんな郷土の集大成が日本の歴史なんだけどね >>731
歴史というのは、書いた人間の共同体での立場の表明だね。 今でもいろんな地方の旧家の蔵から、新たに古文書が発見されたりしてニュースになってるよね
>>734
旧家にある古文書には、当主の日記などを除くと偽物が多いんだってね。
系図なんかも山伏などが売り歩いていたそうだ。
古文書の真偽は骨董の真偽と同じようなものなんだって。 悲しいことに記録即真実ではない、脚色されたものが多い。
問題はどの程度にその真実を認めるかだ。
所詮郷土史などどうでもよい「研究」だ。山中伸弥先生の
御研究のほうがはるかに人類のために意味がある。
文系は悲しいものだ、小説家がちょっと齧って邪馬台国
がどうのこうのw
文系という牝系もあるけど、悲劇か喜劇かぐらいに面白いものもあるよ。
眼鏡じゃねー。文は。
白いコメだけで遠征なんて貧乏すぎるぞ。おこげでも食えば色わかるだろ。
エリス?病院に寝かしとくあたり、大した人物やダンセじゃなかったんだろうね。
東京高校 現新宿高校 通称三高のほうが東大より学歴職歴いいのに。
>>736
事実を極めるのが理系。
価値観を育むのが文系。
ノーベル賞技術を金に換えることしか考えない人もいれば、広く人類に寄与したいと考える人もいる。
その分水嶺が文系に潜んでいる。 文系の「学問」は大抵普通の人が教養をつめば解ることばかり。わざわざ
大学なぞで「研究」するようなものではない。その最たるものが法学、
人間が作ったものを人間が研究する。 経済学もそうとう怪しい。
予想屋みたいなもの。文学が学問かどうかも怪しい。
歴史「学」も相当怪しい。 ちょっとした文士ならちょいと文献をひねくって
新しい(!)史観をだせる。
対象がrigidな自然科学こそ学問の王道です。
>>731吾輩は名無しである2018/03/27(火) 14:15:52.46ID:kP/wDjyy>>733
>>727
郷土史を馬鹿にしてるってことは、歴史に関心ない人かな?
いろんな郷土の集大成が日本の歴史なんだけどね
そもそも日本の歴史そのものが人類の歴史のなかでどれだけの
意味があるのか? アゼルバイジャン共和国の人が日本史に
興味をもつかよw
たとえば、理論物理、結果を論文にだせば、直ちに、それなりの
評価が世界から得られる。数学、天文学も同じ。 En formulant la conclusion le probleme est que c'est mondiale ou non.
>>727
>まして、一個人の一生をああだこうだと調べて書いても唯それだけよ。
>鴎外が史伝にのめり込んだのは日本文学にとって大損害。
「文学」とした場合、
「小説」よりも「史伝」の方が正道のような気もするが
たしかに史伝三部作面白くない
あれは石川淳が変に持ち上げているだけで
その理由も上述の文学「通」好みの作品というだけで
石川淳が自身はもちろん日本社会にも大してかかわりのない
中世フランスの詩人クリスティーヌ・ド・ピザン
の史伝を書こうとして右往左往している様を叙述した
メタフィクション的作品の方が
よっぽど面白いと思うけどね
もっとも鷗外を持ち上げつつ俗物や世間を叩くことが
目的だったのかも知れないのだけど
普通に読んであれはオモシロクナイ… >>749
文系は、人間にとっての価値を研究する。
理系は、事実を極める。
理系はAIで代替できるが、文系はできない。
それからね、「王道」というのは、楽な道という意味だよ。 >>750
そう思うなら、こんなところに書き込んでないで、算数の勉強でもしてなさい。 文学という学問は点数計算ができないから、百点式じゃないのだよ。
文学は答えの出ぬ問いに急き立てられて、かろうじで答えを出すという、
段階に過ぎないぐらい事しか学生の間は経験できないだろうね。
自然科学の自然ボケや、自然依存も目に余るし、別に文學や文系が一番
出来ているとは言わないが、理系は短絡的に他の学問を否定しがちで、
負けたから、相手を0にしちゃうというよくないことを、繰り返すほど
低レベルな人の負担を背負った学問であるだろうな。
解を出すのは理系だぞ。解るとか、文系の学問と理系の学問を
混同しちゃあならないよ。誰でもわかるものに高い価値を置くだろうか。
いや〜〜〜〜〜こんなに盛り上がるとは>>736のおいらも
予想外。みんなもっとやっとくれw 科学は理系の独占物だよ。
Rechtswissennschaft人間のつくった法律を研究する科学だとよ。
ローマ人は法律は常識の世界で研究するものとは少しも
考えていなかった。
だいたい官僚の古手、企業のOB,新聞社のはみ出しが
いわゆる「大学」の教授にwww 職人さんも理詰めの科学者だよ、不合理、曖昧では
ものを作ったり、直したりできない。鴎外先生も
医学を閲した科学者、それが、度が過ぎて史伝w
>>759
つきつめていくと、結局は言葉の定義の問題だね。
科学をどう定義するか、ということになる。 吉本隆明
「文句なしにいい文学だって、言えるのは鴎外と漱石の二人です。
この二人の生み出してきた文学作品というのは文句なしにいいものです。
けちをつける余地がないくらい、つまり、人によっては
好きじゃないって人がいるかもしれないけど、鴎外と漱石だけは、
とにかく好ききらいとかそういうことを抜きにせざるをえないくらいな作家だし、
言うまでもなく世界的です。」
「鴎外と漱石だけは、どんなに「好きでない」とか、
「どうも自分には向かない」とかいうことを誰が言っても、
「それはおまえのほうが間違いだ」ってすぐに言えますね。
「おまえの読み方が足りないんだ」って言えちゃいます。
そういう意味合いでいえば、やっぱり鴎外、漱石が圧倒的にすごい。
「この二人の作品を、一語、一句、はしょったりしないで読んでみれば、
間違いなく骨の髄までちゃんとはいってきます。
鴎外と漱石をちゃんと読んだら、もうこれ以上
自分の生きる力になる日本文学はないと、
断言できる。それが文学の真髄なんです。」
>>756
DJ学術archive gemmar髭白紫の上
こいついつも日本語崩して意味不明の言葉書き散らかしている荒しだが
ふつうの日本語で記してみると、
たんなるバカ、クズ、キチガイなのがよくわかる。
学歴コンプ丸出しの、高卒かFラン大卒の引篭もり経験ありの、
今は無職の精神障碍者!
気持ち悪い…… 精神能力。S A〜F〜CUP兼 大 学院も 卒
無職?カラスに誘われたらな。有職故実知らないの?九官職。
高卒で実務経験なく大学受かるか?
意味不明なのは人生努力不足で自分のせいではないと思うが。
帝大は強制徴用しないはずだが。特にセンター、二次は。どこの詐欺大出?
三次あたりから登場。
特に良質経営の国立大学はね。ヤンキー国立もおすすめ。
Whasington Irving の Lip van Winkle の
鴎外訳何度読んでも名訳だなあ、原作を
凌駕している。
大勢の兵隊を殺した最低の人間だよ
脚気のことだけではない
経歴は天占いで異界オカルト魔獣に仕官してるから、ま日本人間人事はいいだろ。
>>773
害ではないよw
反論できないからといって、相手を老害と貶めるのは、無能な証拠。 >>777
反論も何もそこには論などなく決めつけがあるだけ
だから老害というのであり
それくらい分からずわざわざ長々と書き込んでくるやつこそ無能にふさわしい >>778
文学というのは理論化するのは難しいものだ。
吉本隆明はその困難な理論化に一応の成果をあげている。
そうした下地があっての発言だから、小林秀雄のような繊細かつ強引な決めつけとは少し違う。
あなたは興味がないだろうが、『言語にとって美とはなにか』は文芸批評を考えるときの必読書だ。 >>779
その古臭い
現在誰も相手にしていない書物で
理論的な文学評価の方法を案出し
それにより漱石鴎外が最高点なのである
もしこういうことならそいつもアホだし
それを引用してるやつもどうかしてるとしか ストラスブール大と ソルボンヌ大ぐらいしか縁ないしね。
鴎外がKoch的結論で細菌説を持っていたのは事実だがそれほどの
影響力があったかは疑問だね。 いつもしつこく持ち出される非難だがw
>>771吾輩は名無しである2018/07/31(火) 04:49:55.84ID:5vzFEJM/>>772
大勢の兵隊を殺した最低の人間だよ
脚気のことだけではない
>>772吾輩は名無しである2018/07/31(火) 09:38:35.97ID:8YeErVuK
>>771
たかが軍医になにができると? >>785
"ソルボンヌ大学" なんてものは存在しねえよ,このド素人め。 鴎外の医学的所見と彼の文学作品との関係を
論じて何になる?
サンヨーの掃除機の舞姫を5年ぐらいぐらい前まで使っていた。ゴミを紙パックにため込むオーソドックス
な掃除機だが、小型で使い易かった。10年近く使用したが故障は1回も無し。今は東芝のサイクロン式の
を使っている。
鴎外の「元号考」が出版されるお(´・ω・`)
元号通覧 (講談社学術文庫) 文庫 ? 2019/5/11
P face
イラっとしたときに「クソが」とか「クソっ」ってよく言うけどあれって日本人はいつから言ってるんだろう。
英語でいう間投詞の「shit」が60年代の洋画・洋ドラのテレビ放送の吹き替え音声から広まったとかあるのかな
2019年12月5日
taq--x
鴎外の短編に出てくるよRT
2019年12月5日
ええ 糞。坂井の奥さんだの岡村だのと云う奴が厄介だな。
『青年』1910年3月から翌年8月まで「スバル」に連載。
(1913)『青年』刊行
折々「糞」「畜生」などと云う、いかがわしい単語を口の内でつぶやいているのである。
昌平橋に掛かる時、向うから芸者が来た。
『雁』文芸雑誌『スバル』にて、1911年から1913年にかけて連載された。
橋の下
フレデリック・ブウテ Frederic Boutet
森鴎外訳
「糞。冬になりゃあ、こんな天気になるのは知れているのだ。出掛けさえしなけりゃあいいのだ。
おれの靴は水が染みて海綿のようになってけつかる。」
(1915)『諸国物語』
鴎外ゆかりの宿、閉館へ コロナ影響も「旧居守る」
2020/4/6 9:43
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57693430W0A400C2CE0000/
小説家、森鴎外ゆかりの旅館「水月ホテル鴎外荘」(東京・台東)が5月、約80年の歴史に幕を下ろす。新型コロナウイルスの感染拡大で、宿泊や会食のキャンセルが相次いだことが原因という。敷地内にある鴎外の旧居は保存か移築を検討。
おかみの中村みさ子さん(62)は「さみしい気持ちもあるが、旧居を守るのが私たちの使命。旅館に体力があるうちに、いい決断を下せた」と胸を張る。
水月ホテル鴎外荘の「舞姫の間」に立つおかみの中村みさ子さん(1日、東京都台東区)=共同
中村さんによると、新型コロナの影響で、今年3月の売り上げは前年の1〜2割程度まで落ち込んだ。感染を心配する中高年層のキャンセルが特に響いたという。
「さらに赤字がかさめば、旧居の維持費も捻出できなくなる」との思いから、中村さんの夫で4代目社長の菊吉さん(71)が5月末での閉館を決断した。
旅館は1943年、旧居の隣に「水月旅館」として創業。46年、売りに出された旧居を創業者の水野清氏(故人)が「知人らから借金を重ねて」(中村さん)購入し、現在の名称に改めた。
鴎外が最初の妻、登志子と共に20代後半を過ごした旧居は、築約130年の木造。初期の代表作「舞姫」を執筆したとされる日本間は「舞姫の間」と名付けられ、宴会場などとして利用されている。
2002年に復元した玄関には、樹齢200年以上のクロガネモチの木。旧居では他に「うたかたの記」「於母影」なども執筆された。
専業主婦だった中村さんは98年、支配人から社長となった菊吉さんを手伝うため経理担当として働き始め、約1年でおかみに。鴎外ファンの質問に即答できず恥をかいたこともあったが、専門家の自宅に通うなどして知識を深めた。
旧居をこのまま保存するか、別の場所に移すかは未定という。お気に入りだという旧居の庭を眺めながら、中村さんが力を込めた。「旧居が生き生きとしたまま残れる方法を、しっかり考えたい」〔共同〕 以前、舞姫執筆の間を訪問したことがある、水月ホテル鴎外荘の閉鎖は残念。
鴎外は文学が本業で食うために片手間に軍医をやっていたことがハッキリしている。
日露戦争で陸軍は戦死者よりも脚気による病死者が10倍も多かったのは鴎外の責任だった
ことや、当時脚気の原因は食事にあることを(すでに結論が出ているのに)認めないで
その後も多くの脚気死を招いた鴎外は、現代で言えば薬害エイズの阿部英に匹敵、
いや(死者の数からいっても)それ以上の犯罪者だと断言できる。
鴎外が北里柴三郎をいじめてたって話を聞いたことがある
困っていた柴三郎は福沢諭吉に助けられて北里大学を設立したと
本当だとしたら鴎外の小説はおもしろいのに残念
>>798
?外が脚気を増やしたというのは有名な話だね。
医官とはいえ、作家だけあって論理的な思考がもう一つ苦手だったんだろう。 脚気病伝染病説が事実上破綻していると分かってるのに自説に固執しつづけた人格破綻者でしょ
栄養説を無視しつづけた東大医学部も同罪
軍医として頂点を極めたが、東大教授もなりたかったのかね?
本家と違うことを言えなかったというファクターもあっただろうな
伝染病で名を上げたコッホや北里なんかは早くから栄養説に行っていたのに
一流と二流の差だね
まんじゅう普通に食ったらいいのに
ご飯にのせてお茶かけるとか、もうね
雁と護持院ヶ原の敵討ちが面白い
自分は土地勘もあるし
次はどうなるんだろうとワクワクしながら読んだ
宮部みゆきとかでは絶対ないこと
映像化した「雁」のお玉は若尾文子だったこともあるんだ
岡田が芥川也寸志
末造は水戸黄門の東野なんとかさん
自分の世代では上杉祥三をイメージした
昭和28年『雁』(豊田四郎監督) 高峰秀子、芥川比呂司、東野栄治郎
昭和41年『雁』(池広一夫監督) 若尾文子、山本學、小沢栄太郎
明日は神保町駅と小川町駅の間の事業所で面接
リベンジ的な要素もあるから、護持院原の敵打ちねw
大河ドラマで濱田岳が栗山善助の役やってたんだけど
栗山大膳のパパだったんだね
もろゆき沙羅
隠し砦の三悪人といえば、大元はジョン・フォードですが、
この監督の「捜索者」のなんともスッキリしない終わり方は印象的です。
「え?コレで良いの?」という感じ。
この感じは鴎外の「阿部一族」旧約聖書の「ヨブ記」の読後感に近いような、
なんかモヤモヤと考え込んでしまう終わり方です
これもまさしく小林秀雄の言う、多くを感じながら、多くを言わずに我慢した、
鈍刀の切れ味で受け手を斬ってるのかもしれません
阿部一族といえば「皿に盛られた百蟲の、相くらうにもたとえつべく」という一文が印象強いのです。
というのもこの頃、カブトムシの幼虫を育てていて、同じトレイに入れていたら共食いして大変だったのです。
2020年7月25日
森鴎外全集を古書店に持っていったらゼロ円査定だった
もはや全国どこでも買わないとのこと
新潮日本文学『森鷗外集』古本を買った
この本、福永武彦が作品を選んでいるんだな
今年亡くなった山崎正和の『鷗外 闘う家長』は伝記で、作品論ではないよね
森鴎外の様に、人生のあいだに何回も読み返せるものを
発見すると、本当に嬉しい。
最初に、気付いたのは一葉さん読んだ時だったが。
>>813
何回も読み返せるものを、書物という。
こういう見かたもあるね。 >>814
ここに居られる方は、もの言いが深い。
一言に、含みがありますね?
自分など額面通りにしか読み取れず
「そう、電子書籍?あれは、いけません。」
などと言ってしまいそうです。 この度、『あの国』の連中と日本の売国的裏切り者の支援で、
ベルリンのミッテ区に戦時売春婦の像が設置されましたが、
この近くに、鷗外さんの記念館があるそうです。
ベルリンと韓国人売春婦にどんな関係があるのだろう
ゴキブリのごとく世界中に繁殖する連中だな
椋鳥通信は著者が鴎外になってないから対象外かな?
日記・随筆好きとしてはかなりのお気に入りなんですが
>>820
「雁」の玉ちゃんの人生、切ないよな(´・ω・`) 日本語に詳しい方に教えていただきたいのですが。
石川淳が鴎外の「追儺」の文章について、「今日なほ新たに砥を出たるがごとくに新鮮」と書いているのですが、どういう意味でしょう?
「砥」は砥石の事だとすれば、意味が通じません。そういう言い回しがあるのでしょうか?気になって仕方ありません。
>>830
日本語に詳しくないので、普通の感想を書く。
「砥を出す」という言葉には二つの方向が読み取れる。
ひとつは、刀などを砥いだ状態ということ。
もう一つは、砥石自体も(砥石で)砥ぐことによって新品と同じ状態になるということ。
文脈からは後者の方がしっくりきそうだ。
間違っていたら誰か訂正してください。 >>831
なるほど!
たった今書いたみたいに真新しい文章のようだということですね。
ありがとうございました。 鷗外没後100年、鷗外全集の新版をどこか出さないかな
医学文献は出版社の売上面で難しいかもしれないが、
翻訳物と書簡・日記は全作入れてもらいたい
>>834
出すわけない
今や全集は全く売れない時代だから
本棚に全集をズラッと並べたいという人がいなくなった 漱石全集(岩波)や谷崎全集(中公)は近年でも出てるからなあ
舞姫、自分の最悪なとこを、擬古典で書いて、ごまかしただけー。
『鷗外全集』が1970年代から更新されていないのはそれ相当な理由があるのだろうか?
その間に『漱石全集』が二、三回改版を重ねている事を加味すると余りにも落差があり過ぎる。
>>842
それが作品のレベルということじゃないかな?
文章としては鴎外の作品は優れているが、小説本来の人間把握という面では、漱石に太刀打ちできない。 せっかく100周年160周年なのにもっと盛り上がって欲しいな
とりあえず6月のスタンプラリーに参加してみる
先日雁を読み直したけど、鴎外のじんと染み込むような文章は漱石とはまた別の味わいがあって好きだな
>>844
保坂和志は著書の中で、
「作家の評価というものは、その時代時代によって波がある。
最近は鴎外よりも漱石のほうが上という風潮だが、
もっと昔は、鴎外は漱石と同格、またはやや上という位置づけだった。
志賀直哉あたりも、ひじょうに高い評価を得ていたが、
近頃は『城崎にて』などの有名作以外、存在を忘れられつつある」
と書いてる
自分も今、渋江抽斎を読んでますが、なかなか面白いです 鴎外の歴史小説は格調が高い文章ですね
個人的には北条霞亭が好きです
渋江抽斎は浜松のシーンがあるので、賀古のことを思い出したりしたのかなと思う
愛煙家で有名な鷗外だけど
いつ頃から吸い出したのだろう
あの時代は20歳からなんてルールないし、在学中とか?留学中?
鴎外の文章は漢文の読み下し文みたいで、格調が高いといえばいえるのかな?
でも、中身が無いんだよね。
漱石との差は、そこだろうね。
鴎外は引き算の美学の人、究極の文学は事実の素朴な羅列という考え方
だから文章がどんどん漢文みたいになってゆくよね
俺には分かる、読者も分かれ、的な傲りが感じられなくもない
「格調高い」は言いえて妙だね
現実的には、本当に人をほめたいときには使わない言葉だと思う笑
鴎外の文章を中身が無いと切り捨ててしまうのは早計でしょう
半日や鶏のような散文的な作品もありますが
空車や最後の一句、沈黙の塔、杯など非常に含蓄のある話もたくさん書いています
舞姫は批判されがちな代表作ですがあれはかなり異質な作品なので鴎外の小説という単純な枠組みにはめるべきでは無い
賀古鶴所が鴎外の原稿はいつでも書きっぱなしで読み返したり推敲していることが少ないみたいなことを書いているので
漱石のような職業作家でないために大勢の読者の関心を引くような作品を書く必要がなかっただけの話だと思います
>>849
鴎外は軍医ではあっても文壇に出入りする職業作家だろう。
漱石も他の職業という意味では、新聞社の文芸担当者をしていた時期もあった。
鴎外にとっては本業が作家で副業が軍医かもしれない。 >>849
鴎外は書く時期によって文体を変える人だから
感情の赴くままに書いた『舞姫』はもちろん
作意丸出しの『杯』や、ここを読んでねと言わんばかりの『最後の一句』などを
並べて語るのは少し無理がある
中身がないと思われやすいのは心情描写や台詞を極力排除し始めた
歴史小説の中期からではないかな
中身がないと切り捨てるのは早計、には大いに同意
>>850
鴎外は軍医の森林太郎と作家の森鴎外は別人格かつ両方とも自分に必要と言う考え方
どちらを本業とも副業とも分けてはいない
ただ文学者としては何にも忖度せず書きたいものを自由に書くという態度を貫いていた
漱石は朝日新聞の文芸欄専属になってからは
新聞の売上げを左右する部署だから読者人気を意識しなければいけなかった
849のいう「漱石のような職業作家」はそういう意味だと思う でも漱石も鷗外も今のWEB小説全盛の風潮にあっては目が滑って読めない悪文なんだよな
>>852
若年層はそこまで日本語能力が落ちてるのかねえ・・・ >>851
他は同意だけど
舞姫は鴎外作品の中でもかなり添削や推敲が重ねられた作品で、感情の赴くままに書いてはいないと思うよ
國民之友掲載作と現在青空文庫などで掲載されている作品ではかなり違う
山縣有朋の庇護を示唆する冒頭文が水沫集で消された話もあるし
発表前に森家全員、その前日に賀古を呼んでわざわざ読み聞かせた話もあるし
國民之友という当時の意識高い系の層に向けた雑誌に載せたことにも意図がある 世渡りがうまいのは賀古だろうね
少なくとも陸軍総監森林太郎は賀古がいなかったら誕生しない
>>853
昨日あるsnsで「鴎外の舞姫読んだけど難しい、現代語訳読もうかな」
って呟いてるの見つけたよ 「現代語で読むシリーズ」ってのがあって
舞姫、たけくらべ、野菊の墓、坊っちゃん、生まれ出づる悩みの五作品が出ているけど
坊っちゃんの現代語訳?って思ったわ
現代の言葉に直して、ものの名前などにも説明がついてるのかな?
それなら、小中学生にはとてもいいかもしれない。
小学校でごんぎつねが課題図書から外れたそうだ
かわいそう、トラウマになる、それよりサクサク読めるケータイ小説とかラノベみたいなのがいい
ということらしい
現代国語も舞姫や羅生門、こころなんかの常連含めて全体的に見直されるみたいだね
時代に即していないというのが理由らしいが確かに「現代」ではないのかも知れないけど東野圭吾とか村上春樹とか読むのか…?
このスレの皆さん いま改めて教科書に載せてほしい鴎外作品って何?
自分は高校の教科書の『寒山拾得』で鴎外にはまったので
できれば残してほしいなあ
>>861
百田の小説とか、桜井の雑文とかになるんじゃないのかな?
日本の右傾化は行きつくところまで行くだろう。 >>862
個人的には舞姫が一番好きだけど、上にも出た通りあれは鷗外作品の中でも異質だからあの作品だけで鴎外を判断されるのは嫌だなという葛藤がある
国語の題材として優秀なのはやっぱり高瀬舟かなあ
大発見も案外面白い授業になるかもしれん 上野千鶴子を読ませて雄を徹底的に去勢すれば日本の未来は明るい
国語の教科書から男性作家はすべて排除すべき
>>862
寒山拾得とは渋いね〜
教科書掲載の作品は時勢に合わせるというのなら文づかいがいいんじゃないかと思う
女性の自立や血痕など選択の自由を書いたものだし
つかドイツ三部作はどれも好きだな
こゝろとの比較を通して二代文豪の比較や歴史背景を学ぶなら興津弥五右衛門で >>864
鴎外=『舞姫』になってしまうのはいろいろ勿体ないですよね
長さやテーマの普遍性を考えると『高瀬舟』が無難になってしまうでしょうか
『大発見』は確かに軽くて面白いかも
鴎外未読者に文豪の作品と身構えずに読んでもらえそう
>>866
『寒山拾得』渋いですか笑 調べたらいまは教科書に載ってないんですね
時勢に左右されないものとなると説話的な方が良いのかなと
『文づかい』はご指摘通り読ませ方によっては良い教材になりそう
ただ「欠唇」のような差別語があると教科書教材にするにはつらい
前半はあらすじにとどめて後半だけを現代語訳で、などとすると良いかもですね 漱石は現代でもまったく古くならない価値感を持っているが、鴎外の価値感は古すぎるんじゃないかな?
宮仕えを徹底的に忌避した漱石と、宮仕えこそが自身の立身出世、家の再興を保証すると考えた人との違いはありそうだ。
重い期待を背負わされた長男坊の鴎外と
生まれてすぐに里子に出された末っ子の漱石の価値観醸成環境の違いは大いに影響していると思うけどね
鴎外の価値観が古いかどうかは置いておいて
そういう価値観を持たざるを得なかったのも事実
陸軍出仕にしても登志子との結婚にしても本人の意思が希薄だし
そういう生涯にわたる周囲の干渉にNOを突きつけたのが最後の遺言じゃないのか
>>870
死んでからNOとか、一番卑怯じゃないかな?
漱石はすべてを自分が引き受けながら死んで行ったと思うが? え、せめて死ぬ時だけは自分らしく死にたいってことでしょ、何が卑怯?というかそんな話してないし
漱石マンセーしたいなら該当スレでやったら
>>868
あー文づかいは欠唇があったか
この前読んだ現代語訳でかなりオブラートに包まれた表現になってたのを思い出した
そう言うところまで配慮し出すと確かに前半は向かないか
文づかいの最後の
きょうの晴衣の水いろのみぞ名残りなりける。
を三島由紀夫が絶賛したと言う逸話があるが本当に鮮やかな終わり方だと思う
個人的にすごく好き >>872
なんで話を逸らすの?
僕は鴎外が古臭い価値観の持ち主だと言ってる。
漱石を出したのは同じ時代の作家だから。
君が鴎外の価値観についてどういう感じ方を持っているのかには興味があるけど、死んだ後で、というのは卑怯そのものだと思うよ?
自分は一切責任を取らないんだから。
そんなところにも、明治的(日本的)な責任感の無さが表れているように思うんだ。 鴎外が目覚めて終生悩み続けた「個人vs家・社会」と「自我の確立」
やはりまだ現代にも通じるところがあると思います
古いのは、鴎外や漱石の価値観よりも、育った時代でしょうね
>>873
文学を読む上では、差別語は些末な問題かもしれませんが…
でも『文づかい』に現れる鴎外の表現の美しさは本当に見事ですよね
あれもこれもと描くカラフルな前半から
最後はストーンと衣服の水色だけに焦点が定まってゆくこの感じ
語り手がイーダの内面に深く踏み込みつつ無言で見送るのとリンクしていて
それを考えると前半はあらすじだけなんて本当はいけないですよね >>874
話を逸らしたつもりはないし
鴎外の価値観が古いとも思っていないし
漱石の価値観が新しいとも思っていないし
鴎外の遺言が無責任だとも卑怯だとも思わないし
鴎外に責任を取るべきことがあるとも思っていない
こう言うふうに書くとやれ脚気だ大量殺人犯だ麦飯だとすぐそっちに話が飛ぶやつがいるけど
もしそう言う話をしたいならやはり板名を見直して該当スレに行ってほしい >>875
今は多様性を重視するために差別語は特に厳しいからね
かたわだのめくらだの昔の小説にはよく出てくるけど現代は表現に配慮しなければいけないのは仕方ないね
そうそう、イイダのずっと黒かったシルエットが最後の最後でパッと水色に変わってすぐに遠くに消えていってしまうのがとても鮮やかで映像にしたら美しいだろうなと思う
舞姫の太田の黒とエリスの白や、うたかたの記のすみれの花や折々出てくる美術作品など
ドイツ三部作はとても色彩鮮やかで読んでいて楽しい
鴎外がドイツで見た「何等の光彩ぞ、我目を射むとするは。何等の色沢ぞ、我心を迷はさむとするは」がまだ新鮮な記憶のまま文章に落とし込まれている感じがする >>876
だからさ、君がそう思ってるその理由を書いて欲しいんだよ。
女性の自立は新しいと考えるのに、家名の再興も古くはないと考えてるみたいだから。
鴎外の作品を考えるうえで、鴎外の自身の価値感は無視できないと思うんだ。
君が自分が苦手な議論を避けるのはかまわないが、相手(僕)が話を逸らしてるとか決めつけるのは、まさに逃げているんだと思うけど? >>878
あなたと鴎外の価値観について議論したりこちらの考えを提示して意見を共有する事に対して特にメリットをや楽しみを感じないのでその質問対しての解答はしません
俺が勝った、論破してやったと悦に浸りたいなら勝手にどうぞ >>879
了解です。
あなたの、自分は狭い世界に閉じこもって自己満足に浸りたいという気持ちを尊重します。
ただ、それならそれで、こういう不特定な人たちを対象とした掲示板に書き込む必要はないとは思います。 >>877
豊太郎が黒 エリスが白って妊娠小説だっけ >>881
そうそれ
冒頭の石炭は太田の象徴でもありもう後戻りができない状態なのだと最初から結末を示唆しているなど
もともと高評価な本だけど色々新鮮で面白く読めた >>882
あの本は面白かった
もともと舞姫目当てで読んだわけじゃないが
舞姫の解説が1番記憶に残ってる >>862
自分が好きかどうかと、教科書に載せるのが適切かどうかは違うので答えるのが難しいが、
「舞姫」が気に入った学生には「即興詩人」を読んでもらいたい
背伸びをしたい学生であれば「妄想」
文系の大学生でも読んでないのはゴロゴロいるだろうが、
妄想の内容が腑に落ちると、文系学問についての考えが深まること請け合い 寒山拾得の話題があったけど、あれは童話だよね?
子供たちのために書いたんだろうか?
>>885
私は丁度其時、何か一つ話を書いて貰ひたいと頼まれてゐたので、
子供にした話を、殆其儘書いた。いつもと違て、一冊の參考書をも
見ずに書いたのである。 >>886
ありがとう。
そこ(寒山拾得縁起?)も読んだはずだけど、すっかり忘れてた。 『寒山拾得』は童話というより説話に近いんじゃないかな
でも子どもにもはっとさせる何かはある気がする
鴎外作品で最も低年齢向けと言えるのは何だろう
やはり『山椒大夫』かな
岩波文庫から最近出た『鴎外随想』の中で、木下杢太郎によれば
鴎外が夏目漱石について「あの男はえらい人だ」と言ったとされている
これはいささか意外
同時代の文学者では相対的に漱石を評価したであろうとはいえ
「わたくしも技癢を感じたし、立派と認める」といった客観的な感想くらいかと思っていたので
>>889
『?外追想』のことかな?
面白そうな本の紹介ありがとう 今度読んでみよう
ちなみに自分も鴎外の文学者漱石観については>>889と同じイメージを持っていた
木下の聞いた鴎外の言葉がいつのものか、
漱石の何について「えらい」と言ったか、によるかもね
木下は鴎外ファンだから、美化とは言わないまでも
鴎外がひとを悪くいっていた、みたいなことは書かないような気もする 『或日の森鴎外先生』木下杢太郎
…
この機会で森先生の夏目観の一端を附言しよう。「えらい」という言葉で森先生は夏目先生を評していられた。あの男はえらい人であると。自分も一度会いに行きたいと思うが、まだその機会を得ずに居るというようなことである。青楊会では両先生は既に相会して話されたことがあるだろうと思うが、特に夏目先生をその邸に尋ねたいと言うのであったろう。
…
初出 1930年4月『冬柏』
特に何がえらいとは言ってないな
『雁』を読んだけど、お玉ちゃん夢見すぎや(´・ω・`)
『雁』は岩波文庫の横山大観のカバー画がいいよね
鴎外から一作選べといわれたら、これだな
えらいって
すごいとか立派なとか言う意味もあるんだっけ?
森鴎外宛て書簡400通発見 漱石や啄木、歴代首相も
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/202208/0015530324.shtml
今年で没後100年となる文豪、森鴎外に宛て、夏目漱石や石川啄木ら明治、大正期に活躍した著名人が送った書簡約400通が見つかったことが5日、分かった。島根県津和野町の森鴎外記念館によると、差出人は作家の永井荷風や歌人の与謝野晶子、元首相の山県有朋、西園寺公望ら多岐にわたり、「ここまで多くの数が見つかるのは珍しい。鴎外の交友関係の幅広さが分かる貴重な資料」としている。
約400点は鴎外の娘婿でフランス文学者だった故山田珠樹さんの遺族らの元に保管されていた。2020年に見つけた山田さんの遺族が記念館に連絡して預託。専門家が内容や背景の分析を進めている。